ピンチェキ・マシンガン・ポエム

 先日おかなちゃんこと星咲かなさんのライブに訪れた際、自己紹介のためハンドルネームを口から射出すると、周辺のオタクたちにすごい勢いで刺さりがちだということがわかりました。「エ゛ッ゛!?あの怪文書の!?」みたいな反応をされてしまうので、ドチャクソ嬉しい反面、もはや怪文書を書くしかないような気がしてしまっているのも事実なのです。こうなってしまうと、文字が紡ぎ出すエネルギーは、当人がいくら頑張っても、本来語りたいことが持つ破壊力の半減以下になってしまう。当分はものすごく感情が昂ぶることがない限り、ディアステについて書くことはないと思います。今日もふうりさん*1にそう言って、一人で帰りました。

 

 

 

 

 

 じゃあ、なんで今こうやって私が記事を書いているかというと、とんでもなく感情がブチ上がっているからなんですね。皆さんは、観客を失神すらさせたというマイケル・ジャクソンのライブ登場シーンをご覧になったことがありますか?たしかブカレストかなんかのイベントだった気がします。ステージ中央からズバーーーーーンと飛び出て、ギャーーーッワーーーッで、微動だにしないマイケル・ジャクソンに向けて1分40秒ものあいだ観客たちは動物園になり続けるのです。マイケル・ジャクソンのオタクたちにしか成し得ない究極の空間だったでしょう。

 

 

 

 

僕はまさに今、これを一人でやっています。*2

 

 

 

 

 心のステージの上、高らかに上げられた右手には、チェキです。はて、チェキですか。それは先日撮影したふうりさんとのツーチェキでは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

否、これはピンチェキだ。

 

ツーチェキではない。

 

ピンチェキだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聡明な読者の皆さんなら既にお気づきだろうが、ツーチェキには必ず穢らわしいオタクが満面の笑みを浮かべてそこに立っていて、今にもお前の記憶を食ってかかろうとするのだ。しかしながら、ピンチェキは違う。ソロであるがゆえにあまりに麗しく、可愛く、媚び媚びしい、しかし憎めないどころか、神棚に飾りたくなるほどの威光……それがピンチェキなのだ。

 

ピンチケではない。

 

ピンチェキだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なぁに、可愛いものが写っているだけなのであればその辺の週刊誌でも買って、エッチでキャッチーなグラビアでも舐めるように読めばいいのだ。猿山の高みへとバナナを持って向かうその勇ましさと浅ましさは、なお日本を少子化へと向かわせている。しかしピンチェキはそういった愚行をもたらすものでは決してない。可愛い等の感情だけが想起されるものではないとしたら、一体どんな付加価値がそこに加えられているのだろうか。ピンチェキとは一体何なのか。

 

再三の確認になるが、ピンチエキスパンダーの略称ではない。

 

ピンチェキだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、世の中には様々な信号がある。貴方が横断歩道を渡るとき、そこには信号がある。貴方のスマートフォンが震えた時、そこにも信号が通っている。横断歩道を渡っている最中にスマホを取り出しSNSに夢中になっていると、黒塗りの車がウィンカーを出しながら歩道に侵入してきた。このウィンカーも信号のひとつだ。貴方の身体は全身のシナプスを使って咄嗟に反応する。この場合は電気信号が使われている。黒塗りの車は、歩行者を遮断するように横断歩道の途中で止まったかと思うと、ウィンドウが開き、拳銃が向けられ、撃たれた。脳みそはSOSの信号だ。しかし貴方は悲鳴すらあげることができないまま、凶弾に倒れる。この危機的状況を救ったのは、ピンチェキだ。左胸のポケットに差し込んでおいたピンチェキが、弾丸を止め、貴方の命を救った。そしてピンチェキは、その後の人生を圧倒的に豊かにした

 

 

 

 

 ここで挙げられた信号はSignと呼ぶこともある。なにかの暗示であり、明示でもある。月曜の夜から、冷えた駅のホームで行われたもんじゃ焼きの跡を踏み抜くのは、きっと何かの暗示だろう。やや悲しいことに、暗示が何を意図して発されているのかについて、フタを開けて見ないことには全くもってわからない。一方で私が高らかに掲げているピンチェキには色褪せることのない明示、Signが刻まれている。明示は間違いなく、なにを意味しているのかがはっきりとわかる事柄が、そこに描かれている

 

 

 

 

 

 サイン、コサイン、タンジェント三角関数が何の役にも立っていないというのなら、大間違いだ。今この瞬間も、貴方の知らない誰かの為になっている。そしてピンチェキに彩られたサインもまた、誰かの為になっているのだ。生きる希望、学ぶ勇気、生きとし生けるもの全てへの感謝。そうしたポジティブなエネルギーが、全身の全霊に吸収されていくのがわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ピンチェキを購入し、図々しくもサインを貰おうとしていた私に「暇だから」駆け寄ってくださったのは、紛れもなくその人、ふうりさんでした。これが私の初サイン入りチェキです。頂いた瞬間めちゃくちゃ笑ったし、眺めていて本当に嬉しかった。自己承認欲求高尾山の男を刺激するのがお上手だと思った。EQリーグを見に行った感想を言うだけのつもりが、こんなプレゼントを頂けるなんて、天変地異でも起こりそうだ。いや、私自身が今相当に理を乱しているような気がする。ハチャメチャになっているついでに言ってしまいますが、お話ししている最中にめっちゃ目が泳ぎかけるのもすごい好きです。私が泳ぎそうになる。夢うつつを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで、私は今日ひとりで帰ったけれども、全然寂しくはなかった。この記事はどうも偏っていると思われても仕方がないですが、帰り道の1時間で書いたので、許してください。実際には2階に出勤されてた皆様全員に大変お世話になりました。れいやさん、たらこまよさん、えりさん、とっても元気を貰いました。お話ししてくれてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、このピンチェキには次のような言葉が残されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちえぴっぴ先生

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ぴっぴ〜って呼んでくださるようになってとても嬉しいんですが、ゆびをふってみたところで僕は何もできないのです。なんて無力なんでしょう。

*2:は?