アイドルフェスNPP2020 2日目レポ
※冒頭は1日目マルコピです。
2020年1月2日~3日にかけて行われたTOKYO IDOL PROJECT x @JAMが主催の「ニューイヤープレミアムパーティー2020」に2日通しで参加してきました。プレミアムなアイドル新年会ということで、今注目のグループがよりどりみどりな顔ぶれでしたね。
今回各日7,8組を見ることができました*1。あらかた見たかった現場を回れたので、大満足の2日間でした。回ったグループ*2の中でも、楽曲やステージパフォーマンスが特に印象に残ったグループを挙げて、楽曲ともどもご紹介できればなと思います。ちなみに私の推しは「フィロソフィーのダンス」と「神宿」です。なのでこの2組については強制的にご一読いただきたいと思います。
今回は2日目。期待されているような気持ち悪い記事ではありません*3。
1日目については下記リンクよりどうぞ。
2日目
GEMS COMPANY
以下ジェムカン。現場でのオタクの真摯な推し方と、演者(いってしまえばキャラクター)の細かな動きが面白かったです*4。実のところ、帰ってから音源を聴くまでこの記事で取り上げるつもりはなかったんですが、下の音源聴いてから気が変わりました。かなり力入ってます。作曲が田中秀和さん、約束された勝利の作曲家です。
OAとして出てきて全部で3曲やったんですが、この2曲が面白かったですね。ジェムカンのオタクが気合入れてMIX打つもんだから、最初は興味なさそうだった他のオタクもそれを見て茶々入れるようになって、最終的に全員出てきたときには「か゛わ゛い゛い゛」とか「こ゛ん゛な゛に゛い゛る゛の゛」とか言うようになって、ほどほどに盛り上がっていました。
ステージでは結構メンバーが立ち代わり入れ替わりで、各ユニット毎のパフォーマンスがあって、最後に全員曲という形だったので、初見の人でもジェムカンにはどういうメンバーがいるか、という点はわかりやすかったと思います*5。長谷みことさんが"推せる"なと思います。
いいねだけしてRTしない"スカした"オタク、はったおすが…
— 長谷みこと@ジェムカン (@HaseMikoto) January 3, 2020
推せますね。推しているグループがあったらミュートされてもいいから意地でもRTしろ、と思います。ミュートされる頃にはそやつの脳裏に、はっきりとグループの名前が刻まれているはずです。
普段はスタンディングのライブが少ないということだったので、今後はぜひスタンディングでかつ生歌でやってほしいナぁというのが楽曲派おじさんの願いです。
神宿
僕のNPP2日目、ピークタイムでした。半年前に六本木の夏フェスでステージを見てから「あ、この子たちは伸びる」と思ってずっと追いかけてきました。っていうか『全身全霊ラプソディ』(後述)の一ノ瀬みかさんと小山ひなさんを見て推さないオタク何なん?鼓膜付いてるんか??*6 兎にも角にも顔も良ければ曲も良いと、一石二鳥の今最も聴いて観るべきグループのひとつです。
Zeppってそこそこの大舞台だと思うんですけど、昨年の秋頃に幕張メッセで単独のライブを行った彼女らにとってもう敵になる会場はないなと思わされたパフォーマンスでした。アイドルのステージ、ではなくて、「神宿のステージ」でした。あんまり神宿の項だけ長くなりすぎるのもアレなので割愛しますが、各メンバーが2019年という波乱の年を経て成長した姿を見せてくれたんじゃないでしょうか*7
今回のセトリは「今の神宿を知らない層」に向けたフェス向けのセトリで、最後は振りコピ有名曲の『春風ambitisou』2連発。あまりの多動ぷりで汗だくになりました。運動不足のオタクになかば強制的に汗を流させる、さすが厚生労働省も推すアイドル(実話)ですね*8。
中には昔見たけど今は知らない、というオタクもいたようで「こんなに歌唱力あったっけ?」という声もちらほらと聞こえてきました。歌については、私が見てきた半年間でも各々が相当に巧くなっていて表現力が爆発的に向上しています。今回のステージでも上を目指そうとする意志をバチバチに感じました。最近ではテレビやラジオでの露出も増えてきたので、いよいよもって地上へと突入するかという頃合いです。若い世代も多く、活気に満ちあふれています。推すなら今です。
わーすた
わーすた、現場に行ったことがなかったのですが、avex所属ということもあってさすがの歌唱力でした。この日『アンバランス・アンサーズ』が来たら床を這いつくばって死ぬと思っていましたが来なかったので無事生きながらえてしまいました。というか『アンバランス・アンサーズ』しか知らなかったので、今回最新の曲も含めていろいろ知れたのは成果でしたね。
この日はプリパラの有名曲『最上級パラドックス』からスタートして、その後はジャンルボーダーレスに展開しながら、ニューリリース曲に入っていきました。『遮二無二生きる!』はサビ後のBメロ入り前の弦楽隊の動きが面白くて好きですね。メインボーカルが緑と赤の子のようで、ふたりとも着ている衣装とは裏腹のエネルギッシュな歌唱で、会場のボルテージも最高潮でした。振りの揃い具合も他のグループとは一線を画していたと思います。「ちょこビーム」も初めて聴いたんですが、対トリケラトプス勝利時に会場が拍手で包まれた瞬間があって爆笑しました。最高のオタク演出だと思います。次現場があったら絶対にやりたい。
既に海外にも進出していて、一定のファンが付いている様子。今回のNPPにも海外出身オタクが参加していて、日本語のMIXを堂々と使いこなしていたので非常に感心していました。日本のローカルカルチャーとして胸を張っておすすめできるアイドルグループを目指していってほしいと切に願います。
というわけで以上6グループ。これからもウォッチしていきたいなと思います。
次こういうフェスに行けるのはいつになるんでしょうね(血の涙)。
*1:サーキット型って都心だと経験があったんですが、お台場はいかんせん各会場との距離感があって少し大変でした。徒歩だとゆっくりめに歩いて15分ぐらいかかります。
*2:どこを回ったか知りたい方はTwitterで訊いてください。
*3:この時点ではわかりません。
*4:昨今この手のコンテンツのCGを見ていると同じモーションをつけて動かしているものも散見されるんですが、ここは違いました。
*5:かくいう私は元DSのオタクなのでほどほどにウォッチしていたりタイムラインで流れてくるのをそっと見守っていたので、あらかたのキャラクターは把握していました
*6:「私伝説になる見届けて」で毎回泣きそうになる、お前が一番やっていつも思う。ちなみに推しはみーにゃんこと羽島みきさんです。
*7:この注釈は塩見きらさんの歌を褒め称えるために置かれていましたが、紀元前2世紀頃、その内容の高慢さでブッダの怒りを買い、今は新地と化しています。どんなことが書かれていたんでしょうね。私にも見当がつきません。
*8:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/201912_00005.html :『タフラブ』という曲を提げて依存症についての理解を深めるためのイベントを行っていたりします。偉い。
アイドルフェスNPP2020 1日目レポ
2020年1月2日~3日にかけて行われたTOKYO IDOL PROJECT x @JAMが主催の「ニューイヤープレミアムパーティー2020」に2日通しで参加してきました。プレミアムなアイドル新年会ということで、今注目のグループがよりどりみどりな顔ぶれでしたね。
今回各日7,8組を見ることができました*1。あらかた見たかった現場を回れたので、大満足の2日間でした。回ったグループ*2の中でも、楽曲やステージパフォーマンスが特に印象に残ったグループを挙げて、楽曲ともどもご紹介できればなと思います。ちなみに私の推しは「フィロソフィーのダンス」と「神宿」です。なのでこの2組については強制的にご一読いただきたいと思います。
とりあえず今日は1日目だけ。そんなに気持ち悪いことは書いていないと思います((当人比。))。
2日目については明日書きます。
1日目
虹のコンキスタドール
https://dearstage.co.jp/artist/2zicon
以下虹コン。他のグループのトークショーに参加していたため会場に入るのが遅れて最後の2曲しか見ることができなかったんですが、ステージとオタクの一体感という点においては1日目通して最高だったと思いました。
ねもっちゃん、可愛いよね。というお話はさておき、虹コンの代表2曲;通称『ずっサマ』と『トライアングル・ドリーマー』を見ました。恒例のハートジャンプや三角形の振り付けは定番の沸きポイントですね。誰が見ても面白いし誰でもできるので、大きい箱で大人数でやればやるほど楽しいんですよね。ズルい。
ステージでは縦横無尽に駆け巡るパフォーマンスが多く、その一方で各々がしっかりと動きのなかでの止めどころを実践できているので、格好良く見えました。各メンバーの声質も良いので、はっきりと誰が歌っているのかがわかります。ねもっちゃんの声が好きでね(2回目)。これもまた耳に残るというか、箱で聴いたときの印象が強い。音源で聴いたときの印象よりも「ライブ良かったな」という印象が勝つ所以だと思います。
今回虹コンのオタクも同伴していたので、これまでの経緯だとか、現状新しい目標に向かって突き進んでいる様子とかを伺うことができて、今応援すべきグループのひとつだなと感じています。
クマリデパート
僕のNPP1日目最大の目当てでした。よくぞこの舞台に立ってくれました。Spotifyで聴いてから楽曲派としての食指が動いたためライブを是が非でも見に行きたいと思っていたグループ。
なによりも『極LOVE浄土』と『シャダーイクン』が本当に強い。ニューエイジ・ディスコとでも言うべきダサかっこいいサウンドと、めちゃくちゃにキレのあるサビメロ、このメンバーが歌っている意味を感じる音色のガールズボーカル。聴くだけで全身の細胞がライブ会場になり多動を始めます*32019年下半期最強クラスの楽曲だと信じて止みません。
ライブはメンバーの緊張が感じられて、なかなか本領発揮というわけではなかったように思えます。ステージ上でのパフォーマンスは4人でフォーメーションを生かした個性的なダンスが魅力的でした。今出せる力は出し切ったんじゃないでしょうか。それにしてもオタクの勢いが無さすぎました。この楽曲群を投げ込まれたにも関わらず多動しているオタクの少なさがとても嘆かわしい*4……ですが、曲の強さは一定の初見オタクに通じたんじゃないかと信じています。2月にワンマンライブを予定されている*5ようなので、知らないうちにチケットを買って、気づいたらフロアの中央で踊り狂っていないことを祈るばかりです。クマリデパートには2020年の飛躍を期待したいです。
フィロソフィーのダンス
https://danceforphilosophy.com/
以下フィロのス。「音楽」って言葉はフィロのスのために生まれたんですよね。それ以上語る必要がありますか?まだ聴いたことがないなら今すぐに聴くべきです。2020年メジャーデビュー、既に地上波冠番組である「フィロのス亭」の放映も開始しています。
この日『ベスト・フォー』か『ドグマティック・ドラマティック』が来たら床を這いつくばって死ぬと思っていましたが、両方来たので無事死にました。まさか本当に両方来るとは思っていませんでした*6フロアをナメクジのように這いずり回るのは出禁になりそうだったのでやめました*7。
この日の〆はもちろん『ダンス・ファウンダー』、フィロのスの伝家の宝刀です。フィロのスがトリだったこともあり、前線のオタクが全員フィロのスのオタクだったため、コールの叫びのデカさと熱量が半端じゃなかったです。他方でこれまで推しジャンによって耐荷重を酷使されてきたフロアにとても優しい横ノリが会場を包み込みました。治安の良さも随一だったのではないでしょうか。僕の最推しである日向ハルさん*8は年始一発目の歌唱も最の高でした。神です。
NPP行けなかった皆さんも昨日行った皆さんもぜひ曲を聴いてくれたら嬉しいですね。
続きはまた明日。
*1:サーキット型って都心だと経験があったんですが、お台場はいかんせん各会場との距離感があって少し大変でした。徒歩だとゆっくりめに歩いて15分ぐらいかかります。
*2:どこを回ったか知りたい方はTwitterで訊いてください。
*3:これを書きながら聴いていたんですが、やはり自然と身体が踊り狂っていました。おかげで執筆が30分遅れました。約6クマリデパートです。
*4:最悪もっと治安が悪くても良いのではとも思ってしまいました。
*5:https://www.qumalidepart.com/posts/7235734
*6:ベスト・フォーで新木場思い出して涙止まらなくなってしまった。隣にいた女の人がやや怯えていた気がしないでもない。こんな限界オタクが隣で大変申し訳なかった。
*7:大量の涙で身体の滑りは良いかなと思っていました。
*8:別会場で行われていたトークショーで「いや~私たちメジャーアーティストなんで~」ってわざとらしくイキっていたので爆笑しました。
【神宿】東西塩見推し座談会を開催しました
今話題のアイドルグループ、神宿のメンバー「しおみぃ」こと塩見きらさんについて真剣に考える会を開催しました。
事の経緯としましては、今回、東西を代表する真剣オタクとクソリプオタクの2名が東京に集まるということで、この機会を逃すまいとした私ちえりすくんが招集をかけた次第です。
今回、さまざまなテーマで塩見きらさんについて約1時間ほどお話してきましたが、その中でも面白かったテーマをオタク会話録番外編としてまとめさせていただきました。
もくじ
東西塩見推し座談会 参加者のご紹介
@newtierisu(ちえぴ)
・レモンライム推し
・今回のスライド作成ならびに司会進行を務めましたが、中身はヤバイ
@satokaf(カフカくん)
・塩見きらさんを守るために21年間筋肉を育ててきた男
・塩見きらさん推し
・小顔で可愛いため推されているが、中身はヤバイ
@kg_null(ぬるくん)
・塩見きらさんと永遠に邂逅できない呪いにかけられている
・塩見きらさん推し
・一貫性のあるリプライに定評があるものの、中身はヤバイ
今回の座談会に同伴いただいた@Kira_KMYD(塩見きらさん)*1
・超新星アイドル
・人類史上最強の美白
・すみっこぐらしが好き
・12月11日現在のサブ垢のアイコンが「えびふらいのしっぽ」
@Kira_KMYD (塩見きらさん)についておさらいするスライド
他にもヤバイスライドをたくさんつくりましたが、ここでは割愛します。
オタク会話録番外編・本編
Q. 塩見きらさんとの出会い
(会話の名前については敬称略)
ちえぴ「皆さんお集まりいただきありがとうございます。またとない機会ですが、普段インターネッツでしかお会いしていないため、改めてみなさんと塩見きらさんとの馴れ初めについてお伺いできればと思います。」
ぬる「僕は関口なほさんが辞めたタイミングぐらいで神宿のことを知ったんですよ。」
ちえぴ「俺たちよりも古参だね。」
ぬる「本格的に見始めたのはしおみぃが加入した直後ぐらいでしたね。YouTubeにアップロードされたしおみぃの声を聴いて『低い、好き』ってなったんです。」
カフカ「笑」
ぬる「声が低い女の子が好きで。亀垢で私信*2をもらったことがあったのもあって、リプライするようになりましたね。各所に僕のリプライが知れ渡り始めたのは、最初にクソリプしてからしばらく経ってからだったと思います。」
カフカ「僕は元々ちえぴさんの知り合いに神宿現場に誘われて。9月頃に誘われて秋葉原に行ったのがはじまりでした。」
ちえぴ「そうでしたわ。」
カフカ「最初にちえぴさんからもらったしおみぃについての情報が『サインが面白い』で。」
ちえぴ「亀にきらって書いてあるんだって教えた。」
カフカ「そんなこと言われても、最初は全然わからないじゃないですか、他のメンバーの紹介も大概でしたけど(半ギレ)*3。アキバのライブのあと、別のリリイベで接近の機会があったんですが、そこで衝撃的な一言*4を言われて。僕の聞き間違いではないかと思ったんですが、次の埼玉の接近でも同じことを言われたので…」
ちえぴ「完全に特典会会場に魂をおいてきてたよね。」
カフカ「もう、トリップで。」
ちえぴ「こちら側の問いかけに全く応じなかった。」
ぬる「笑」
ちえぴ「その日からプロフィール欄が塩見きら単推しに変わったのよね」
Q. 塩見きらさんの好きなところを一言で表すと?
ちえぴ「すると皆さん、塩見きらさんと出会ってから半年以上立つわけですが、塩見きらさんの好きなところを一言で表すと?」
ぬる「非常に難しいですね。」
カフカ「うーん、一言じゃ無理じゃないですか。」
ちえぴ「そうだね、言語化不能な魅力が塩見きらさんにはあると思うんだよね。僕らはユニバーサルに塩見きらさんのことが好きなのかなと」
ぬる「間違いなくあるのはね…明らかに調子乗りなところがあると思うんですよね。躁と鬱が激しい。」
ちえぴ・カフカ「草」
ぬる「特典会とかライブで最高になって、レッスンで終わったであろうタイミングで度々人間やめたくなる。その乱高下がね。」
ちえぴ「別の角度から見ると、それは上昇志向が強いってことだと思うんだよね。僕が(塩見きらさんの好きなところを)挙げるとしたらそこだなぁ。大学生とアイドルの両立って、かなり強い気持ちがないとやっていけないと思う。」
ぬる「やったるぞ、っていう気持ちね。」
ちえぴ「そう。人間やめたいっていうけど、なんだかんだで人間目指しているところ。」
カフカ「僕はやっぱり、手がふにゃっとしているところ…」
ちえぴ・ぬる「でた笑」
カフカ「いやだって、なかなか手がふにゃっとしている人はいないと思うんですよ」
ちえぴ「いや、塩見きらからの認知を最も求めている男の時点で平凡に生きようとしてないから、大丈夫」
カフカ「手が好きなわけじゃないんです。手がふにゃっとしちゃうところが好きなんです。」
ぬる「あ~」
カフカ「あの空間にいて、あとからアイドルになって、僕だったら頑張らなきゃなって思うはず。アイドルとして人前に立とうとしたら、自分だったらビシっと決めちゃうところを、自我を保ってやれる人ってなかなかいなくないですか。塩見きらさんが自分らしさを崩さずに、あのすばらしいメンバーの中でアイドルとして対等にやっていけている瞬間が、手がふにゃっとしているときだと思うんです。」
塩見きらさんがアイドル界にもたらしたこと
ちえぴ「塩見きらさんは、そういう意味でも超新星だと僕は思うんですよね。ちょっと前までは大学生だったわけですよ。変わりたい、って気持ちがあって、しっかり今変われているわけで。」
ちえぴ「まぁあんまりね、他のIPを出すのはどうかと思うんですけど…実質的には大空あかりちゃんみたいな、最初はいろいろなことで頓挫しそうになるんだけれども、最終的には自分を見失うことなく邁進していける人なんじゃないかなぁと。どうなんでしょう、今そういう人ってアイドル界隈だけじゃなくて、世の中でも少ないんじゃないかなぁ。」
カフカ「みんな、見てますからね。しおみぃのそういう部分を。」
ちえぴ「外には見えていなくても、滲み出ているからこそ、あれだけフォロワーがついてきてるんだと思うのよね。」
みなさんから塩見きらさんへ一言
ちえぴ「さて、いろいろとお話をしてまいりましたが、みなさんから塩見きらさんへ一言ずついただきたいなと思っています。会の冒頭でブログに残すかもしれないと言った矢先なので、接近とは違って言いにくいこともあるかもしれませんが…」
カフカ「いやちえぴさん、ちょっとまってください。」
カフカ「接近だろうとインターネットだろうと、塩見さんに届いていれば、どんな言葉でも意味があるんです。」
ぬる「まったくそのとおりですよ。」
ちえぴ「なるほど…。」
カフカ「塩見きらさん、好きです。」
ちえぴ「強すぎる。」
ぬる「僕が今塩見きらさんに言いたいのは、どうなりたいのかってことですね。」
ちえぴ「その言葉が意味するのは?」
ぬる「今塩見きらさんが、どんな未来を射程に捉えているのかが知りたいんです。たとえば武道館とか、もっと大きなステージに立ちたいとか。どこに連れていってほしい?連れて行ってあげるよって言いたい。連れて行ってあげて当たり前じゃないですか、だってオタクだもん。」
ちえぴ「俺の普段のクソリプが本当に申し訳なくなる。」
それぞれが塩見きらさんについて熱い思いを語り合い、無事に座談会は終了しました。
急ぎ思い出せる話題と、録音していた部分の話題についてまとめさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。
ちなみに座談会後の二次会では、みかん鰤・ジャコ天・ポンジュースなど、愛媛の料理を堪能しました。こんな美味なものを食べて育ってきたら塩見きらさんのような美貌を持つに決まっています。
いつか3人で四国を旅したいですね。
*1:実際には同伴いただいておりません。現実と空想を混同するオタクにはならないようくれぐれもご注意願いたいです。
*2:なおオタクの言う私信というのは「UFOを見た」という証言の信憑性に等しい
*3:ひなぷぅは耳にピアスがばちばち付いているファッションメンヘラだということだけ当時は伝えていました。
*5:ジョジョ4部に出てくる強敵。女性の手を愛してやまない狂人だったが、他方で平凡に生きることを人生の目標としていた。詳しくはピクシブ百科の吉良吉影のページを参照https://dic.pixiv.net/a/%E5%90%89%E8%89%AF%E5%90%89%E5%BD%B1
*6:女児アニメの金字塔的作品。178話という大行程は涙無しには語れない。
神宿の特典会を体感した(超私的レポ)
前置き
今日はキモ(ちよ)いの書けるなと思って書きました。神宿の特典会、超私的レポートだよ。
いざ行かん特典会
都内某所。虚無の顔をしながら帰宅するサラリーマンと酒飲みの魑魅魍魎と化した大学生を軽快なキモステップでかわしながら、僕はある場所へと向かっていた。今最も波に乗っているであろうアイドルグループのひとつ、「神宿」の特典会である。特典会のみ、という形のイベントに参加するのは、今回が初である。
僕は某秋葉原を主戦場とした運営事務所のことしか知らなかったので「特典会というものはライブ・イベントに付随するものだ」という認識だった。けれども、実際には特典会単独で行うタイプの運営もあるようだ*1。
期待に胸を膨らませながら到着したのは、出版社のイベントスペースだった。今回の特典会は、雑誌掲載を記念したチェキ会とサイン会である。雑誌やポスターを購入すると、購入した金額にあわせて特典券がもらえる。特典会というのはレギュレーションが毎回定められていて、今回は雑誌を1冊買えばチェキを1枚撮影できた。ポスターやサイン入りのポスターを購入すれば、更に特典券がもらえる=より多くのチェキが撮れる。
神宿の特典会で個人的に新鮮だと感じるのは、チェキ撮影時に「本人のみ写っているチェキのワンショット」か「本人と一緒にチェキに写ることができるツーショット」を選択できることだ*2
僕の目当ては2つ。今イチオシだと思っているメンバー「みーにゃん」こと羽島みき*3とチェキを撮ることと、いつもクソリプを送りつけている「しおみぃ」こと塩見きら*4と接近することだった。少なくとも特典券が2つ必要なので、みーにゃんのサイン入りポスターを買った。6,000円。安い(錯覚)。
「みーにゃん」こと羽島みき
「しおみぃ」こと塩見きら
可愛いはオタクを浄化する
物販の時間を終えて30分後。ようやく特典会がスタート。5人が一定の距離を置いて、イベントスペースに横一列に並んでいるので、お目当てのメンバーの列にならんで撮影タイミングを待つ仕組みだ*5。
神宿の現場に来て思うのは、客層が若く、女性の比率も非常に高いということだ。女性の比率については、約3~4割ほどの女性が常にイベントに足を運んでいる印象である。これはYouTubeやTiktokの新しいメディアを活用した展開が大きく影響していると思う。が、もう一つ重要なことがある。「メンバーが全員可愛い」。
待機中に全員の姿を見ることができるのだが、もう本当に、何をどうしたら全宇宙からこの5人を集められるのかと思うほどに驚異的な可愛さである。可愛さアベンジャーズなのである。ニック・フューリーがこの特典会に並んでいても何らおかしくはない。多分ニック・フューリーは一ノ瀬みかが好きだ。どんな戦士よりもストイックだからね。いやニック・フューリーが国家予算でチェキ撮ってるってマジ?知らなかった~。
そんなこと(?)が影響してか、僕が他の現場で見てきた「変なオタク」がほとんどいないのだ。これも女性比率を高めているひとつの理由なのかもしれない。あまりにもハイレベルな可愛いはオタクを浄化する武器にもなるーーそう感じた。
みーにゃんだよ、ちえぴ……
ちえぴというのは、オタク間で使われる僕の愛称である。
みーにゃんの列に最初に並んだ僕は、前から3番目という気が狂いそうになるポジションを獲得してしまった。本人との距離が目と鼻の先ぐらいに感じる位置である。ただしこれは、思いの外みーにゃんの列が伸びていなかったことに起因する。最初の数十秒は前から3番目で最後尾列札を持っていた。悲しい。みーにゃんを推せ。
神宿のオタクは、ひとつのメンバーをガチ推しするというよりも、いろんなメンバーを並行して推しているらしく、特典会の列もほどほどにバラける。最初に列が他メンバーよりも薄いなと思っても、そのうち他の列で撮影を終えたオタクたちが並び始める。しばらくしたらみーにゃんの列もしっかり形成されていたので安心した*6。
そうこうしている時間もなく、列に並んでから間髪入れずにみーにゃんと接近だった。ツーショ1枚にしようと考えていたが、それだと特典券が1枚余る計算だったことに加えて、万が一ツーショに写ったオタクがキモかった場合の保険として、ピンショとツーショを1枚ずつお願いした。ちなみに枚数が増えたからといって接近時間が増えるわけではない。人気グループの定めである。
接近の会話について詳しく記そうと思ったが、書き起こした途端にクソがつくほど恥ずかしくなってしまった。思い出すのは、みーにゃんの真っ直ぐな目と、超デカい瞳と、可愛さ5000兆点の声と、YouTubeで見たコミカルな動きとは裏腹の落ち着いた姿勢と……「好き」でしたね(玄人オタク感)(やや遠くを見つめながら)(静かに言う)*7。
六本木のフェスで見て感動した、という話をしたら、アイドルの現場によく行くのか?という質問をみーにゃんから投げられた。これは他の現場でもよく訊かれてしまう質問だ。とっさにディアステージ系の現場にいたと言ってしまったが今はフィロのスと神宿の現場が専らであることに気がついた。しかしこの質問、ドルオタとしての姿がすっかり板についてしまったということなのか、それともドルオタらしからぬ雰囲気なのか。どちらにせよ地獄である。
結果としてはツーショもピンショも超絶可愛かったので正解だった。一週間仕事がんばってきた甲斐があった。ありがとうお姉ちゃん。人生だよ、みーにゃん……。
いろんなわい🥴🥴🥴🥴https://t.co/mZjd2aYv4Chttps://t.co/882Emy5hqnhttps://t.co/6SbYGFbZEv#神宿 pic.twitter.com/fQ91bRmysb
— 羽島みき@9.29幕張メッセ (@MikiKMYD) September 18, 2019
しおみぃとの邂逅。
みーにゃんとの接近を終えたあと向かったのはしおみぃの列だった。この日一番列が伸びていたのは、恐らくはしおみぃだったのではないか。緑担当として神宿入りしてから半年、「愛され」性質を体現しつつある彼女を是が非でも応援したいというオタクの数が、彼女のアイドルとしての才能を裏打ちしている。
訳あって関西在住のオタクと「しおみぃと接近してクソリプの主が誰なのかを明かす」ことを約束してしまったので、この日はなんとしてもしおみぃと接近して自己紹介をしなければならなかった。
耳からかわいいうどん出てるよ!!!!!!!
— ちえりすくん a.k.a. Cheppy (@newtierisu) August 23, 2019
現代を踊るフラメンコ、塩見きら
— ちえりすくん a.k.a. Cheppy (@newtierisu) September 19, 2019
いうほどクソリプではないな?
ツーショの時間を経て、いよいよ自己紹介。この日のやり取りを引用して紹介しよう。
ちえぴ「しおみぃってTwitterの名前とか見てます?」
しおみぃ「(薄ら笑いしながら)見てるよ」
ち「僕、ちえりすくん…Cheppy…って名前でやってて」
し「アァッ!wwwwww でタァッ!!!!!」
でタァッ!!!!!ではない。
ち「いや、訳あって会いにいかねばと思って」
し「やっと会えたわ!!!ってかそんな感じなの(草)」
ここで剥がされたのでバイバイした。逆にどんな感じだったんだろうね。
最後に:ひなぷぅとめいりんもいるよ
以上です。最後に超可愛いひなぷぅとめいりんの写真を載せておきます。
ひなぷぅはこの容姿で耳にピアスじゃらじゃら、ファッションメンヘラでめちゃ歌が上手い。めいりんはみーにゃんのガチ妹、モデル感がヤバい。どちらも女子人気高し。
「ひなぷぅ」こと小山ひな
「めいりん」こと羽島めい
「フィロソフィーのダンス」との邂逅
僕が毎週のルーティンとしてやっていることがある。週ごとに更新されるSpotifyのDiscoverとNew Releaseのプレイリストを片っ端から聴くことだ。ただし、つまらないと思ったら、飛ばす。
順ぐり聴いていく中で、気になるグループ名があった。「フィロソフィーのダンス」だ。SNS上で名前を見かけていたほか、タワレコ錦糸町店でよく見かけていたため、今人気を集めつつあるアイドルグループらしいという認識は持っていた。ただし、独断と偏見により、彼女らの曲を聴いたことは一切なかった。
ここで出会ったのも良い機会だと思い、飛ばさずに再生をした。流れてきたのは『ダンス・ファウンダー』だった。曲を聴いてのファーストインプレッションは、度肝を抜かれたの一言に尽きる。よりミクロに言うと、いわゆる「アイドル」というイメージからは想像できないほど型破りでソウルフルな歌声を持つ女性がいた。僕にはこれが衝撃だった。
いまや『ダンス・ファウンダー』 は彼女たちの代名詞でもある
いやしかし、どう考えてもジャケットに写っているうら若き*1女子たち*2から出ている声だとは、にわかには信じがたい。歌を聴いてジャケットを見直し、一体どの人からこの歌が放たれているのかを想像する。リピートして、ジャケットを見直して、またリピートする……という行為を幾度となく繰り返した。が、結局のところ、誰がどのパートを歌っているのかについては、この時点では全くわからなかった。
とりあえず、各メンバーの名前だけでも覚えようと思い、天下のGoogle先生にお願いをして、顔と名前を一致させた。そして、後々YouTubeで見ることのできたライブ映像から、この歌声の持ち主が誰かがわかった。僕が後に「神」と崇め奉る「日向ハル」: 通称ゴリゴリのゴリ、ハルちゃんである。
近年のレコーディング技術が進歩したこともあるため、この歌が「本物」なのかどうかを確かめたいという気持ちが日に日に増していった。ライブに行く機会を伺っていたそんなある日のことである。SNSで繋がっていた高校の同級生が「フィロソフィーのダンス」のファン(加えてファンクラブ会員でもある)というから、これは僥倖だと思い、早速土下座をしてチケットを用意してもらった*3。
初めて行った「フィロソフィーのダンス」のライブは、渋谷のO-nestで行われていた定期公演のようなもので、歌割りのメンバーチェンジがある内容だった。今思えば、これはとてもレアな経験だったが、当時は片手で数えられるほどしか曲を知らなかったため、その恩恵を存分に味わえたわけではなかった。しかし、今でもその光景を鮮明に覚えてはいる。
会場の人の入りも箱パンパンでファン層の厚さを感じたのだが、それ以上に驚いたのは、ファンクな楽曲にアイドル文化がバッチバチに持ち込まれていたことだった。つまるところ、演者の名前を件のリズムで叫んだり、タイガーファイヤーで始まる呪術・サビのフワフワコールや加速するクラップなどなど……オタク的ムーブメントがわんさか巻き起こったのである。他の現場で慣れていなかったら、泡を吹いて卒倒していたに違いない。
しかしながら真に恐ろしいのは、そんな破壊的ともとれる行為の合間に聞こえてくる、FUNKY BUT CHICで非の打ち所がない音楽である。他の追随を許さない圧倒的なクオリティでステージから飛んでくる歌とパフォーマンスは、見る人の目を離さない。
品川ステラ・ボールで行われた生バンド・ライブは、"伝説"の呼び名が高い。
メンバー全員が高水準の歌唱力を持っている中で、やはり気が狂うほどのディーバボイスを持っていたのが日向ハル、その人だった。
間違いなかった。「本物」だと思った。
この日、ハルちゃんは特典会をお休みだったため、直接の会話はできなかった。が、同期女オタクのご厚意に甘えることができたため、握手会には参加した。グッズを1k買うことで特典券が1枚もらえるのだが、この日のレギュレーションはたったの1枚の特典券でメンバー全員と握手ができるというものだった。オタクをお財布としか思っていない運営レギュを経験している身からすると、破格とも思える待遇だった。
初めての全員握手は、緊張のあまり顔面がウーパールーパーになっていたと思う。大した感想もひねり出せないまま、佐藤まりあさん(通称あんぬ)にステージが良かったことを告げて、奥津マリリさん(通称マリリ)にはすでに前を行く女オタクに連れてきてもらった話をして*4、十束おとは(通称おとはす)さんには女オタクの旦那と勘違いされ、小規模な混乱のなかで握手会は終わった。僕の全身がウーパールーパーになっていたからか、連番女オタクからは楽しめたか心配されてしまったが、ぜひ安心してほしい、大変楽しかった。
その後のライブもいくつか通った。「二丁目の魁カミングアウト」・「predia」・「大阪☆春夏秋冬」の特大4マンに、テレ朝夏祭りスペシャルワンマンライブ、六本木アイドルフェスに真夏の野音4マン……回を重ねるごとに感じたのは、「フィロのス」には紋切り型なステージがひとつとしてない、ということだった。セトリもみんなが期待しているものを叩きつけてくる。ライブに行くたびに、より輝いて見えるようになる理由がそこにあった。
夜の野音で聴いたヒューリスティック・シティほど「エモい」を形どった記憶はない。
ある特典会で、ついぞ日向ハル神と対面する機会を得ることができた。僕が「ふしぎなおどり」じみた挙動不審さと共に現れて、日向ハル神のことをあんまりべた褒めするものだから、神からは「お前は本当にオタクなのか?」「他の現場にも顔を出しているオタクであれば安心した」という謎の危険人物アラートを頂いてしまった。大変反省している。
なお、令和のアイドル・フロンティアを切り開こうとしている神は、人民に対してかなりフランクであり、分け隔てなく等しく接する聖なる者だったことは、特筆しておくべきだろう*5。
ここまで日向ハル神にフォーカスしてきたが、他のメンバーも魅力的であることは十分に伝えておきたい。おとはすは天然記念ハイトーンボイスを持つ、ゲーム好きの陰キャクイーン。あんぬはウルトラビューティ腹筋を持つ、赤ちゃんからのモデル体質。マリリは爆裂谷間オバケで、乳だけでなくステージでのレスも爆裂している。と、深掘りしたくなる個性的なキャラクターが満載なのである。唯一共通していることがあるとすれば、変顔が得意。
アルバム『エクセリシオール』は、僕がこの上半期聴いてきたアルバムの中でも指折りのマスタリングクオリティである。
もしまだフィロソフィーのダンスを知らないとしたら、まずは合間に紹介している楽曲をぜひ聴いてほしい。もちろん、万人に刺さるジャンルだと言うつもりはない。ただし、音楽とアイドルを愛する者であれば、その心臓を鷲掴みにするだけのエネルギーがあることを感じることができるはずだ。もし身体が小躍りを始めたら、次に踊るべきは現場である。そこに間違ったステップなんてない。ぜひ気軽に足を運んでほしい。
六本木アイドルフェスティバルに行ったら神宿が刺さりました
六本木アイドルフェスティバル(以下RIF)Day2に参加してきました。結論から申し上げますと私の胸に「神宿」が刺さりました。今回全く予習せずに参加して「あぁ、神宿ね、名前は聞いたことあるわ、ま~YouTube見たけど可愛いだけかな~」みたいなクソイキリオタク面してステージを拝見していたところ、神宿=グングニルが私の心臓を一突きにしてくれました。予想のはるか斜め上を行く内容で、私の見解が偏見であることはすぐにわかりました。
恐らくは「YouTubeでしか見たことがない」とか「音源しか聞いたことがない」、「ゴッドタンでちょっと見たぐらい」という人が多数いるんではないかと思うので、今回ステージを見た感想をベースに神宿を紹介していこうと思います。
そもそも神宿とは
2014年9月結成。原宿発の5人組アイドルユニット。UUUM所属。メンバーは一ノ瀬みか(赤)、羽島めい(青)、羽島みき(黄)、塩見きら(緑)、小山ひな(ピンク)。グループ名の「神宿」は「神宮前」と「原宿」を合わせたもの。神宿(KMYD)の頭文字 K=KAWAII(可愛い!)M=MAX(全力!)Y=YELL(応援!)D=DREAM(夢!)を届けるために原宿を拠点に活動している。
結成から1年のワンマンであの渋谷duoを前売りのみで埋め、その約半年後のワンマンでは渋谷O-EASTを埋めました。メディア展開も増え、あれよあれよと言う間に次のワンマンが幕張メッセ(!?)という、圧倒的パワーとスピード感で5年間を駆け抜けているアイドルユニットです。私は新参も新参なので、これまでの歴史について深堀りすることは控えますが、兎にも角にも今最も注目すべきアイドルユニットのひとつなのではないかと思います。あと事務所が強すぎる。動画メディアを使った広報戦略も上手なんじゃないでしょうか。
ちなみに昨年12月で緑担当の子が交代、それまでは関口なほさんという方が緑担当でしたが「勇退」し裏方に回っているとのこと。2019年5月、オーディションを経て塩見きらさんが緑担当としてjoinし、現5人体制になりました。
RIF 2019で見た神宿
①メンバーの歌唱・ダンスの水準が高い
最初のうちにすごい真面目なお話をしようと思います。まずRIF初見でおったまげたのは、全員がきちんと歌って踊れること。しっかり踊りながら、ばっちり歌えることと言ったほうが良いかもしれません。これは現場に行かないと感じられないことのひとつですが、YouTubeで公開されているMVなどでは測れなかった「現場」のエネルギーをまさに感じることができました。本当にすごかった。マイクを通して伝わってくる熱量やパフォーマンスの勢い・一体感は、RIF Day2の中ではピカイチだったと記憶しています。
当日のセトリにもあった『全身全霊ラプソディ』振り付け動画。振りの静・動のタイミングにこだわっているだろうことはこの動画からもご理解いただけるんじゃないかと思います。ステージで見たパフォーマンスはこの動画の比じゃなかったこともお伝えしておきます。
この曲の1分20秒あたりからセンター一ノ瀬みか(一ノ瀬みか@9.29幕張メッセ (@MIKA_KMYD) | Twitter)さんのソロを聴くことができます。この瞬間RIFの現場ではステージサイドにある画面に一ノ瀬さんがどアップで抜かれていました。音源よりも遥かにストレートな声と、本気顔*1がでかでかとディスプレイを飾っていました。他の追随を許さない、という意志すら感じる歌と顔面でした。これこそ、彼女が放つ熱量が声に乗って届けられた瞬間で、会場の空気感が変わった瞬間でもありました。正直震えました。もちろん上を見れば、技量に勝る人たちはいくらでもいるんでしょうが、アイドルという領域で闘う・魅せるという点において、少なくとも私は「この人たちを応援しないでどうするんだ」という気持ちにさせられました。
②曲が強い
『グリズリーに襲われたら♡』 ←可愛い
作詞・作曲:清 竜人 ←強すぎる
編曲:MOSAIC.WAV ←強すぎる
『春風Ambitious』 ←楽しい
玉屋2060%提供 ←強すぎる
『お控えなすって神宿でござる』←目に入れても痛くない紋所
作詞・作曲:玉屋2060% ←強すぎる
清 竜人さんと玉屋2060%さんは「でんぱ組.inc」にも楽曲提供している、いわばバッキバキのアイドルソング請負人です。こと神宿の楽曲群については、日本語の言葉のリズムを上手いこと楽曲にのせていて*2、これも小気味の良さを生み出していると思います。御二方へのリスペクトが止まりません。
曲のメロディーに関していてば、たとえば『グリズリーに襲われたら♡』や『お控えなすって神宿でござる』なんかは、サビの入りが意味わからなすぎて痙攣してしまいます。有識者が聴けば普通なのかもしれませんが、あまり音楽に精通していないパンピー*3からすると、曲を聴くたびに飛び道具で殴られるような感覚です。
振りもわかりやすくて、オタク側主導で盛り上がるという感じではなくて、神宿側から「どう盛り上がるべきか」を提示される雰囲気もあり、みんなで楽しめる要素がたくさんありました。この楽曲と振りのテンションで会場が沸くのを想像してください。めちゃくちゃ楽しいですよね。RIFもクソほど楽しかったです。RIFの現場制限もあってか、治安も良かったと思います*4。
③バイタリティがありすぎる
完全に蛇足かつあとで聞いた話なのですが、神宿はRIFの前に他のフェスに参加して、そこから六本木に直行したらしいのです。それであのステージか~~~~~俺たちオタクとは程遠いメンタルバイタリティだぁ~~~~~~~~~といたく(痛く)感心しました。
④ここまで見てきたけど、全員可愛くない?
いい質問ですね。いいえ、私の内なる池上彰が出てくる以前の問題です。なぜならそれは自明の理だからです。そもそも神宿の頭文字であるKはKAWAII(可愛い!)だと最初の公式ホームページ引用で申し上げたじゃないですか。あなたの目はどこに付いているんですか?いいえ、今その質問を投げかけることができたあなたには、しっかりと心の目が備わっています。私にはわかります。あなたにもわかりましたね、神宿は全員が可愛い。箱、まっしぐらです。
おわりに
それで、神宿の直近のライブ情報なんですけど。
8月12日(月・祝)@日比谷野外大音楽堂でライブがあるそうです。今回のRIFで私が目当てにしていたフィロのスも出ます*5。お盆期間中でしっかり休み取れる人もいるんじゃないかと思うので、気になっている人がいたらぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。datethepop.com
フィロのスについては既に秀逸な記事が上がっておりますので、ぜひそちらをご覧いただければと思います。ちなみに私は日向ハルちゃんを推しています。歌がうますぎてちびりそうになります。
神宿公式HPを今一度掲載しておきます。ご一読ください。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
*1:めっちゃ鼻の穴が大きくなってた
*2:この手の曲でちゃんと言葉のリズムを曲にのせるのってかなり難しいことなんじゃないかと思っていて、下手をすると文章とリズムの断絶が頻繁に起きているという曲も多々あるかと思うのですが、神宿の楽曲群については全く気になりません。本当に素晴らしいと思います。
*3:実をいうと私の本領はクラシック音楽で、チェロを嗜んでいるのですが、そういう身からすると神宿含め一部のアイドルソングはとても新鮮な音楽に感じます。
*4:ワンマンの様相については知りません。「この記事をみて安心だと思っていったら地獄だった」などの感想は喜んで受け付けておりますが、それによって負われた怪我や心的ストレスなどについては当方では責任を負いかねます。
*5:アチチチチチチチチチチチチチチチマリチチ。
#リス子超夏 ミアレジライブまとめ
音楽の夏、フェスの夏、ささかまリス子様生誕の夏、そしてミアレジの夏。
そんな夏を越えた先にあるミアレジのワンマンに向けた、2019年8月〜9月のミアレジのライブ情報をざっくりご紹介します。*1
日付が新しい順です。チケットを手に入れるためのリンクも貼ります。たったの数クリックで、いともたやすくミアレジを全身で浴びることができるようにしました。
ささかまリス子バースデー2019 in DEARSTAGE MOGRA編
8月9日(金) 23:00開演 5:00終演予定
リス子バースデー企画のお知らせ!
— ささかまリス子 (@risukosasakama) July 12, 2019
8/9金曜23:00から、秋葉原MOGRAにて愉快にやります!!🥳
14日からチケット発売です〜〜!
ジャンルの渋滞と休む暇の無さを感じます!遊びに来てねっ#リス子超夏https://t.co/5cakqX64Al pic.twitter.com/YFmB8LRQXb
ミアレジのハーパー特攻隊長、ささかまリス子さんのオールナイト・バースデーパーティ開催。戦場は秋葉原が誇るサブカル箱MOGRA。そんな由緒ある箱(?)でミアレジのライブが決定!あの比較的狭いスペースでどんな熱い夜を魅せてくれるのか……!?
他にもディアステージ内外で着実に力を付けてきているDJサナナナチャーンら新進気鋭のサブカルDJ陣に加えて、MOGRAを中心にアキバのダンスシーンを築いてきたOblongar氏も緊急参戦!!さぁパーリーピーポーになる準備はできたか!?レッツパーリーナイト!!
↓↓↓チケットはこちら↓↓↓
なおチケットの一般販売は7月22日(月)20時より開始です。
デリッシャス vol.4@渋谷TSUTAYA O-nest
〜ささかまリス子生誕スペシャルビュッフェ〜
8月22日(木)17:00開場 17:30開演
8月22日(木)デリッシャス!vol.4~ささかまリス子生誕スペシャルビュッフェ~開催します🍽
— ささかまリス子 (@risukosasakama) July 13, 2019
SHIBUYA O-nestにて17時開場🎉
明日から申し込み開始です!https://t.co/BST2Iiatax#リス子超夏#デリッシャス pic.twitter.com/5D3Eg8hsAb
渋谷のニューミュージックが集うTSUTAYA O-nestにて、5階・6階のダブルフロアを目一杯活用したバースデーライブの開催が決定!
「ささかまリス子」だからできる力業はこれだけにとどまらない。ミアレジが出演する5階ではMi☆nA・星咲花那・寺嶋由芙・望月みゆ(from バンもん!)ら豪華メンバーをオファー。古今東西さまざまなジャンルの音楽を楽しめそうな予感に、心が踊り狂う。
6階ではユニットとしての存在感を増してきているディア☆・閃光プラネタゲートらに加え、歌唱力に定評のある愛野えり・桜野羽咲がアコースティックライブを披露予定。アイコニックなユニット、デリッシャスガールズや細身のシャイボーイらのステージにもぜひ注目を。
ささかまリス子さんの代名詞的フード、カレーもついに夢の共演を果たす。なんと新宿に店を構える有名カレー店、エピタフカレーを会場で食べることができるのだ!ホットなカレーと熱い音楽を軸に、五感全てを満足させること間違いなし!!
↓↓↓チケットはこちら↓↓↓
なおチケットの一般販売は7月22日(月)20時より開始です。
Mia REGINAワンマンライブ
9月16日(月祝) 2部制
1部14:00開場 14:30開演
2部18:00開場 18:30開演
Mia REGINAワンマンライブ
— Mia REGINA公式情報 (@MiaREGINA_info) July 12, 2019
2019/09/16(月祝)
昼夜公演🎶
プレリザーブ先行が本日よりスタート❣️
最速先行の入金期限も15日までとなっておりますので、お忘れなく😘https://t.co/DOk0tdrRg2#ミアレジ pic.twitter.com/L0rdcn1B8o
下北沢GARDENを激震させた、あの伝説のワンマンライブが満を持して渋谷にカムバック。しかしながら、今のミアレジにはやりたいことがありすぎて時間がない!えっ、だったら作ればいいじゃない、時間を。
「なければつくる」……そんなささかまリス子氏の信条に則ったワンマンライブは、ミアレジのすべてを網羅できる2部制と化した。1部は5月に発売のカバーアルバム『RE!RE!!RE!!!』を引っさげたカバー曲メインのライブを予定。メジャーな曲からコアなものまで、アニソンからゲーソンといったジャンルを横断して縦横無尽に、メンバーの思い入れのある楽曲をビッグバンド調のカバーで仕立て、大人の美麗さとともに歌い上げてくれる。
2部はオリジナル曲メイン。 8月にはアニメ作品『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』のEDテーマとなっている新曲『無謬の花』をリリース予定で、本ライブでの披露を首を長くして待ちたいところ。オリジナル曲はB面の楽曲群も含め、ユニークかつ痺れるサウンドが多く、これまでのミアレジを知っている人も知らない人にも、ミアレジが積み重ねてきたもののパワーを伝えることができる内容になっているはずだ。
【Amazon.co.jp限定】TVアニメ『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』EDテーマ「無謬の花」 (L判ブロマイド付)
- アーティスト: Mia REGINA
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2019/08/21
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
※チケットの一般発売情報・リンクは追って更新いたします。
きてくれ、ピンヒール・ムーン。