iPodからiTunesを経由することなくUSBメモリのごとくファイルを出し入れしてみようという話

 この記事は某オタクたちの会議によって生み出された、このブログ史上初となる世のため人のためになる(怪)文書です。iTunesを介さずiPodから音楽ファイルを取り出す方法を皆さんにお伝えできればと思います。というかそれしか伝えません。ソレ以外の情報が欲しかったら他の記事を読んでください。

5/19追記: 特定のケースに対応しすぎだとのお声を頂いたので、文面など修正しました。

 

 

 

 

 

目次

 起:空のiTunesに曲が入ったiPodを同期しちゃダメ♡

 承:iPodから音楽データを取り出せねぇのかよ!

 転:わけわかんないままフリーソフトを使おう♪

 結:伝書鳩スマホ、そして警鐘。

 

 

起:空のiTunesに曲が入ったiPodを同期しちゃダメ♡

 先に申し上げておきますと、僕はただ単に幼稚園のときからパソコンを触っていた*1実践的なオタクであるだけで、専門的な知識を持っているわけではありません。ただお手伝いできそうな点がいくつかあったので、せっかくブログがあるのだから形として残してみようというのがこの記事の趣旨であります。間違いなどありましたら、どしどし訂正のコメント頂けるとありがたいです。

 

 さて早速本題に入りましょう。ひょんなことからパソコンがイカれちまって、今あるiPod touchとつながりのあった(同期先であった)iTunesを失ってしまった!というケースがあったとしましょう。この場合、焦って新規のパソコンにiTunesをインストールして何も考えずに同期をしてはいけません。

 iTunesiPodの同期をするということはiTunesにあるデータをiPodに転送するということではありません。iTunesの状態をiPodに強制的に反映させる、というのがiOS端末の同期らしいのです。つまり、iTunesに何も曲が入っていない状態で、曲がたくさんつまったiPodを同期すると、iTunesの空の状態をiPodに反映させることになるので、iPodは空になります。元々iPodのなかに入っていた曲のデータは全部消えます。正直に申し上げますと、この同期の挙動はホンマに頭がおかしい。遅いし。*2

 

 

承:iPodから音楽データを取り出せねぇのかよ!

 では上記のような元々使っていたPCが壊れたなど不慮の事故が起きた場合に、どのようにiPodから曲を取り出すのか。ここでフリーソフトの出番です。なんでストレージ扱いにしないんだとかいう難しい話は注釈で弁明します*3 。今回はiMazingというソフトを使おうと思います。有象無象あるフリーソフトの中でどうしてこれを選んだかというと、いろいろ使ってみた中でこれが一番わかりやすい画面表示だったからです。下のリンクからソフトをダウンロードしてください。

 

iMazing | Mac&PC用iPhone、iPad & iPod管理ソフトウェア。転送、コピー、音楽のバックアップ、メッセージ、ファイルなど

 

 

 

転:フリーソフトを使おう♪

 僕は普段GoogleChromeを使っていますが、おそらくはまだInternetExplore(以下IE)をお使いの方もいるかと思いますので、IEの画面で説明します。

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 リンクを開くとこのような画面がでてきます。緑色に光る「無料ダウンロード」のボタンをクリック。

 

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 すると2つ新しい表示が出てきます。上の青い登録ボタンは多くの情報弱者たちのメールボックスの容量を食らい付くしてきた悪魔*4ですが、エクソシストなど呼ぶと余計にややこしいので、無視して下の保存ボタンをクリック。

 

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 ダウンロードがしばらく進むと、「キャンセル」ボタンが変化して「フォルダを開くボタン」が出てくるので、それをクリック。

 

 

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 すると今ダウンロードしたファイルがあるはずなので、これをダブルクリック。ファイル名は「iMazing2forWindows.exe」です。

 

 

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 本当はやたらむやみに実行など押してはいけません。ダチョウ倶楽部ではない。兎にも角にも実行をクリック。

 

 

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 このあたりからテキトーに「次へ」を連打していってください。

 

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 「同意する(A)」にチェックを入れ「次へ」をクリック。

 

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 「次へ」をクルック

 

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 「次へ」をクルッポゥ、クルッ、クルッポ、ポッポ、クル、画面が変わっても何も考えずにひたすら「次へ」をクルッポゥです。

 

 

 

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 鳩になった気分で「次へ」を連打していると画面が変わります。しばらくするとストレッチパワーらしき緑のゲージ*5が溜まるので「完了」をクリック。

 

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 完了ボタンを押してしばらくするとこんな画面が出てくるので、このタイミングでお手持ちのiPodを接続。

 

 

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 接続が認識されるまで時間がかかりますが、認識されるとこのような画面になる。私はiPhoneを接続したので、左の枠にはiPhoneの文字が表示されています。曲を取り出すだけなのであればバックアップは不要なので、白い枠の左下に小さくある「後で」をクリック。

 

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 これは端末によって異なりますが、いつも音楽を聴く際に使っているアイコンがあると思うので、それをクリック。今回は真ん中の枠にある「ミュージック」をクリック。

 

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 すると今現在iPod内に入っている曲データが一覧で表示されるので、パソコンに転送したい曲データをクリックで選択して、選択された状態のまま右下の「フォルダにエクスポート」をクリック。

 

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 どこに転送したいか訊かれるので、「選択したフォルダへ」にチェックを入れ、右下の「次へ」をクリック。

 

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 どのフォルダに保存したいかを尋ねられるので、任意のフォルダを選択して「OK」をクリック。デスクトップを選択しておくと探すのに便利。

 

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 無視。「次へ」をクリック。

 

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 これも無視。「後で」をクリック。

 5/19追記:ちなみにこれは無料のトライアルバージョンなので、音楽データに関しては50個までしか転送できません。もしこのソフトを使ってそれ以上の数の音楽データを転送するのであれば、有料バージョンを購入するしかありません。ご了承ください。

 

 

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 しばらくするとファイルが転送されたことを知らせてくれる画面が出るので、先ほど設定したフォルダへデータを探しに行きます。デスクトップならデスクトップ画面にデータが生まれているはず。ちゃんと転送されているかどうか確かめるために、一度はデータを再生するのを強く推奨します。

 

 

 

 

 

結:伝書鳩スマホ、そして警鐘。

 どうでしたか。簡単でしたね。多分これが一番早いと思います。

 しかし最近の鳩というのはずいぶん人馴れしたものですね。僕が羽を広げて奇声を上げながら近寄っても彼らは微動だにしません。なんだコイツみたいな顔してきます。あちら様のほうがよっぽど理性的だと思うようにすらなりました。多分人間があげているエサのせいだと思います。アミノ酸が彼らに理性を与えているに違いありません。僕ですか?僕はふうりさんが推す牝馬リスグラシューのエサになりたいですね。G1優勝してもらえるようにがんばります。

 そもそも落ち着いて考えてみると、鳩は人にメッセージを伝えるために扱われてきたことがありました。帰巣本能を上手に使った伝書鳩システムです。こうした鳩に代わってとてつもない速度で相手にメッセージを送ってくれるのが、スマートフォンを筆頭としたモバイル端末です。鳩だって進化するんですから、このモバイル端末が進化しないはずがない。しかも、とんでもないスピードで。

 テクノロジーの進化は人々に情報格差をもたらしますが、一方でより多くのオタクが簡単に推しを探し出すことのできる世界になったとも言えます。運良くコミュニケーションを取れたりもしちゃうんです。その意味で我々オタクは、今もっともメディアリテラシーを試されている種族のひとつです。だから「本当はふうりさんのエサになりたい」だなんて、左右の手の指をすべてちょうちょ結びしてでもインターネットの海に放り投げてはいけないんです。わかりましたか。いいお勉強になりましたね。

 

 

 

 

 

 Fin.

 

 

 

 

 

 

*1:親父が「これからの時代はWindowsだ!」と高らかに家庭内宣言を行い英才的なキーボードタイピングレッスンによって育った僕は、こうして今立派なオタクになったのだ。

*2:昨今のクラウドサービスを利用していてとても便利だなと思うのは、同期の状況がどちらか一方に依存しないということですね。任意のデータだけを移動したり取り出したりできるってのは、案外すごいことだと僕は思います。ちなみに僕はこのiTunesの同期システムで何度もmp3データを失っています。

*3:iPodUSBメモリと同じようにストレージとして認識させて曲をドラッグ&ドロップで簡単に取り出せるようにできたらよかったのですが、iPod touchなど古いタイプの端末はこれがどうにも仕様としてできないような記載がありました。加えて、できたとしても隠しファイルの設定やリネームされていないむちゃくちゃな表記のデータから任意のオーディオデータをサルベージしないといけないらしいので、今回はフリーソフトを使うことを選択しました。

*4:僕は今日1000件以上ものトロイの木馬と戦いました

*5:そこに溜まってきただろう

マグロよりもドーナツの方がうまい三浦半島

 皆さんはGWをいかがお過ごしでしたでしょうか。私は風邪を引いてしまい、すべての予定が虚無へと帰しました。この記事はゴールデンウィーク中、天井を見続けることに飽きた私が、皆さんに三浦半島とツナ、ではなく美味しいドーナツを皆さんに食べていただきたい一心で紹介する雑記です。封印されていた下書きを掘り起こして投稿したので、コンパクトです。

 

 

 

 

 

 

 

 さて私ちえぴっぴ、GWに入るずっと前に三浦半島におでかけをしました。

 

 

 

 三浦半島に行く手段はいくつかありますが、私がオススメしたいのはコレ。京急電鉄から絶賛発売中の「みさきまぐろきっぷ」。

 

京急線内にある任意の駅ー三崎口間の往復きっぷ

三崎口駅から出発するバスが"乗り降り実質無料"のフリー乗車券

・提携店舗で使える"マグロ実質無料"のお食事券

・提携施設で使える"お土産や入場料が実質無料"のイベント券

 

以上の往復切符と実質無料がギュッと濃縮されて詰まっているのが、この「みさきまぐろきっぷ」です。

 

 

 

 このきっぷは、まぐろを食べて三浦半島の景観をじっくり楽しむことができるので、日帰り旅行者に大変好評なきっぷです。ここで三浦半島の魅力を写真でご紹介しようと思います。

 

 

 

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実質無料のまぐろ定食。お店によってメニューは異なるが、ボリューム感たっぷり。

 

 

 

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実質無料の景観。広大な海と緑に囲まれる幸せを噛み締めます。

 

 

 

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実質無料の海。透明感がありすぎて、母なる地球に感謝しかない。

 

 

 

 

 ところで、この「みさきまぐろきっぷ」のパンフレットに不可解な点が1つあります。イベント券で利用できる店舗の中に、まったく何の脈絡もなく、お魚とは縁程遠い、ドーナツ屋さんが記載されているのです。

 

 

 

 

 

 ツナことマグロを食べに来ているであろう人々に、ドーナツを提案するその度胸、興味深いですね。ツナ、どー?ツナどー?ツナドー……試行することn回目でドーナツになるこうけあいです。なんだか宇宙の真理に近づいてきたような気がしてきました。ホーキンス博士も喜んでいることでしょう。

 

 

 

 いやはや、ドーナツなんていつでもどこでも食べれるやん?わざわざ観光地で食べなくとも、と思うかもしれませんが、そんなんマグロだっていつでもどこでも食べようと思えば食べられますからね。回転寿司屋さんとドーナツ屋さんどっちの方が日常的に見ますか?加えて基本この地でマグロ料理を食べようとすると1500円前後しますが、ドーナツはひとつ200円前後だと考えると、圧倒的なコストパフォーマンスの前に我々貧民はひれ伏すしかないのです。市場価値の話はするな。ましてや、天下の京急電鉄様がパンフレットに掲載するだけの相応の理由がこのドーナツにはあるのでしょう。

 

 

 

 

 そう思った私は、休憩がてらちらっと寄ってみようと思って、店内にお邪魔しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結論から言うと、三浦半島はマグロよりもドーナツの方が美味い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのドーナツ屋の名は、「ミサキドーナツ」。食べログの星3.5を獲得している正真正銘モノホンのドーナツ屋です。

http://misakidonuts.com

 

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 お店は住宅街のなかにある飲食店が立ち並ぶエリアにあります。ついでに言うと、パンフレットに書いてある通りの場所にないことが、ここを秘密めいた場所にしています。隠れ家的なお店の中は非常にフォトジェニックさを意識した作りになっていて、この日はフランス語を上手に喋るネコのキャラクターが展示されていました。ジュテーム。名前は知りません。

 

 肝心要のドーナツはというと、日替わりでさまざまなフレーバーのドーナツが並んでいました。チョコバナナとか、抹茶小豆とか、ホワイトチョコラズベリーとか。欲しいものはなんでも揃っているかのごとく品揃えでした。オタクである皆さんに向けてわかりやすく説明をすると、ここは宝石箱などではなく、ドーナツ界の秋葉原なのです。

 

 実際にドーナツを口に運んでみると、市販のドーナツのような脂っこさは全く感じず、生地の間には各々のフレーバーに合わせたペースト状のクリームが入っていることもあり、小麦粉のふわふわさとクリームのなめらかさが口当たりの良さを演出してくれます。甘味もほどよく、最後まで飽きずに食べることのできるドーナツでありました。

 

 

 

 

 

 ドーナツは飽きなかったのですが、この記事を書くのに飽きてきてしまいました。兎にも角にも、ここのドーナツは頭がバカになるほど美味い。日常に潤いがない、仕事がうまくいかない、共に過ごすパートナーが欲しい、全ての悩みを救済してくれるのがこのミサキドーナツなのだ。助かりたければミサキドーナツを、食べろ。

 

 

 

 

 

 

おわり

 

 

 

海の外から見えるディアステージ

 先日ディアステージに行った時、海外から来た母娘らしき女性たちから、ディアステージにおけるステージを観た感想をひとつまみほどヒアリングできたので、簡単な形にしてここに残しておきます。ふうりさん生誕祭のお話はどうしたのか、ですか?それはまた別の話。

 僕の英語力については「何を言ってるのかは理解できるけど喋りは無茶苦茶片言」とそんな程度の語学力です。あしからず。外国人とお話しするときの大事なポイントはビビらないことだって教えてくれたのは26代S4だったと思います。まぁノリとお酒の勢いでコミュニケーションは何とかなるっぽいですよ。ハートはすっぽんぽんになって脳みそはフル回転、これが大切。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1, グローバリズムの波に乗るオタク

 訳あってディアステージ有料会員になった僕は、掲示板から出勤情報を確認できるようになってしまい、「ふうりさんおるやんけ」の神聖な10文字でホイホイ秋葉原に来るようになってしまいました。他のオタクに誘われて挨拶に行く用事もあったことにはあったのですが、メインディッシュはふうりさんです。あれから数ヶ月、チョロいオタクになったものですね。当分は搾り取られに行こうと思います。

 

 これは全くの余談ですが、金づるを表現するのに「カモ」という言葉がありますね。ところがどっこい鴨ってのは稀に高級な食材として扱われることがあるんです。例えば北京ダック。鴨野郎、そいつはアヒルだ。ガァガァガァ♡

 

 仕事終わりは、ややもするとこの世の終わりのような感情になりがちなのですが、前日の夜に映画「アメリカンスナイパー」を観た僕のメンタルは文字通り恐れ知らずでした。ちなみに戦争には反対です。みんな仲良くしよう。けど戦争って儲かるんですよ。転売より儲かります。ツイッターランドで炎上商法とか言うじゃないですか?アレです。地球を股にかけた炎上商法が戦争です。

 

 そんなグローバルな視点を身につけていた僕は、ディアステージの入り口で外国から来たであろう母娘に遭遇しました。日本語ですらそのシステムに混乱しかけるというのに、よくこの場所に辿り着いて入ろうと思ったものです。心底リスペクトします。助けに入ろうかとも思いましたが、外国の方々用の案内文書があったようで、それを見てこの場所のシステムについてフムフムと理解できた様子でしたから、僕はそそくさと2階に足を運びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2, ローカルの網に絡め取られるオタク

 2階に辿り着くと、なんと、いや「なんと」などと言う軽い感嘆詞を用いることがおこがましいぐらい驚愕仰天ふうりさんがピンチェキ用のお写真を撮っているではありませんか。現場にいないとわからないと思いますが、消えたくなります。遭遇した刹那「生きててすみません」という陰キャワードを心の中で唱えてしまうんです。流れ星のような儚き命の鼓動を感じている間に「あ、ぴっぴ!」って言われたあかつきには五臓六腑がチューチュートレインを始めるんです。次の健康診断の結果によっては、かかりつけの医者に向かってふうりさんについて説明しなければいけないかもしれません。俺の内臓は推しのEXILEだぞってね。

 

 道を譲っていただいて2階の席に着くと、穂村ゆうかさんがオーダーを取りに来ました。彼女からは「ちえ美」と呼ばれています。ネカマデビューも近いですね。ところでこの穂村さんは初対面から凄い勢いでコミュニケーション・インファイトを仕掛けて来られる御方で、ハンドルネーム*1のギャップを元に無害だと判断されたのか僕をとてもいじってきます。心の童貞へとエンゲージするのに長けている方でした

 

 そんなこんなでコークハイをグビグビ飲んでいると、例のごとくライブがスタートしました。ふうりさんの出番があるようだったので、1階に駆け下りると、先ほど入り口でお会いした外国の母娘が1階でライブを観ていました。お母さんは楽しそうでしたが、オタクたちの縦横無尽か傍若無人かという紙一重の宗教的舞踏に際して娘さんは顔をしかめていました。ライブの描写は今回割愛するため、念のため記しますが、ふうりさんのビブラートは超絶可愛い*2

 

 

 

 

 

 

 

 

3, Q&異文化&A

 ライブを観終えた母娘に、さらっと声をかけようとすると、僕の視線に気づいたお母さんがオタクも恐れ戦くほどの早口でライブの興奮を語ってくれました。要約するとこうです。

 

 

 

 

 「いやー、とっても楽しめてるわ!歌もステージもだけど、何よりさっきまでそこにいた魑魅魍魎たちの動きがとっても興味をそそるわね!あのすばやい動きはどこで覚えてくるわけ!?あんたもできるの!?」*3

 

 

 

 

 

 僕がこのお母さんを信頼できると思った点は、あのオタクたちの動きを"strange"と言わなかったところにあります。なんなら僕からそう聞いてしまいそうになった。じゃあお母さんはどんな言葉を選んでいたかというと"curious"って言ってました。優しい人だったのかもわかりません。ただ間違い無いのは、僕がここに初めて足を運んだときの気持ちと恐らく同じ「沸騰」を感じているだろうということでした。

 

 せっかくなのでいくらかお話をしてみようと試みたら、お母さんから質問攻めにあったので質疑応答を以下のQ&Aにまとめました。娘さんはどういうわけか一言も喋らなかったので、全部お母さんからの質問になります。

 

 

 

 

 

Q, あの奇怪な踊りはどこで覚えるんだい!?

A, ここで覚えてるのが大半だよ。うん、そう、この場所で。

 

Q, マジ?すっごい難しいじゃん?

A, そうなんすよ、覚えるのはめっちゃ難しい。だから最前で踊ってるオタクたちはプロフェッショナルなんだ。

 

Q, アンタも派手に踊れんのかい?

A, 僕は踊れないよ(草)  プロじゃないからね。

 

Q,  覚えるとなると通うしかないやん?週に2~3回ぐらい来てるワケ!?

A, いやいや、僕は月に2回ぐらいのペースできてるね!*4

 

Q, 覚えるってことは、ここでのステージはいつも同じ曲ってわけ?

A, いいや、日々違うね。まぁ同じ曲を歌う時もあるよ。

 

 Q,はぇ〜すっごいわぁ〜何はともあれメチャクレイジーね!ところでみんなは上でディナーを楽しんでんだろ?あたいらは登録してないから入れないってね。残念だよ。

A, そうだね、登録が必要だよ(ディナーはオマケだよ)。

 

 

 

 

 

 

 ……書いていて思ったんですが、このお母さんはディアステージを単なるライブハウスと認識していないだろうかと心配になってきました。あの母娘が帰った後、日本のライブハウスが全部ディアステージのような空間だと豪語されたらちょっと困るような気がしてきた。

 

 このお母さんとの会話から、長い休暇に入ったから日本の秋葉原を訪れてみたらしいことがわかりましたが、どうやってディアステージを知ったのかまでは聞くことができませんでした。個人的にはここが結構謎です。外国人の方が立ち寄っているシーンを結構な頻度で拝見するので、次にディアステージで外国の方を見かけたら積極的にお話をしに行こうと思います。まずは一通りの疑問には答えることができたようで、以後の回答に役立つアイディアを貰えたことはとりあえず良かったです。

 

 ちょっと惜しいことをしたなと思ったのは、「件の登録が無料である」ことを説明しそびれたこと。いっそのこと2階と3階も案内してあげればよかった。シンガーとお話しもできるんだって*5。聞いた話を毎回記事に起こすのも面白いかもしれない。この記事に追記していって、振り返ったときにディアステージという場所がいろんなニュアンスを放つようになったらとても嬉しい。「オタク」的カルチャーが新鮮さを持って受け容れられる瞬間は、なかなか代えがたい。それがクールかどうかはさておきね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4,  ホットなジャパンはどこにあるのか

 "Have a good time!" と挨拶をして、2階に戻るとふうりさんも戻っていました。ライブの前に海外活動の話もしていて丁度タイムリーだと思ったので、外国の人も楽しそうにしていたと報告しておきました。ぴっぴお前喋れるのかという反応をされましたが、オタクなので喋れるということにしておきました。酔っ払ってもいたので結構キモいムーブをしてなかった心配です。もしかすると日本語すらも怪しいかもしれないのに。イキりたくない。

 

 実は昨日、SAMURAI GIRLS FESTIVALなるアイドルイベントに足を運んでいました。Mia REGINAも出演していたので見に行ったのですが、蓋を開けてみると海外の方々向けのイベントだったことがわかりました。非日常的なイベントももちろん魅力的であるでしょうが、実際のところ多くの外国人が観光に訪れているのは日常的に行われている営みの中に湧き出ている文化であるようで、後者の方がホットな視線を浴びているのではないかと僕は考えます。渋谷のスクランブル交差点や、谷中銀座商店街など、人間の文化行動が蓄積され表出している空間は、ワールドワイドに面白いと感じてもらえる、そういう可能性を秘めているんじゃないでしょうか*6

 

 

 

 そんな訳で、もう少しだけ海の外から見えるディアステージを観察しようと思います。目指せミシュラン。などというとディアガの人たちの負担がヤベェことになると思うので、オタクがサポートだ。みんなで英語勉強しよう。僕は最近ビジネス英会話の本を買った。結構役に立ちそう。推しを英語で説明できたらめちゃ格好良いよねそんな風に思った君へ、推しを説明する簡単な英文を用意しておきました*7

 

 

 

I love her.

  

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ハンドルネームの由来については直接聞いてくれたら答えます。

*2:ふうりさんの歌がいいなぁと思う点はビブラートだけに留まりません。音の終わりにかけてのコントロールに結構気を使われているように感じます。これ大事じゃないですか?楽器でもめちゃ難しい。

*3:冗談抜きでこの勢いだった。

*4:大嘘です。

*5:チャージ料はしっかりしっぽり頂いていこう。

*6:ちょうど今テレビ番組で、日本の魅力は「和える」ところにあるという話をなさっている方がいて、ディアステージもまたコンテンツが「和える」場所になりつつあるのではないかと思います。僕はコントロールする立場にないのでひたすらお金だけを落として支援していきますが、運営の方々を注視していきたいと思います。

*7:念の為言っておきますが、海外だとloveって結構日常的にlike的な意味で使われるらしいですよ。ビビらず使っていきましょうね。日本で連発してたら尻軽男になるでしょうけど。

ピンチェキ・マシンガン・ポエム

 先日おかなちゃんこと星咲かなさんのライブに訪れた際、自己紹介のためハンドルネームを口から射出すると、周辺のオタクたちにすごい勢いで刺さりがちだということがわかりました。「エ゛ッ゛!?あの怪文書の!?」みたいな反応をされてしまうので、ドチャクソ嬉しい反面、もはや怪文書を書くしかないような気がしてしまっているのも事実なのです。こうなってしまうと、文字が紡ぎ出すエネルギーは、当人がいくら頑張っても、本来語りたいことが持つ破壊力の半減以下になってしまう。当分はものすごく感情が昂ぶることがない限り、ディアステについて書くことはないと思います。今日もふうりさん*1にそう言って、一人で帰りました。

 

 

 

 

 

 じゃあ、なんで今こうやって私が記事を書いているかというと、とんでもなく感情がブチ上がっているからなんですね。皆さんは、観客を失神すらさせたというマイケル・ジャクソンのライブ登場シーンをご覧になったことがありますか?たしかブカレストかなんかのイベントだった気がします。ステージ中央からズバーーーーーンと飛び出て、ギャーーーッワーーーッで、微動だにしないマイケル・ジャクソンに向けて1分40秒ものあいだ観客たちは動物園になり続けるのです。マイケル・ジャクソンのオタクたちにしか成し得ない究極の空間だったでしょう。

 

 

 

 

僕はまさに今、これを一人でやっています。*2

 

 

 

 

 心のステージの上、高らかに上げられた右手には、チェキです。はて、チェキですか。それは先日撮影したふうりさんとのツーチェキでは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

否、これはピンチェキだ。

 

ツーチェキではない。

 

ピンチェキだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聡明な読者の皆さんなら既にお気づきだろうが、ツーチェキには必ず穢らわしいオタクが満面の笑みを浮かべてそこに立っていて、今にもお前の記憶を食ってかかろうとするのだ。しかしながら、ピンチェキは違う。ソロであるがゆえにあまりに麗しく、可愛く、媚び媚びしい、しかし憎めないどころか、神棚に飾りたくなるほどの威光……それがピンチェキなのだ。

 

ピンチケではない。

 

ピンチェキだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なぁに、可愛いものが写っているだけなのであればその辺の週刊誌でも買って、エッチでキャッチーなグラビアでも舐めるように読めばいいのだ。猿山の高みへとバナナを持って向かうその勇ましさと浅ましさは、なお日本を少子化へと向かわせている。しかしピンチェキはそういった愚行をもたらすものでは決してない。可愛い等の感情だけが想起されるものではないとしたら、一体どんな付加価値がそこに加えられているのだろうか。ピンチェキとは一体何なのか。

 

再三の確認になるが、ピンチエキスパンダーの略称ではない。

 

ピンチェキだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、世の中には様々な信号がある。貴方が横断歩道を渡るとき、そこには信号がある。貴方のスマートフォンが震えた時、そこにも信号が通っている。横断歩道を渡っている最中にスマホを取り出しSNSに夢中になっていると、黒塗りの車がウィンカーを出しながら歩道に侵入してきた。このウィンカーも信号のひとつだ。貴方の身体は全身のシナプスを使って咄嗟に反応する。この場合は電気信号が使われている。黒塗りの車は、歩行者を遮断するように横断歩道の途中で止まったかと思うと、ウィンドウが開き、拳銃が向けられ、撃たれた。脳みそはSOSの信号だ。しかし貴方は悲鳴すらあげることができないまま、凶弾に倒れる。この危機的状況を救ったのは、ピンチェキだ。左胸のポケットに差し込んでおいたピンチェキが、弾丸を止め、貴方の命を救った。そしてピンチェキは、その後の人生を圧倒的に豊かにした

 

 

 

 

 ここで挙げられた信号はSignと呼ぶこともある。なにかの暗示であり、明示でもある。月曜の夜から、冷えた駅のホームで行われたもんじゃ焼きの跡を踏み抜くのは、きっと何かの暗示だろう。やや悲しいことに、暗示が何を意図して発されているのかについて、フタを開けて見ないことには全くもってわからない。一方で私が高らかに掲げているピンチェキには色褪せることのない明示、Signが刻まれている。明示は間違いなく、なにを意味しているのかがはっきりとわかる事柄が、そこに描かれている

 

 

 

 

 

 サイン、コサイン、タンジェント三角関数が何の役にも立っていないというのなら、大間違いだ。今この瞬間も、貴方の知らない誰かの為になっている。そしてピンチェキに彩られたサインもまた、誰かの為になっているのだ。生きる希望、学ぶ勇気、生きとし生けるもの全てへの感謝。そうしたポジティブなエネルギーが、全身の全霊に吸収されていくのがわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ピンチェキを購入し、図々しくもサインを貰おうとしていた私に「暇だから」駆け寄ってくださったのは、紛れもなくその人、ふうりさんでした。これが私の初サイン入りチェキです。頂いた瞬間めちゃくちゃ笑ったし、眺めていて本当に嬉しかった。自己承認欲求高尾山の男を刺激するのがお上手だと思った。EQリーグを見に行った感想を言うだけのつもりが、こんなプレゼントを頂けるなんて、天変地異でも起こりそうだ。いや、私自身が今相当に理を乱しているような気がする。ハチャメチャになっているついでに言ってしまいますが、お話ししている最中にめっちゃ目が泳ぎかけるのもすごい好きです。私が泳ぎそうになる。夢うつつを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで、私は今日ひとりで帰ったけれども、全然寂しくはなかった。この記事はどうも偏っていると思われても仕方がないですが、帰り道の1時間で書いたので、許してください。実際には2階に出勤されてた皆様全員に大変お世話になりました。れいやさん、たらこまよさん、えりさん、とっても元気を貰いました。お話ししてくれてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、このピンチェキには次のような言葉が残されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちえぴっぴ先生

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ぴっぴ〜って呼んでくださるようになってとても嬉しいんですが、ゆびをふってみたところで僕は何もできないのです。なんて無力なんでしょう。

*2:は?

あいねの為に鐘は鳴っていた

はじめに

 

 

 この記事は、4月に放映がスタートしたアイカツフレンズ第1話で鳴っていた鐘について、あまりにも屈折した見方をするオタクの多さに嘆いた私ちえぴっぴが、諸星学園長でもわかるように、「鐘」の持つ社会的役割について、文献などのソースもなしに考えるゴミシンキングをした記事になっています。またこれを通じて、友希あいねちゃんがなぜ湊みおちゃんからの誘いを快諾できたのかを遍くオタクに説く内容にもなっています。誰にでも読みやすいスマートな(怪)文書にすることを心掛けました。比較的まともだと思いますよ今回は。*1

 

 屈折した見方というのはこうです。すなわち、「友希あいねと湊みおの、友情という域を著しく超えた感情の邂逅を祝福するかのような、結婚式における意味合いを伴った鐘の音」という見解です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 湊みおちゃんが差し伸べる手と意志のこもった声が、湊みおちゃんに一目惚れしたあいねちゃんの心を鷲掴みにし、街中に響き渡る鐘の音が喜び讃える、女と女同士の感情〜〜〜〜〜〜

 

 

 

ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに僕は女の子同士の破廉恥かつ複雑な感情描写がふんだんに詰め込まれたお話が大好きだよ♡ あさぎ龍先生の『恋は密かに実らせるもの』(R-18)とか、仲谷鳰先生の『やがて君になるとか特にオススメです。良い子は百合漫画読もうね♡♡♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、先述した鐘の音についての理解の中で、僕があまりに惜しいと思う点を次にあげます。この記事で書くのはこの点についてですが、それは次の2点です。

 

1, そもそも鐘の音は、私たちの社会生活の中でどのような意味合いを持っていたのか

 

2, 友希あいねちゃんは、厳しいとすら感じていたアイカツを何故快諾できたのか

 

 この2点について順を追ってみていくことにしましょう。 

 

 

 

 

 

1, 「鐘」というモチーフ

 

 「鐘」というのは私たちの生活に密接に繋がっている事物のひとつであります。歴史を遡ると、鐘は血族や部族の祭事に用いられることが多かったようです

 

 かの有名なロシア人作曲家、ラフマニノフは「鐘の音」を楽曲のモチーフとして使っていました。湊みおちゃんも応援していたであろう、かつてフィギュアスケートで活躍をした浅田真央さんが使用していた楽曲「ピアノ協奏曲第2番」の冒頭でも、遠方から響き渡る鐘の音が表現されています。一説によると、ラフマニノフはモスクワで聴いていた鐘の音をベースにしていたと言われています。この場合の鐘というのはロシア正教の鐘の音ですから、宗教的な意味合いを持っています。信仰心を高揚させ、儀礼や礼拝の時間を知らせる際に鳴る鐘の音です。本編放映前の「フフッヒ」もこれにあたりますね

 

 私たち日本人に馴染みのある鐘の音といえば「除夜の鐘」ではないでしょうか。除夜の鐘については、これも複数の作法・諸説ありますが、煩悩の数である108という回数分の鐘を鳴らすことで、前年を振り返り心地よく新年を迎えようとする意図があるそうです。ともすると、これは時間を知らせる機能も持ちあわせていることになります。恥ずかしながら私にも煩悩はあります。多くは望まないので湊みおちゃんと108秒間握手がしたい。

 

 社会生活のサイクルは時間によって図られています。今でこそ現実世界で鐘が鳴るシーンは限られていますが、劇中で最も効力を発揮しているのはこの時間を知らせる力でしょう。空の色が変わり次いで鐘が鳴ることで、女児であるところの私たち視聴者は、30分という枠の中でそれよりも大きな時間の流れを感じることができます

 

 鐘の音が制作陣によって意図的に用いられていたであろうというのは、いずれの意味合いにせよ皆さんの総意であると思います。しかし、実際問題私たちの世界の鐘は今どのような姿になっているでしょうか。御察しの通り、最近では物理的な鐘というものは姿を消しつつあるようです。私たちの世界の時報は電子制御され、スピーカーから流れ出るものがほとんどになりました

 

 これはなぜでしょうか?想像し難いかもしれませんが、実はこの疑問こそがスターハーモニー学園の土壌、ひいては友希あいねちゃんのスーパーポジティブな精神が生まれた所以を解くカギなのです

 

 

 

 

 

 

 

 

2, 街を耕す鐘

  

 鐘がある場所や空間について、思いを馳せて見ましょう。鳴らすことを目的とした鐘が設置されている建物はそう多くありません。神社、教会など宗教的施設がまず挙げられます。他方で、北は函館・南は長崎まで、かつて港町として機能していた観光地にも鐘が残されています。実際のところ、こうした観光地にある鐘というのは、鳴らすことで恋愛や願望の成就をもたらすものとして言い伝えられているものが多く、結局のところその意味合いは宗教的なものに近いかもしれません。

 

 ところで言い伝えというのは、100パーセントが嘘ではないように思えます。特定の地域に伝承された歌が災害から人々の生活を守る知恵を集約したものであったという話は、天変地異の際に各地で報告されることがよくあります。観光地の鐘の言い伝えは、でっち上げもあるでしょうが、少なくともその鐘を鳴らしに来るだけのエネルギーを持つ人たちの想いは報われるらしいということを私たちに教えてくれます。*2しかしまぁ、観光地化した地域に住まう人々は、二階堂ゆず先輩のように鐘を鳴らしまくる輩も来るでしょうに、大変な生活を強いられていそうですね。そうなのです、ここにきて昨今の音環境を考える上で重要な問題が立ちはだかります

 

 

 

 騒音です。

 

 

 

 高度経済成長期は、新しい建物を建設するためにそこかしこで工事が行われていました。当時は工事の音が「成長の音」として捉えられることもあり大きな問題にはなりませんでしたが、人々にプライベートな空間を分別する意識が広まったことで、この工事の音を筆頭に様々な音がプライベートな空間を侵害するものとして認識されつつあります

 

 例えばキリスト教圏の多いヨーロッパでは、鐘の音が騒音として認識されるようになり、いくつかの教会は電子制御によるスピーカーチャイムに設備を切り替えることを余儀なくされています*3地域によっては、日夜通して15分おきに鐘が鳴るところもあるようです。想像もしてみてください。Twitterで「アイカツを見てください」という長文postを15分おきにタイムラインに流される様子を。最初のうちはファボやRTをもって礼賛するかもしれませんが、そのうちにだんだんとウンザリしてくるはずです。万が一15分おきに「福音」を拡散しないと死ぬのであれば、現代においては音量の調整が必須でしょう。人の心をざわつかせてしまっては、その信仰は削がれていく一方です

 

 聡明な読者の皆さんはもうお気づきでしょう。そう、スターハーモニー学園のある街は、あの鐘がどのような背景でどのような場所に設置されているかはさておきーー恐らくは学校のてっぺんにあるのでしょうがーーとても包容力のある地域であることがわかります。例えば、公園であいねちゃんとみおちゃんが子供たちを追いかけるシーンがありましたね。公園で遊んでいると、近所のおじさん・おばさんが内蔵脂肪たっぷりのお腹に低音を響かせ怒鳴りつけてくることがしばしばある世の中で、あいねちゃんたちは何も恐れることなく縦横無尽に駆け回っていました。近隣住民との関係がシビアな問題になるとしたら、常日頃母親から「もっと静かに遊びなさい」と怒られているはずです。もしそうであるならば、大家族の一員であるあいねちゃんはお母さんの真似をして、子供達を諭すことがあってもおかしくはありません。けれども、そのようなシーンはひとつとしてありませんでした。全身全霊で楽しんでいました。

 

 幼稚園や小学校から聞こえる子供の声すら煩いと感じられてしまう昨今、このようなシーンが盛り込まれた上でそれなりの規模の鐘が鳴るということは、スターハーモニー学園周辺の地域住民は音に対する許容度が高く、アイカツにも広く理解があると考えるべきでしょう*4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3, 鐘の音に逢う

  

 さて、ようやく友希あいねちゃんの話に移ることができます。1話の終盤、ステージを経た上でビビッと来ていたみおちゃんからアイカツの世界に誘われるあいねちゃんですが、その表情は最初からハチャメチャに明るいものではありませんでした。表情から察するに、あいねちゃんは驚きと共にみおちゃんからの誘いを受け取っています。鐘が鳴ったのは、手を握り交わす直前、覚悟をする表情の一歩手前でした

 

 ところで、結婚式の鐘は「カリヨンの鐘」*5と呼ばれることがあるそうですが、この鐘が鳴るのは教会での挙式の後というケースが多いのです。したがって、あの鐘を結婚式の鐘だなんだと言い張るのは、結婚式童貞だと僕は思います。悪く言うつもりはないので、ぜひ親類やご友人が結婚式を挙げるタイミングがあれば、足を運んでみてください。とてと幸せな気分になります。幸せでボコボコにされますカジモドも恐れおののく顔面です。

 

 では、前述したシーンで鳴り響いた鐘はどんな役割を果たしていたのか。ズバリと言うつもりはさらさらありません、様々な解釈があってしかるべきですが、私はこれまで拾ってきた経緯を踏まえて簡潔に伝えるとすると、鐘の音については「あいねちゃんがアイカツを日常に取り入れることを後押しした」と考えます。あの鐘が鳴ったとき、友希あいねちゃんの中には、これまでの柔らかな日々の記憶、家族との思い出、ステージでのみんなの笑顔・応援、その全てが蘇ってきたに違いありません。そして、みおちゃんの手を握る前の、刹那の厳しい表情が生まれ、手を握った後の豊かな笑顔が花開いたのです。もちろん、あいねちゃんが「どーんと来い!」と言えるのは、家族のおかげだけではありません。スターハーモニー学園を創設することに合意し、その鐘の音を夢を追いかける人々への福音だと受け止めてきたその地域の人々のおかげなのです。あいねちゃんの「目指せ!友達100万人!」の精神は、彼女を取り巻く人々の人間的な器の大きさによるものだったのです。鐘の音が無ければあいねちゃんのドラマチックなアイカツへの幕開けを表現するのは不可能だったことでしょう。

 

 ここでひとつ余談を設けましょう。皆さんはなぜあいねちゃんの名前がひらがなで表記されているか考えたことはありますか。答えはおそらく途方もなくシンプル。この物語は女児向けで、キャラクターの名前はわかりやすくしなければならないからでしょう。しかし、友希あいねというネーミングをそっくりそのまま姓名判断にかけてみると次のような結果が生まれます。

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 なんと、。あまりにも不吉。女児向けアニメとして如何なものか。いや待てよ、そもそもあいねちゃんの名前には漢字が当てられていたのではあるまいか。鐘の音によって出逢いがもたらされたのであるとしたら、その名は逢音ではなかろうか

 

 

 

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 たまげたなぁ。吉凶混合とはいえ総画数は大吉です。先ほどの結果とは雲泥の差、主人公の鑑。いやぁなんて美しい字面なんでしょうね。あまりの愛おしさに今僕はディスプレイに向かってキスしています。僕に女の子の子供ができたとしたら逢音ちゃんって付けたいですね。子供のことを考えるような状況にあるのかとか仮に子供ができたとしてアイカツさせるかどうかとかはまた別の話です。こうして鐘の音があいねちゃんにとって重要な意味を持つことが改めて証明されてしまいました。

 

 

 

 

 

 

4, おわりに

 

 いかがだったでしょうか。これだけバックグラウンドに想いを馳せることができるのがアイカツフレンズという作品なのです。なんと(甲高い声)第1話〜第2話まではYouTubeで視聴可能です。今ならタダです。無料なんです。信じられますか。実質無料などではなく、元来無料(期間限定)なのです。この機会にぜひ、アイカツフレンズを見てください。この記事を見てくれた方々はもう1度改めてアイカツフレンズ第1話を見てみましょう。再生回数の人柱になれ。ご静聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

*1:本当はキャプチャ絵も添えて、視覚的にもわかりやすくしたいところなのですが、自分の力量と余裕のなさ、それからバンダイナムコさんからの著作権爆撃を恐れて断念しました。ご了承ください。

*2:鐘の響きを聴いた人たちが「その音に乗せられた想いを感じ取る」ことで集合的な意識の力が働く、なんてこともあり得るのではないでしょうか。ひとりでアイカツ見てるより遠く離れた知らない人たちと実況しながら見るアイカツのほうがおもしろいでしょ?そういうことです。

*3:もちろん、鐘の音が音楽であることを主張する人たちも少なくありません。鐘ってほんと良いですよね。国によって音の響き方とかも全然違うし、面白い世界だと思います。ところで湊みおちゃんの心の鐘、鳴らしてみたいですよね。

*4:もしかすると、街に鐘を電子化するだけの予算がなくて、単に我慢しているだけなのかもしれませんが。

*5:元々カリヨンというのは演奏の為に複数個で構成された教会に設置されている鐘のことです。これについてはまた別の話になるので、興味があればぜひ調べてください。

歌う蕾―星咲花那さんライブ感想文

 

 

 

0, はじめに

 この記事は、おかなちゃんの愛称で親しまれている、星咲花那さんが出演したライブに、僕が実際に足を運んで感じたことをまとめたものになっています。性懲りも無くやります。毎回おんなじようなこと言ってるような気がしてきましたが、記事に関しては思ったことしか書きません。ネガティブなこともポジティブなことも全部、全部書きます。勢いに任せてしまったがゆえに、文体がテキトーだけど、許してください。あと、今回はそんなに怪文書じゃないと思います。

(追記: 読み返してレポでもなんでもねぇなこれって思ったので、感想文ってタイトルに変えました。許して)

 

 

 この後の文章でオタク=エゴイズムを発散したくないので、最初にぶちまけておこう。僕は音楽が好きです。大好きです。特にクラシック音楽が大、大、大好き。今から西洋音楽史を、バッハからカプースチンまで広げて、お話してあげたっていい。オプションでアイカツのキャラクターになぞらえて、その歴史を辿ることだってできる。ドイツ3大BがいかにSHINING LINE*かを、ついでに言うとブラームスがなぜ大空あかりちゃんなのかを、キング牧師級の演説でお届けしよう*1I have a dream……

 それはさておき、僕はクラシックだけじゃなく、ほかのジャンルの音楽も積極的に摂取しようとしています。作曲の知識こそ薄いものの、どんな音楽にも歴史が根付いていて、どんな音楽が人の心を動かし続けてきたかということは、素人であろうとちょっぴり伺えます。音楽の持つ潜在的な「人を動かす力」を信じているから、仕事も音楽に関わることを選びました

 

 

 

 ここから先の話は、僕がリスペクトしてやまない、これからシンガーソングライターとして大きく花開こうとしている星咲花那さんの話です。最初に星咲花那さんに関する前提を共有して、そのあと本筋に入りたい。前提というのは、至極単純、次のたったひとつ。

 

 

 

・星咲花那さんって誰?

歌がハチャメチャに上手くて、可愛いお姉さん。

 

 

 

 何を騒つく必要があるんだい。よく聞こえないよ、耳にバナナが入っててな。ポプテピピックなら見たことがあるよ。続けてもいいかな?*2

 

 

 

 僕はワケあって、星咲花那さんのライブに2回行きました。2回分のレポを書くとツイッターの文字数をフルフルに使ったpost300回分はゆうに超えてしまいそうなので、直前に行われた渋谷gee-ge.で行われたライブイベント「ウダガワガールズコレクションVol.353」のレポに絞って書くことにします。どうか最後までお付き合いください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1, オープニングアクト

 

 4月14日、日曜日、渋谷。渋谷というのはいつ来ても魔境です。ありとあらゆる人種がじっくりコトコト煮込まれてできたであろう街並みで、同じ風景がひとつもない。駅前には、ただひたすら横断歩道を撮影する外国人がいれば、駅から少し離れたライブハウスには、ただひたすら階段に並ぶオタクもいるんですから。

 この日、渋谷にあるライブハウスgee -ge.に星咲さんが登場するということを聞きつけた僕は、その行列の中にいました。この日のイベント「ウダガワガールズコレクションVol.353」は、うたを歌って夢を追う女性シンガーソングライターの皆さんが集まるイベントで、このオープニングアクトとして星咲花那さんが登場するということで、無数のアイカツのオタクファンたちが駆けつけていました。

 

 

 実は、この手の小さな箱で座って弾き語りを聞くようなタイプの音楽イベントは、僕にとって初めての経験でした。チケットを貰う時に「誰目当てで来ましたか」なんてことを聞かれたのも、初めて。誰目当てで来た人が、どれだけいるのか、という数字が出ちゃうんです。なんてリアルな世界なんだと初っ端から考えてしまいました。だけどこれは決して冗談じゃあなかった。歌を使う世界ってのはハナっから「リアル」まみれだったことに、僕は後で気づきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2,  オンステージ

 

 開演時間を少し過ぎた頃、僕らのすぐ横を通り過ぎて、すっと舞台に立ち、スポットライトを浴びたのが、星咲花那さん。このイベントのスタートです。

 最初に、星咲さん自身の口から、アイカツの歌唱担当をやっていたことと、これからはシンガーソングライターとして活動できたら良いという旨の話があって、新しい世界の扉が開いたのをはっきり感じました。星咲花那を知ってる人!と聞かれたので、ロケット花火のごとく勢いで手を挙げてしまった。プレミアムドリーミングハートしてしまうところだった。

 

 

 

 Crow Songから始まったステージはちょっぴり緊張感がありました。ひとりで歌うのは、3月末に品川で行われたディアステージのイベント "DSweek"以来だったから、ご本人の緊張なのか我々の緊張なのかはわかりませんでした。けど、コールアンドレスポンスが楽しくて、だんだんと雰囲気が高揚していったのが記憶に残っています。

 2曲目はお得意の「アイネクライネ・夜のムジーク」。これはカバーではなく本人が歌ってるからよーくわかるんですが、口からCD音源って奴なんですよ。DSweekのときもそうだった。どう考えても星咲花那.wavに聴こえるんだけど、口とのタイミングがばっちりでね。いやいや、ちゃんと歌ってるんだよ。S◯A◯の中◯くんとかAK◯の人たち*3とかとは、訳が違う。歌い出しでおかなちゃんの口から飛んでくる「セレナーデ」という歌詞の部分の周波数帯域で、産まれたての人間の子鹿になってしまうんだ。感動のあまりclapすることすら忘れて、四つ脚でプルップルだ。ぜひこれは予習をして聴きに行って欲しい。あまりに巧すぎて笑えてくるんだから、笑いと感動のエンターテイメントってのはこのことだってのがわかる。

 ムジークのあとは、「ダイアモンドクレバス」が飛んできた。先述したDSweekのイベントのときもマクロスFが選曲されてたから、星咲さんはマクロスFが好きらしい。いや、もしかすると我々の世代にストレート170kmでぶっ刺さるメジャー級の媚びなのかもしれない。実のところ、僕もこの曲が大好きで、めちゃめちゃ深い思い入れがあるというとマクロスのオタクに失礼になるかもしれないが、宮ヶ瀬湖*4ぐらいの深さはある。

 

 

 

 冷静に饒舌をやってのけていると、画面の前の貴方は思うかもしれない。ところがどっこい、現場での僕は号泣でしたあんまり歌が上手いので、感動で泣いてしまった*5マクロスF放映当時の自分のこともちょっと思い出してしまった。まだ夢が溢れていた頃の話です。

 「またオタクのエゴかよ、それは歌のせいじゃなくて、お前が勝手に感傷に浸ってるだけだろ」と言いたくなる気持ちもわかります。一理も、1ミリもないとは言えない。だけど、少し落ち着いて考えてみよう。仮に歌が微妙だったら、音程を筆頭とした音のブレに気が行ってしまわないだろうか。自分の感情が昂ぶるっていうのは、歌への興味や集中力が切れなかった証で、本当にその人の歌が美しくないと実現できないことだと僕は思います。

 

 

 

 このブログを継続して読んでくれている聡明な読者の皆様の中には、アイカツシリーズでの星咲花那さんの活躍を既にご存知の方も多いのではないでしょうか。キャラクター毎の音色の幅広さ、ビブラートの間隔と加減、ファルセットの美麗さ、声量の力強さ*6、超音波、そして何よりリズムや音程の正確さ。「プロとして当たり前のライン」というのが音楽の世界にはあって*7、それを理解した上ですべて自分でコントロールしているのがしっかりと感じられる歌い方なんです。その衝撃ときたら、ありゃしない。具体的な例を挙げると、星咲さんはDSweekのステージで間奏部分のオブリガートを歌ってくれていたのですが、あまりの総合的歌唱力を目の当たりにした僕は、振っていた光る棒を静かに下ろしてしまった

 

 

 

 これらのことからわかるのは、一言で言ってしまうと、めちゃくちゃ努力しているということ。あの数十分のステージのために、これまで血の滲むような練習と経験値を積み重ねてきたに違いありません。仮にこれが私の妄想の範疇を出なかったとしたら、それはもう才能だ。天才

 僕たち人間は単純化が好きです。敵と味方、のように二分化することを特に好みます。だけど人間はニ種類には分けられない。単純に「持つ者」と「持たない者」という枠組みだけでは、決して分別できない。例えば「持つもの」といえど、最初から持っている者もあれば、後から持てるようになった者もある。

 この文を読んだ貴方は「後から持てるようになったとしたら、努力ができたということで、それこそ最初から努力の才能を持っていたのでは」というふうに思うかもしれません。その通りなんです。だから、星咲花那さんはいずれにせよ「天才」だということがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3, シンガーソングライターズ

 

 星咲さんのライブ目当てで来たのは紛れもない事実だけど、それとはまた別に、有象無象のシンガーソングライターがこの世界にいることもわかりました。自分の経験からエネルギーやインスピレーションを受けて歌にしている人、お客さんに思いのままに楽しんでもらいたくて歌っている人、自分の才能を信じて歌い闘っている人。それぞれに持ち味がありました。

 全編通じておもしろかったのは、オタクたちの勢いとノリで演者の方々がちょっと怯えていたこと。いつもと違う雰囲気だったのは多分僕らのせいだったんじゃないかと思う。関西出身の人たちは、うまーく煽ってきて、観客を味方にするっていう芸当をやってのけていた。ライブ慣れってのも大事なんだなと思いました。

 僕が見たシンガーソングライターの方々は、きっとほんの一部にすぎません。他方で、ライブハウスでお金を取ることができる人たちというのは、シンガーソングライターの中でも経験があってめちゃくちゃ上手い人たちであることが想像できます。

 この日見た人たちのほとんどが弾き語りでした。さらっとやってのけてました。どんな楽器にせよ弾き語りって本当に難しいんです。声というのは身体を楽器にして出すもので、弾き語りをするとなると、二つの楽器を同時に繰ることになる。これはとんでもないことで、並みの練習では到達できない領域です。ちょっとやってみようかなで、できる人がいたなら、今すぐそのギターを担いでニューヨークの酒場でNagashiでもやりにいけばいい。

 

 

 

 シンガーソングライターがなぜ弾き語りをするかというと、ライブ感を持ってひとりでオーケストラを操れるからじゃないかな、と思う。コードをハッキリだすことのできる楽器で、ダイナミクスを調整して、その場その場の自分の心のリアクションを含めた思い通りの表情にできる。アルペジオのような伴奏も、主旋律に対する対旋律も、打ち込みではできないリアルタイムなレスポンスを演奏に乗せることができるというのは、大きな利点だと思う。この意味でギターやピアノというのは、すごく便利です。

 他の楽器を複数のパートに割り当てて、ゴージャスなアレンジをするのは別の人の仕事です。このライブを見てアレンジャーの存在意義が腑に落ちました。詩を含めた曲を書いて歌を唱うのが、文字通りのシンガーソングライター。そこまででもとても大きい仕事だから、分業化するのもわかります。

 

 

 

 星咲さんは、今からそういうシンガーソングライターとして、歌の世界で戦ってみたいということを、どういうスタンスであれステージの上で宣言していたんです。一切の不安がないとは言わせません。だからこそ勇気のある人だと思いました。めちゃくちゃに強い人だと思いました。これはドチャクソ大きな挑戦です。歌がうまいだけじゃ、生き残れないんじゃないかって思ってしまう。僕はまだ星咲さん自身が書いた曲をまだ聴いたことがないから、シンガーソングライターとして活動する星咲さんを見るのがすごく楽しみな反面、祈るような気持ちでもあります。

 ただ、はっきりしてることがひとつだけあります。祈るだけじゃダメだってこと。星咲さんがこれからも歌で人生を謳歌できるように、僕たちファンは全力で応援しなくちゃいけない。*8僕も音楽が大好きだから、星咲さんにできる限りのエールを送りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4, おわりに

 

 すべての演奏が終わると、最後に物販が行われました。星咲さんの物販は例のごとくチェキ。いつかどこかで、一回で良いから対面して応援してますと伝えたい。そう思って、はや2ヶ月。まさかこの日に対面できるとは思ってなかったから、最初の対面で名前を訊かれて、やっぱり訳がわからなかった。僕の心は超高速で回転するメリーゴーラウンドのようにピカピカでグルグルだった。写真で見るよりも圧倒的な可愛さだった。可愛さ流星群だった。ディアステージでの出来事が脳裏をよぎったので、自分の名前を言うのが大変だったし、言ったら言ったで星咲さんの頭にはてなマークがめっちゃ浮かぶのが見えたし、身体中のあちこちがマーライオンしていた。

 

 

 

 そもそも星咲さんについては、名前や姿を知る前から、本当に歌が上手い人だと思っていて。「この真昼ちゃんの歌を歌っている人、誰だろう……めっちゃ歌うまいな……ビブラート完璧やんけ……えぇ!?ゆず先輩も!?!?エエエッッ!!?!????まどかちゃんもそうなの!??!?!!!?!!!」みたいな勢いで惹かれていったわけで。武道館のときも、瞬時に歌い分けを切り替える様子をみて、天才だ……って茫然自失になったこともあって。

 

 

 

 そういう感想が言いたかったけど、全然言えなかった。言えなかったから、結局3週も回ってしまった。奇跡的に、最後の最後の一枚のチェキをもらえた。手渡しで。両手で受け取って、卒業証書授与みたいな貰い方をしてしまった

 最後の対面は少しだけ長かった。楽器の経験はあるんですかと尋ねたら、ほとんどないとのご返答でした。DSアンプラ*9のときのギターを使ったのが最近の出来事で、Fのコードを抑えるのが難しいって仰ってました。

 本来の意図としては、これだけ歌がうまいのだから、何かしら音楽的なルーツがあるに違いないと思っての質問だった。けれども、星咲さんからの返答を受けて、僕は驚いた顔をしていたと思う。僕は「難しいですよね」なんて言ってヘラヘラ笑っていたけど、心はめちゃくちゃに泣いていた。やっぱりすげー人だと思った。*10

 

 

 

 チェキが枯れたのを見届けて、星咲さんからのコメントを貰って、拍手で見送って、終電ギリギリの時間にライブハウスを抜けて、青白く光る街頭が反射する渋谷の坂道を、半泣きになりながら駆けた。ときめきがオーバーヒートして、駅まで走り続けた。いつもの帰り道とは全然違う景色だった。僕も好きなことのために動かなきゃと思った。

 

 

 

  この記事はここでおしまいだけど、星咲さんの活動はまだまだ続くし、なんならTwitterの公式アカウントも開設されました。これからの活躍が楽しみでしょ?フォローしようね。そんでもって一緒にライブ行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 この日、井の中の蛙に素敵な歌と新しい世界を見せてくれた星咲花那さんへ、改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

以上で私の演説を終わります。

ご清聴ありがとうございました。

 

 

  

*1:希望する人が多ければ記事にしてみようと思います。2万字はあるので覚悟してください。

*2:アイカツシリーズの歌唱担当をしてくれていたことも、クラシカロイドの歌を歌っていたことも、本当に感謝しています。絶対に忘れません。

*3:SWATの中将、AKGの人たちのことなんですけど、暗殺の恐れがあったので書くのをやめました。

*4:ぐるり宮ヶ瀬湖|公益財団法人 宮ヶ瀬ダム周辺振興財団

*5:静かに泣いていたとはいえ、連番のRさんからガチ泣きしてんじゃん(草)と言われるぐらいには目立っていたかもしれません。両隣の人、すみませんでした。

*6: 踊りながら歌っていたときも感じていたと思いますが、音圧がヤバい。おそらくマイクのゲインをほんのわずか、ミジンコがちょっと動いた、そのぐらいの調整で済むレベルで声が出る人なんだと思いました。

*7:そのラインを基準にした先生や先輩と出会って一緒に練習をしたとき、それを満たすことができなくて、1週間楽器が弾けなくなるぐらいに、死ぬほど怒られた経験がある。音程とリズムってのは、あの世界では大前提だ。

*8:もちろん、自分たちの人生も大切です。今ある資産や人的資本をすべてなげうつ必要はない。自分たちのできる範囲で、応援をすればいいと思います。

*9:ディアステージ所属のアイドルによるアコースティック生演奏ライブのこと。たしか2月とかにあった。僕は残念ながら行けていない。

*10:僕なら折れてる。

ディアステ再遊記

0, はじめに

 この記事は、僕がディアステージ(以下ディアステ)に再訪して、アニメ「アイカツ!」シリーズの歌唱担当の方々と再対面を果たし、またしてもハチャメチャになってしまった出来事を書き残した日記のようなものになっています。あいもかわらずガバガバ・ボギャブラリーでお話を進めていきたいと思います。

 もしまだ前回の記事をお読みになっていないのであれば、今回の記事の発端であり前日譚となる内容ですので、そちらから読むことを推奨します。推奨するだけです。

aikatsu-tiepp.hatenablog.com

 

 
 
 
 
 
 
 

目次

1, ただいま、ディアステ

2, 私たちの女神様

3, 事実はインターネットよりも奇なり

4, おわりなきオタクの御託

 
 
 
 
 
 
 
 

1, ただいま、ディアステ

 大学の親しい同期とサシ飲みをするにあたって、秋葉原という場所が選択されたとき、皆さんはどの飲み屋を選びますか。
 
 
 
 
 僕は選びました。
 
 
 
 
 ディアステージを。
 
 
 
 
 この狂気じみた選択が、何故快諾されたのかはさっぱり分かりません。今回ディアステに同行してくれた大学時代からの親友Sさんは、アイカツのアどころかアイドルのアの字も知らないオタクです。しかし人生というのはまったく不思議で、全ての歯車がきっちりと噛み合って動き出すように、ありとあらゆる物事が私たちをディアステへと誘っていたのです。
 
 誘導的事物のひとつが、当日のディアステ3階出勤メンバーでした。いざ確認をしてみると、なんとアイカツ初期から歌唱担当をしてくださった御三方、わかさん・ふうりさん・りすこさんがいらっしゃるではありませんか。激動の新年度をひそかに泳いでいたツーチェキの記憶が、ベテラン漁師の一本釣りのごとくスピードで瞬く間に引き揚げられ、私は多幸感によりレビテト*11枚500円という麻薬的魅力と市場破壊的価格とを備えた推しのチェキと、有無を言わせず事後承諾価格のお通し「塩ダレごまキャベツ」とを天秤にかける必要が一体どこにあるというのかそう考えた僕はすぐさまSNS上でデジタル土下座をしたのち、半ば無理やりSさんをディアステへと誘い込んだのでした。*2
 
 秋葉原に最近できたらしいハンバーガー屋さんで軽食を食べた後、そのクオリティの微妙さを嘆きながら、私たちは極彩色で彩られたシャッターの前に辿り着きました。まさかこんなに早くただいまを言うことなるとは、思ってもいませんでした。時間にルーズなインド人も、さぞかしびっくりしたことでしょう。
 時刻といえば20時過ぎ。入り口のガラス扉を覗くと、ディアガ*3の姿は無く、ねずみ色のカーテンが敷かれていました。これは1階がライブの最中であることを意味しており、Sさんにとってはちょうどいい機会だと思ったので、即入店。前回ほどの挙動不審さはなく、尺取り虫*4のようなスムーズかつ大きな足取りで外界との境界を跨ぐことができたあたり、気味の悪さは当人比30パーセントといったところでしょう。*5
 なんの前置きもなしに2人分の入場料を払ってSさんへ「缶バッジ」を手渡した私は、早速ライブ・エリアへとSさんを招きました。私はディアステの舞台とその周辺で跋扈する魑魅魍魎*6たちにまだ慣れていませんでしたが、別の畑にいるオタクをそこに連れ込んだ時の「化学反応」にはとても興味がありました。1階にいた時間はほんのわずかでしたので、ここでの出来事は割愛しましょう。ただ結果として、ある程度アンダーグラウンドサブカルチャーに触れた経験のある人間がディアステの現場を見ると、強烈な納得感に襲われるということは確かなようでした。僕が前回の記事に書いた通り、Sさんもまたこの場所のコンテクストを感じて、"オタ芸"に意味を見出せた旨を僕に話してくれたことは、とても面白く、それでいて嬉しかったです。ディアステのステージが、演者とオタクとが一体となり熱量のあるコンテンツになっているとを改めて感じました。
 
 
 

 

 

 

2, 私たちの女神様

 私たちの本来の目的は3階のバーでお酒を飲むことだったので、ライブをしばらく見つめた後、階段を駆け登り、バーの入口へと向かいました。3階に入るのは初めてだったので、この場所については詳しく書いておこうと思います。3階の部屋に入るとまず目に飛び込んでくるのは、四角いカウンターテーブルの席カウンターの中にはディアガの皆さんがいて、カウンターを囲うように座る皆さんに食事やドリンクを提供していました。この日はわかさん・ふうりさん・りすこさんに加えて、とっても美麗な雛形羽衣さん*7という方もいらっしゃいました。これは改めて振り返って思ったことなのですが、カウンターに座って正気を保っている皆さんは一体何者なのでしょうか。あの至近距離にわかさん・ふうりさん・りすこさんがいようものなら何をオーダーしてしまうかわかったものではありません。僕があそこに座ろうものならたとえライトサイドの使い手であったとしても、即座に66を注文、全宇宙にいるジェダイを皆殺しにしてしまうに違いありません。*8 3階のカウンター席に率先して座るオタクは、精神と時の部屋*9で超人的な修行を積んできた徳の高いオタクであることが想像できますね
 しかし、この文章を読んでいる皆さんは日夜ツイッターに勤しむ非戦闘員でしょうから、そのような強靭なメンタルをお持ちでない方が多数だと思います。そんな方々にオススメしたいのが、テーブル席カウンターから少し離れたところにあり、憧れの人たちが働く様子を遠目に見ながら、ゆったりとした時間が過ごせます。
 
 
 
 と、思っていました。このテーブル席に案内されるまでは。実際はゆったりどころではない、ということに気がついたのは、りすこさんがオーダーを取りに来てくれた直後のことでした。このテーブル席というのはある種プライベートに近い空間であるとまで言えるでしょう。というのも、オーダーを取りに来てくれるディアガの皆さんとの距離が、寿命を感じるほど近い聡明な読者の皆さんなら既にお気づきでしょう、カウンター席にはディアガの皆さんとの間にカウンターという「天の川」*10がある。テーブル席にはこれが無いのです。わかりますか。彦星と織姫が拳で解り合う、そのぐらいの至近距離なのです。
 
 テーブル席につくまでは、Sさんに私の爆発的動揺を悟られないよう、いつものファミレスに入るかのような快活な動きでいましたが、席に着きオーダーを取りに来たりすこさんとお話をはじめてしまった僕はもうダメでした。完全にオタクでした。その心拍は、高鳴る割には不整脈でしたので、時折DubStepのようなリズムを刻んでいましたこの後飲んだお酒のせいかもわかりませんが、五臓六腑に深刻なダメージがあったような気がします。
 
 りすこさんとは初めましてだったので、アイカツ武道館を観に行ったことを伝えた上で、私の敬愛する神崎かずとくんの話をしました。彼のおかげもあって今日ここにいることをりすこさんに伝えると、当時の神崎くんの驚きぶりをにこやかにお話してくれました。あの日出勤情報を提示していなかったがゆえに生まれた「ほ、本物ですか?」というモノマネまで頂けたので、私は神に感謝しました。明日の朝はぶどう酒に一切れのパンにしよう、そう思いました。
 
 ここで少しだけ話を変えましょう。わかさん・ふうりさん・りすこさんは、かつてはアイカツの歌唱担当でしたが、他方Mia REGINAというユニットとしても活動しています。オフィシャルサイトはこちら。

【Mia REGINA】Official Website

  昨今話題の百合漫画「citrus」がアニメ化された際、EDテーマソングのアーティストとしても大抜擢されています。*11 既にご存知の方も大勢いらっしゃるかと思いますが、4月30日には有明でライブもやるらしいので、みなさん是非行きましょう(媚)

SAMURAI GIRLS FESTIVAL 2018 in JAPAN

 さてこのMia REGINAは、日本語に訳すと「私たちの女神様」という意になるそうです。僕は今回、そんな女神の皆様おひとりおひとりと、お話する機会を持てました。それぞれどんなお話をしたかというのは、最後にまとめてあります。僕自身、チェロという弦楽器のアマチュア奏者であるため、みなさんがどんな音楽的ルーツをお持ちなのか非常に興味がありましたし、今の仕事柄演者として武道館に立ったときの感想を少しでも伺いたかった。ありがたい事に、皆さんがお話できる範囲で、たくさんのことを教えてくれました。

 もちろん、面と向かってお話できるというだけで、十分に女神的な出来事です。平民とお話してくれて感謝。皆さんの才能で白米が3杯はイケる。ごはんが美味しい。明日も仕事頑張ろう。そう思いました。しかし、冒頭で述べたような奇天烈な出来事というのは、こうした対話をする直前にありました。

 

 
 
 
 
 
 

3, 事実はインターネットよりも奇なり

 さて私がりすこさんとお会いして、お酒を注文した後の時間まで戻りましょう。Sさんと私は、バッジと引き換えにアルコールドリンクを注文し、ひとまず乾杯をしました。ドリンクを持ってきてくれた方は、わかさんだったかと記憶しています。*12 僕はこのタイミングで、わかさんに自分の名前と、ここに来たのが2回目であることを伝えました。初めて来たときに、相方のBobくんのバースデーを祝ってもらったことをとても感謝している旨を伝えると、わかさんは「ちえぴっぴ……?」と小さく呟き、暫くの間記憶を探るような表情をして、「もしかして、あのブログ……ブログ読んだ!」というようなことを仰るわけです。
 
 
 
 
 
え?
 
 
 
 
 
  あまりに唐突だったにも関わらず、私はそこまで馬鹿ではないので、わかさんが何を仰っているかというのは、すぐにわかりました。わかってしまったので、身体中の血液が沸騰しました。眼鏡を投げ捨て、顔を両手で覆うしかありませんでした。私のブログを、わかさんが読んでいた。続けてわかさんから「みんなで読んだ!」と言われました。わかさんは気が利くお方です。ありがたい御言葉ではあったものの、精神的追撃のタイミングは完璧と言わざるをえませんでした。もはや営業活動であろうとなんであろうとどうでもいいです。脳髄のマグニチュードは5000.0兆Mでした。わかさんが指差す方向はカウンターで、そこにいたのはりすこさんとふうりさんでした。ご自身でお使いのグループトークアプリに投下したとかなんとかも言っていましたが、つまるところ私のブログはわかさんだけでなく、ふうりさん・りすこさんにも読まれていたらしい。御三方はブログの筆者である私に、次のような言葉をかけてくれました。
 
 
 
 
 伝説的歌唱担当わかさん本人から「めちゃくちゃおもしろかった!」とか「文才がすごい」*13とか、嬉しい言葉もいただけて、私はただただ幸せです。しかしそれは振り返ってそう思うだけであって、当時の私は喜ぶどころかただただテンパるだけでした。「やべぇ」と、貧弱な語彙力で叫ぶしかありませんでした。いやはや、どう考えたってヤバいのはお前の方だ。ふうりさんにあの記事を読まれていたとしたら、正真正銘のキツいオタクではないか。しかしながら「怪文書によって認知を得たオタク」というのは人類史上類を見ないのではという思いもあり、私は今度こそ、陳腐な空中浮遊魔法などに頼ることなく、文字通り宙を舞っていました。3階のフロア中に響く「ヤベ~~~~~」の声が、カウンター席に座るオタクたちの笑いを誘います。サシ飲みに来たはずなのに、対面に座るSさんには放置プレイで申し訳なさしかありませんでした。ごめんぴ。
 私が怪ブログの筆者であることを認知したわかさんは、しきりにふうりさんを呼ぼうとするので、私はいやいや勘弁してくださいと懇願しました。今この状態でふうりさんにあったらアナログ土下座をする他ないからです。みなさんも気をつけてほしい。インターネットに怪文書を投稿するということは、誰に見られてもいいということに他ならないのです。ただ飲みにきたSさんは先述の通り置いてけぼりに近い形になってしまったので、わかさん達が離れていた間に、仕方なくアイカツスターズのキャラクターであります私が敬愛してやまない七倉小春ちゃんについて書いた記事*14の概要を懇切丁寧に説明したのですが、ドン引きされてしまいました。悲しい、とっても悲しいです。*15
 
 わかさんと武道館の思い出を語った後、しばらくしてりすこさんが何か頼みますかとオーダーを取りにきたので、勢い余ってジャック・ダニエルのハイボールを頼んでしまいました。あんなべっぴんさんに何か頼むかと訊かれて何も頼まない男がいるのか。信じられない。Believe in りすこ。
 酒が来たら今度はふうりさんが来ました。初手謝罪でした。ふうりさんからも前回は忙しくて申し訳なかったという謝罪の言葉をいただきました。逆に申し訳ありません。前回の記事で塩、塩、塩と書きまくってしまったが為かもしれません。この日のふうりさんは塩ではなく、シュガーでした。アイカツアー東京にてショコラショー・タイムを歌ってくれてありがとうございましたという御礼の言葉を伝えると、ちょっとした裏話を教えてくれました。甘すぎる。
 
 
 
 
 
 
 

4, おわりなきオタクの御託

 結局私たちは1時間ちょっとでディアステージを出ました。最後にちょっぴりふうりさんのステージを見て、帰りました。目があったことだけは覚えています

 Mia REGINAの皆さんととディアステージでどんなお話をしたかは、以下の通りです。

 

 

 

りすこさん
・武道館の話
・神崎くんの話
・紙ナプキン製ネームプレートの話
 
わかさん
・私のブログの話
・音楽経験の有無
・カラオケの話
PA機材と武道館リハーサルの話
 
ふうりさん
・私のブログの話
・ショコラショー・タイムの話
・音楽経験の有無
吹奏楽の話
秋葉原の話
 
 
 
 
 ざっと挙げるだけでも、これだけのお話ができたのは、歴史的成果だと思います。何より僕はふうりさんと、今度こそお話ができて良かった。目を見て話をできていたかはわかりません。
 既にお気づきかと思いますが、お話の詳しい内容についてはこのブログではほとんど伏せています。面白みに欠けていたかもしれません。しかし、踏み入った話ができるとはあまり思って欲しくはないけれども、「普通に」アイドルとお話しができる空間がディアステにはありますもし今、片手でスマホやマウスを持ってこの記事を読んでいるのなら、反対の手で胸に手を当ててみよう。今一番推しに聞いてみたいことは?」
 この記事を読む貴方は、推しと話をするチャンスがあるというのに、一体どうして生を全うできるのか。死ぬ直前に、貴方の周りを駆け巡る走馬灯に向けて、一時停止ボタンを押す。あぁディアステなんてところもあったな、お話ししたかったなぁ、ふうりさんと。そう思うわけだ。人生は夢だらけ*16一方で恥だらけでもある。だがしかし、君が一時停止をするそのタイミングは、決して恥の場面ではなく、夢の場面だ。今からでも遅くはない、思い出は未来の中にある
 
 ところでSさんはどうなったかというと、楽しかったと言ってくれました。お世辞でも構いません。万が一お世辞だったら怖かったので、デニーズでソフトクリームを奢りました。甘いモノで怒りの人格を殺すことができるのは、重要な知識のひとつでしょう。ここで初めてアイカツのちょっとした歴史と、わかさん・ふうりさん・りすこさんの私から見た立ち位置についてお話をしました。ディアステに入る前になぜこれをしなかったのか。理由は簡単です。偏見なしであの場所に入って欲しかったから。

 

  話が飛び飛びになりましたが、ディアステージにはMia REGINAの皆さんだけでなく、夢と希望に満ち溢れた方々がたくさんいらっしゃいます。ディアステージにどんなアイドルがいるかは、公式ホームページで確認できるので、ぜひ足を運んでみてください。

 

 

 

 

[DS]秋葉原ディアステージ

  

 さぁ、会いに行こう。私たちの女神様に。

 

 

 

 

*1:ファイナルファンタジーシリーズの浮遊魔法。空中浮遊が可能なので地面から伝わる攻撃をいともたやすく回避することができる。スピッツの某曲の某歌詞(著作権料を徴収されるので伏せる)のように、あるいは映画『The Matrix』のネオのように、はたまたドラえもんタケコプターのように、空を自由に飛べるわけではない。ただただフワフワしているだけである。

*2:無理やりというのはいささか盛っている。先日別の場所で飲み会を開催した際に、僕がSさんのお代を支払う代わりに一緒にディアステへ来てほしいと脅した、というのが事の顛末だ。

*3:ディアステージで働き、歌でオタクたちの脳内を支配しようとするアイドルたちの総称。

*4:尺取り虫というのは実際に尺を測ってくれるわけがありません。かく言う私もその細身から「カマキリ」などという限りなく蔑称に近いアダ名を授けられたことがありますが、人類は昆虫界がささやかな貢献をしてくれていることに圧倒的感謝を述べるべきでしょう。このように、文章の尺を十分に取ってくれているのですから。

*5:このときの受付は小泉ようさんでした。人気急上昇だと思います。

*6:僕はこの魑魅魍魎という言葉が大好きです。妖怪だらけで最初はウワッと思うかもしれないけれども、よくよく見てみるとみんなが楽しそうで、思わず混ざりたくなってしまうような、そんな雰囲気がディアステージにはあるんです。

*7:顔が良い。だけではないことがこの日のうちにわかりました。「カウンターの中で大先輩方に囲まれている緊張感というのは計り知れないだろう」なんてことを思っていたら、案の定 御三方が1階のライブのためにいない間、少しだけ羽目を外しているシーンがありました。とても可愛い方だと思いました。これが密告的なものにならないことだけを祈ります。次回ディアステにいらっしゃる際にはぜひお声掛けしたいです。

*8:スターウォーズepisode3を参照。

*9:ドラゴンボールのチート設定のひとつ。この部屋に入ると時間の進みがとてつもなく遅くなり、ほぼ無限に修行ができるらしい。私が想像するに、多分この部屋にはインターネットがないので、こんな記事を書いたり読んだりするような輩が入ったとしたら修行以前にすべからく全員死ぬ。つまるところ陽キャのためのパーティ部屋である。

*10:僕は天の川コズミックコーデが好きすぎてDCDアイカツスターズ の前で悶絶、そのまま緊急入院したことがありますが、これをインターネットの海へと放流するのは時期尚早だと思いました。「川」の先には必ず「海」があるということを覚えておきたいですね。

*11:https://www.amazon.co.jp/TV%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%80%8Ecitrus%E3%80%8FED%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%80%8CDear-Teardrop%E3%80%8D-Mia-REGINA/dp/B077LB4W2Y

*12:私の怪文書は、推敲にかなり時間を要しているので、記憶が薄れる中で完成するというところが難点だと思っています。きちんとメモを残すことは社会人としての基本なので、新社会人の皆様にはぜひ徹底していただきたいところです。

*13:Sさんは僕の怪文書を読んで、参考文献がないだとか言葉をもっとマトモに使えだとか、インテリ的叱責をしてくれました。これに関しては全くおっしゃる通りで、物書きとしての才能があるわけではないと自分自身思います。ではここにある文才とは何か。でっちあげギリギリのラインで、1を10に拡大表現する力。そういうことにしておきたい。

*14:七倉小春ちゃんとは何者なのか - アイカツ遺物記

*15:http://www.aikatsu.net/aikatsustars_02/character/chara_aria.html

*16: