When you wish upon うた

歌に願いを

アイドルフェスNPP2020 2日目レポ

※冒頭は1日目マルコピです。

 

2020年1月2日~3日にかけて行われたTOKYO IDOL PROJECT x @JAMが主催の「ニューイヤープレミアムパーティー2020」に2日通しで参加してきました。プレミアムなアイドル新年会ということで、今注目のグループがよりどりみどりな顔ぶれでしたね。

今回各日7,8組を見ることができました*1。あらかた見たかった現場を回れたので、大満足の2日間でした。回ったグループ*2の中でも、楽曲やステージパフォーマンスが特に印象に残ったグループを挙げて、楽曲ともどもご紹介できればなと思います。ちなみに私の推しはフィロソフィーのダンス神宿です。なのでこの2組については強制的にご一読いただきたいと思います。

 

今回は2日目。期待されているような気持ち悪い記事ではありません*3

1日目については下記リンクよりどうぞ。

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2日目

GEMS COMPANY

GEMS COMPANY | 株式会社ディアステージ

以下ジェムカン。現場でのオタクの真摯な推し方と、演者(いってしまえばキャラクター)の細かな動きが面白かったです*4。実のところ、帰ってから音源を聴くまでこの記事で取り上げるつもりはなかったんですが、下の音源聴いてから気が変わりました。かなり力入ってます。作曲が田中秀和さん、約束された勝利の作曲家です。

OAとして出てきて全部で3曲やったんですが、この2曲が面白かったですね。ジェムカンのオタクが気合入れてMIX打つもんだから、最初は興味なさそうだった他のオタクもそれを見て茶々入れるようになって、最終的に全員出てきたときには「か゛わ゛い゛い゛」とか「こ゛ん゛な゛に゛い゛る゛の゛」とか言うようになって、ほどほどに盛り上がっていました。

ステージでは結構メンバーが立ち代わり入れ替わりで、各ユニット毎のパフォーマンスがあって、最後に全員曲という形だったので、初見の人でもジェムカンにはどういうメンバーがいるか、という点はわかりやすかったと思います*5長谷みことさんが"推せる"なと思います。

推せますね。推しているグループがあったらミュートされてもいいから意地でもRTしろ、と思います。ミュートされる頃にはそやつの脳裏に、はっきりとグループの名前が刻まれているはずです。

 

普段はスタンディングのライブが少ないということだったので、今後はぜひスタンディングでかつ生歌でやってほしいナぁというのが楽曲派おじさんの願いです。

 

 

 

神宿

kmyd.targma.jp

 

僕のNPP2日目、ピークタイムでした。半年前に六本木の夏フェスでステージを見てから「あ、この子たちは伸びる」と思ってずっと追いかけてきました。っていうか『全身全霊ラプソディ』(後述)の一ノ瀬みかさんと小山ひなさんを見て推さないオタク何なん?鼓膜付いてるんか??*6 兎にも角にも顔も良ければ曲も良いと、一石二鳥の今最も聴いて観るべきグループのひとつです。

Zeppってそこそこの大舞台だと思うんですけど、昨年の秋頃に幕張メッセで単独のライブを行った彼女らにとってもう敵になる会場はないなと思わされたパフォーマンスでした。アイドルのステージ、ではなくて、神宿のステージ」でした。あんまり神宿の項だけ長くなりすぎるのもアレなので割愛しますが、各メンバーが2019年という波乱の年を経て成長した姿を見せてくれたんじゃないでしょうか*7

今回のセトリは「今の神宿を知らない層」に向けたフェス向けのセトリで、最後は振りコピ有名曲の『春風ambitisou』2連発。あまりの多動ぷりで汗だくになりました。運動不足のオタクになかば強制的に汗を流させる、さすが厚生労働省も推すアイドル(実話)ですね*8

中には昔見たけど今は知らない、というオタクもいたようで「こんなに歌唱力あったっけ?」という声もちらほらと聞こえてきました。歌については、私が見てきた半年間でも各々が相当に巧くなっていて表現力が爆発的に向上しています。今回のステージでも上を目指そうとする意志をバチバチに感じました。最近ではテレビやラジオでの露出も増えてきたので、いよいよもって地上へと突入するかという頃合いです。若い世代も多く、活気に満ちあふれています。推すなら今です。

 

 

 

わーすた

wa-suta.world

わーすた、現場に行ったことがなかったのですが、avex所属ということもあってさすがの歌唱力でした。この日『アンバランス・アンサーズ』が来たら床を這いつくばって死ぬと思っていましたが来なかったので無事生きながらえてしまいました。というか『アンバランス・アンサーズ』しか知らなかったので、今回最新の曲も含めていろいろ知れたのは成果でしたね。

 この日はプリパラの有名曲『最上級パラドックスからスタートして、その後はジャンルボーダーレスに展開しながら、ニューリリース曲に入っていきました。『遮二無二生きる!』はサビ後のBメロ入り前の弦楽隊の動きが面白くて好きですね。メインボーカルが緑と赤の子のようで、ふたりとも着ている衣装とは裏腹のエネルギッシュな歌唱で、会場のボルテージも最高潮でした。振りの揃い具合も他のグループとは一線を画していたと思います。「ちょこビーム」も初めて聴いたんですが、トリケラトプス勝利時に会場が拍手で包まれた瞬間があって爆笑しました。最高のオタク演出だと思います。次現場があったら絶対にやりたい。

既に海外にも進出していて、一定のファンが付いている様子。今回のNPPにも海外出身オタクが参加していて、日本語のMIXを堂々と使いこなしていたので非常に感心していました。日本のローカルカルチャーとして胸を張っておすすめできるアイドルグループを目指していってほしいと切に願います。

 

 

 

というわけで以上6グループ。これからもウォッチしていきたいなと思います。 

 次こういうフェスに行けるのはいつになるんでしょうね(血の涙)。

 

 

 

*1:サーキット型って都心だと経験があったんですが、お台場はいかんせん各会場との距離感があって少し大変でした。徒歩だとゆっくりめに歩いて15分ぐらいかかります。

*2:どこを回ったか知りたい方はTwitterで訊いてください。

*3:この時点ではわかりません。

*4:昨今この手のコンテンツのCGを見ていると同じモーションをつけて動かしているものも散見されるんですが、ここは違いました。

*5:かくいう私は元DSのオタクなのでほどほどにウォッチしていたりタイムラインで流れてくるのをそっと見守っていたので、あらかたのキャラクターは把握していました

*6:「私伝説になる見届けて」で毎回泣きそうになる、お前が一番やっていつも思う。ちなみに推しはみーにゃんこと羽島みきさんです。

*7:この注釈は塩見きらさんの歌を褒め称えるために置かれていましたが、紀元前2世紀頃、その内容の高慢さでブッダの怒りを買い、今は新地と化しています。どんなことが書かれていたんでしょうね。私にも見当がつきません。

*8:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/201912_00005.html :『タフラブ』という曲を提げて依存症についての理解を深めるためのイベントを行っていたりします。偉い。