ふうりさん、Twitchで遊ぶ

 

 

 

           Twitter 隠居はするが ブログ書く(五七五)

 

  • そもそもTwitchってなんやねん
    • それが人にモノを聞く態度でありましょうか
    • Twitch、それはゲーム専門の動画配信サイト
  • このTwitchで誰が配信してるんですか?
    • 聞いて驚け!見て笑え!
    • ふうりさんが配信するんだぞ
  • ゲーム配信を仕事にするためには?
    • いい質問ですね。
    • はやくふうりさんの給料になりたい

 

 

 

そもそもTwitchってなんやねん

 

それが人にモノを聞く態度でありましょうか

 いやはやTwitchを知らないとは、なんと嘆かわしいことか。義務教育が陰キャの遊びを蔑ろにしてきたツケを今後払わされるに違いありません。私が放つ怒りのキーボード打鍵音は午前2時のリビングへと響き渡り、ついぞ管理人室前の掲示板に「エンターキーがうるさい」という至極まっとうなご意見が投下されるハメになるのです。ため息をするのに肺2つでも足りないほどの落胆であります。地球温暖化は私の嘆息のためであり、昨今の異常気象もまた私が吐く人智を超えた量の二酸化炭素の所為でありますが、このため息はみなさんがTwitchを知らないことに起因するので、天変地異は皆さんのせいで起こっています。気づいてしましたね、これは人類の危機なのです。平成最後の夏で地球が終わってしまうかもしれない。反省しましたか?では、今すぐTwitchトップページをブックマークに入れろ*1

www.twitch.tv

 

 

 

Twitch、それはゲーム専門の動画配信サイト

 世間の皆様がeSports*2に対してお金の匂いを嗅ぎつけていただいたおかげで、ようやくCMなどで話題にあがるようになったMOBA*3やバトルロイヤル系*4などのコンテンツを筆頭に、世界中のゲーム配信者が集う動画配信サイト。それがTwitchです。個人の配信だけでなく、洋ゲーの祭典E3*5やMOBA系の世界大会の放送も多国語で配信しています。今年の賞金総額が25億YENを突破したらしいDota2の世界大会*6について言えば、昨年の同時視聴者数が80万人を超えたということですから、驚きに値します。人気の配信者やコンテンツともなれば、時間帯にもよりますが、常時10万人以上は接続しています

shibuya-game.com

 つまるところ、Twitchは泣くオタクも黙るガチンコゲーム配信サイトなのです。

 

 

 

*1:Twitterのブックマークはゴミ箱に入れても構わない。

*2:ビデオゲームを頭脳スポーツ(反射神経を使うことから純粋なスポーツだという動きもある)のひとつとして位置づけたときのビデオゲーム競技の総称。海外では開発会社や業界主導のもと、プロ・アマ/オンライン・オフライン関わらず、巨額の賞金がかかった小~大規模な大会を開催し、世界中のゲームオタクたちを虜にしています。ゲーム内アイテムを購入することで大会の賞金額が増加する仕組みやeSportsの勝敗を賭け事にするなど、未開のビジネス領域として日本でも注目を集めつつあるようです。

*3:Multiplayer Online Battle Arenaの略。リアルタイムストラテジー型のゲームの中でも、複数のプレイヤーでチームを組み、規定のルールに従って、育成・戦闘を繰り広げるゲームの総称。現在は5vs5が主流で、後述するようにLeague of LegendsやDota2が世界的に人気で、Twitchの配信もこれらのゲームが主流。国産のゲームとなるとLord of VermilionWonderland WarsがMOBAに近い。

*4:PUBGやFORTNITEなど、オープンワールドに放り込まれてプレイヤー同士で戦闘を行い生き残るタイプのゲームをこう表現するらしい。かつてのTwitchでは、PUBGの生まれるきっかけとなったゾンビゲーH1Z1、軍隊ゲーARMAなどのプレイヤーも配信を行っており、それなりの数の視聴者で賑わっていました。

*5:ディアステージつながりでいえば古川未鈴さんが現地に行って配信していたのが記憶に新しいですね

*6:The Internatinalと呼ばれる1年に1度のオフラインイベント。今年は8月20日~25日の5日間、バンクーバーで行われます。私はここ3年ぐらいの大会をリアルタイムで視聴してきましたが、笑いあり・涙あり、才気溢れるプロプレイヤーたちが人生をかけて衝突する姿に心動かされます。深夜帯ではありますがTwitchでも配信予定なので、eSportsがどんなものかを知りたい人はぜひチェックしてみてください。なおほとんどが高速詠唱の英語です。

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次元の違う「尊い」へ寄せて

 

 

 

 

 

偶像崇拝的「尊さ」

 アイドル文化に触れるようになってから、周りのオタクたちから尊いというミームだかタームだかをよく聞くようになりました。最初にこの言葉が用いられるのを聞いたとき――確か『アイカツスターズ!』における香澄姉妹の姉妹という枠組みを超えたかに思える関係性*1について、Twitter上の老若男女オタクたちが用いていたと記憶していますが――「筆舌に尽くしがたい、高尚とすら感じる昂ぶりの気持ち」を揶揄するのに大変適した言葉だと感じまして、思わず満面の笑みを浮かべてしまいました*2

 

 

 

 この「尊い」について、こんな話を伺っています。「いわゆる"二次元アイドル"に対して『尊い』という言葉を使うのは理解できない」*3と。生身のアイドルは、容姿・才能など私たち人間が意図して配分することのできない諸要素を絶妙なバランスで持つ奇跡的存在であり、三次元アイドルに対する「尊い」には「生まれてきてくれてありがとう」の意味が込められている。一方インターネットを中心に世界を席巻している"二次元アイドル"はコンテンツクリエーターたちによって企図された存在であり、オタクたちに崇拝されるためのデザインを施されて生まれてきたものであるから、奇跡でも何でもない。ゆえに次元の異なるアイドルたちに「尊い」は如何なものか……と、いうわけです。

 

 

 

 なるほどたしかに、言わんとしていることはわからなくもありません。しかしながら私は、今は亡き「フォトカツ」で七倉小春ちゃんに出会い、生きとし生けるすべての物が尊くなった挙げ句、そのステージを見る毎に地球上に存在する水量を遥かに超える量の涙を流し、その涙がやがてアイカツアイランドの海を作ることになった男であります*4。他方かつての歌唱担当たちを追いかけてもいる*5ため、二次元も三次元もドーンとこい、とまではいかないものの好き嫌いはしないように心がけています。

 

 

 

 しかし、さすがに一方を「奇跡でもなんでもない」なんて言われてしまうと、あの黒ネズミが蔓延る夢の帝国は単なるおじさんの陳腐な産物なのか、と問いたくなるのも事実です。あれは具現化して次元を跨いじまってるじゃあないか。次元の違いで「尊い」に差が出るとすれば、「尊い」は一体私達の何を示してるんでしょう。現状の「尊い」についての理解は2つの次元を分断し、生身のアイドル崇拝者たちとコンテンツ崇拝者たちの間に深い溝を作りかねません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……などという対立論調で行くと、皆さんはそこそこ面白いのでしょうが、私はちっともちんぽこ面白くありません。誰がなんといおうと、私は「2次元のオタクも3次元のオタクも同じ穴のムジナ。Q.E.D.したいのです。決して悪事を働いているわけではないのですが、オールオタク=ムジナです*6偶像崇拝的「尊い」が発せられる根源は同じであると私は考えます。

 

 

 

 ところでムジナと打とうとしたところ、ちょっと手が滑ってジーなどというドイツ語を打ち込みかけたのですが、ジークってどこかで聴いたことがあるような……たしか星咲花那さん*7が毎回ライブで歌っている曲の題名に入っているような……

www.classicaloid.net

 

 

 

 さて、聡明な読者のみなさんはきっと頭を抱えているに違いありません。アイカツネタじゃねぇのか。ぜんぜん怪文書じゃねぇぞ。早いとこ記事の最下部まで流し読んでクソして寝たい。そう思っているのではないでしょうか。ブラウザバックやタブ消去、ホーム画面を押すなどする前にもう少しだけ私に時間をくれませんか。怒りよ沈み給え。グッバイ小じわ。一生に三回ぐらいのお願いです。改めて「尊い」とは何かを、一緒に問うてみようではありませんか。

 

 

 

 

 

尊い」語源総括

 そもそも「尊い」というワードには、偶像崇拝の要素は含まれなかったとしても、敬いの気持ちがあったはずです。なんせ「天上天下唯我独尊」という言葉を残したと言われている、かの有名なブッダことGoogleで「尊い」を検索すると、天皇絡みの書籍が多数ヒットします。それから、命や犠牲など人の一生に関わる言葉も付随してきます。かけがえのないもの、というニュアンスも含まれるのかもしれません。こういう記事は辞書で言葉を調べるのが原則のようですがめんどっちいのでネットメディアの記事からこのミームについて考えようと思います。

 

 

 

 「尊い」をオタクの皆さんがどう捉えているのか。ねとらぼの「ねっと用語知ったかぶり」には、「尊い」が次のように紹介されています。

nlab.itmedia.co.jp

 読み方は「とうとい」。キャラクターや作品に対して「萌え」を通り越して信仰心に似た強い感情を抱いている状況を表すときに使われます。「尊い」という言葉はもともと「崇高で近寄りがたい、神聖、高貴」「きわめて価値が高い、非常に貴重」といった意味で一般的に使われている形容詞ですが、二次元コンテンツやオタク向けカルチャーに対して使われることが増えてきているのです。

 用例としては、キャラクター名や作品名と一緒に「○○尊い」と端的に表現されることがほとんどです。このような使い方は2012年にはすでに散見され、2013年で女性オタクを中心に広まり、2014年にはかなり一般的に用いられるようになりました。「尊い」のほかにも「尊み」「尊さ」なども同様に使われています。また、アイドルやジャニーズといった三次元の人物に対しても使われることがあります。

 なお、一説ではネットジャーゴンとして初めて「尊い」が登場したのは、2007年のとある宗教系大学のmixiコミュの書き込みだと言われています。2011年にその表現を広めようとするスレが2ちゃんねるに立てられていますが、現在のような広がりをみせる段階まではいきませんでした。

  女性オタクを中心に広まり、という点が非常に気になるところです。最後の段落での補足は、他サイトでも散見されましたが、ソースが不明なので信用できませんね。

 

 

 

 「ピクシブ百科」は素人さんが編集されているようですが、なかなかオリジナリティある内容になっています。

dic.pixiv.net

 2014年前後になって使われることが増えてきている(と思われる)用語。出所は不明。 pixivのようなネット界隈で使われる場合、「萌える」「妄想が捗る」「シコれる」などと同様に、作品の表現に対して抱く感情のひとつとして使われる。

 要は「マジ素晴らしい」「ほぼ完璧」「最高すぎる」という意味である。

1. アレンジや脳内補完などの手を加える気もなくなるような崇高さ。

また、妄想とか興奮とかいったものをすっ飛ばして、ただずっと見ていたいと感じさせる高貴さ。
2. きわめて高いクオリティ・価値を感じられる
3. そんなものを我々に披露してくれてとてもありがたいと思う
 元々の意味に当てはめて考えるとだいたいこんな感じになる。

 原作およびメディアミックスにおける「この作者(監督)わかってる感」の高い描写や、キャラクター同士のカップリングに対して使われることが多い。

  Pixivでは関係性や作品に対して用いられることを強調していますね。絵がメインのコミュニティであることが反映されている結果でしょう。

 

 

 

  こちらもパンピーさん編集でしょう、「ニコニコ大百科」は次の通り。

dic.nicovideo.jp

 「尊」という文字の意味は尊のページで確認してください。ニコニコ動画、静画においては二次元キャラ、推しキャラに対して付けられる事があり、一人絵でも二人やそれ以上で仲良くしている絵でも見かける。

 最早言葉で言い表すことが出来ない、語彙力を失う、目を覆ってしまう、なんて素晴らしい作品なのだろう等といった感極まる作品に対して感じる事が多く、絶賛・賞賛の言葉でもある。

  Pixivとは打って変わって、こちらはキャラクターに対する感情表現であることが強く前面に押し出されています。

 

 

 

 これまでで「尊い」が市民権を得たのは何がトリガーだったのかについて、これらのサイトからわかることはありませんでしたが、今「尊い」を用いてもコミュニケーションの齟齬が起きるということはほとんどないかと思います。言葉を調べて合点する必要がないレベルまで普及したと言ってもいいんじゃないでしょうか。アイカツフレンズ!』に登場する湊みおさんが「ラブミーティア尊い」なんて言っても、女児たちは深く頷いてくれるはずです。ひとつ確かなのは、この「尊い」が広まっているコミュニティ間で形容する対象にブレがあるものの、言葉が示す意味合いについてはほぼ同義であるということです。一番最初にもってきていた「生まれてきてくれてありがとう」というような意味あいも決して間違いではないでしょう。

 

 

 

 しかしながら個性あふれるミーム紹介サイトに独力記載・転載した意欲あふれる方々も、2次元と3次元の双方で使われるようになったことについては言及していないようでした。これにはこの記事を読むみなさんの知的好奇心もさぞ「うなぎ下がり」でしょう。ところでオタクであるところのみなさんは土用の日にうなぎを食べましたか?うなぎは今や絶滅危惧種だとかなんとかで、そのうちうなぎというものは全て穴子に取って代わられるんじゃないかというのがもっぱらの噂です。はてさて、ここでひとつの疑問が生まれます。尊い」はどんな言葉の代わりとなったのでしょうか。

 

 

 

 


Before 「尊い」 

 「尊い」前史、私たちが推しに使っていた言葉について想いを馳せてみましょう。「好き」・「感謝」・「結婚したい」・「神」などなど。もっと破壊力のある言葉があったような気がしますが、私のオタク力が低いゆえ、この辺で勘弁していただきたい。ちなみに最近私が注目しているミーム「ペロい」です。

 

 

 

 先ほどの章で敢えて挙げなかったサイトがここにひとつ。個人的に一番エッジの効いた表現をしている「通信用語の基礎知識」です。ここにも「尊い」について言及がありました。

尊い ‐ 通信用語の基礎知識

 おたく文化は今も昔も対抗文化(カウンターカルチャー)である。マスコミなどがこぞって「萌え」という語を使うようになると、おたく文化圏ではむしろ「萌え」という語は衰退していった。

 結果、おたく文化圏では、時代が下るほどに「萌える」→「ブヒる」→「シコれる」のように、徐々に動物的劣情が露わな、下劣な表現へと変遷していった。

 ところが2014(平成26)年頃、このような劣情や煩悩を断ち切る「尊い」という表現がうまれ、おたくの愛情表現も遂にインド哲学の境地にへと到達するに至ったのである(おそらく)。同時期に「バブみ」という表現も使われ始めている。

 今もサブストリームの中にいるであろう表現を「動物的劣情が露わな、下劣な表現」と評するセンスに口角が上がってしまいましたが、萌えるはまだしも「ブヒる」・「シコれる」・「シコリティが高い」など、オタクたちはこれらのお下品な表現から脱したい気持ちがあったのかもしれません。今でも聞くことがないわけではありませんが、「ブヒイイィィィイイィィィィィ」という女児アニメ実況家畜たちの鳴き声が小さくなりましたから、前述のような"下劣"な表現は「尊い」が代替した言葉として扱ってよいでしょう。

 

 

 

 

 

 ところで「尊い」について調べていたところ、buzfeed様のこんな記事を見つけました。

www.buzzfeed.com

 KAT-TUNテニスの王子様ミュージカルを経て、オタク歴は9年になるゆきめさん。自分が愛するジャニーズメンバーと「付き合いたい気持ちがありながらも、付き合いたくない」と思っていたときにある言葉に出会います。それが「尊い」。

 「尊い」は、純粋な恋愛感情とは違います。「自分は対象と関わらない上で信仰しているような感じ」。

 「本当に恋愛感情が1ミリもないのかは自分でもわからないんですが、恋愛対象や友達といった自分と関わり合いがある相手ではなくて、舞台の上にいる彼らなんですよね」

 マンガにある「蚊帳の外にいたい」という気持ちは、「舞台上にいる彼が好き」という尊敬の念、母性、愛情と現実思考が絶妙なバランスを表しているのかもしれません。

  このインタビュー記事*8の内容が、今まで挙げてきた中で「尊い」を考える上で一番的を得ている*9のではないかと思います。特に「自分は対象と関わらない上で」というところ。ちょっと話が脱線しますが、いやぁ、母性というのは口に出す度に、良い唇の動きだなぁと思うんですよね。口を閉じてからじゃないと「bo」とは発音できませんから、まず口を閉じてから勢いよく「bo」と出てくるんですがね、そのあと柔らかく包み込むような口の動きで「sei」が来るんです。野性的な「bo」の後に生み出される、なめらかな響きの「sei」がとってもエッチだと思います。言わせたい、母性[bosei]。

  

 

 

 私たちは今、なぜ「尊い」が最上級格のオタク愛情表現として用いられるようになったのか、それが次元を横断して使われるようになったのはなぜかを考えているわけであります。インタビューされているゆきめさんに拠りますと、結婚したい、付き合いたい、だけど絶対に触れることはできない、という部分が大きく取り上げられています。しかし、現実に生を受けているアイドルであれば、絶対に触れることができないワケじゃないはずです。ジャニーズの事情については詳しくありませんが、アイドルは最悪、握手会やお渡し会などの何らかの方法で接近できる催し物があるはずです。制度上「触れられない」というのは致し方ありません。が、もしそういった制度がないにもかかわらず「絶対に触れることができない」と言う言葉が出たとしたら、それはなぜ?

 

 

 

 

 

尊い」という自認ーーフィクションであること。

 話が広がりすぎるとマズいので、これまでの章で見てきたことだけを加味しますが、「絶対に触れることができない」ことに私たちが考えるべき大事なポイントがあるのではないでしょうか。

 

 

 

 まず、特定のヒトやキャラクターについて「美形だ」とか「才能がある」とかで済む話を「尊い」とあえて言う必要について考えましょう。いや、それは手の届かない範疇にあるからであって、という話は先述しましたね。その手の届かない範疇にあるというのは、自分と対象との距離がとてつもなく離れていることを示してはいませんか。つまるところ、自分のほうが圧倒的に「下」である、と。これも証明できるだけの材料がないので憶測の域を出ませんが、アイロニーとして下劣な表現を用いたがる節がオタクにはあると思われます*10。かくいう私も推しを前にしてオットセイ*11になってしまいますしね。チェキ撮ったりするとオウオウオウオウオウオウwwwwwwパァンッパァンッ(チェキをヒレで挟む音)オウオウオウオウオウオウwwwwwwパァンッパァンッ(チェキをヒレで挟む音)。やや、私は野生のオットセイのようにハーレムは作りませんぞ。単推しではありませんがねデュフw

 

 

 

 

 

 私やあなたが「下」であるからといって、アイドル・コンテンツに市民権がないとは言えません。メディア戦略や露出に長けている乃木坂やけやきを筆頭に、所属の有無に関わらず、テクノロジーの発展も相まって、さまざまなグループや個人がアイドルとして活動できるようになってきました。その数や規模も相当で、ひとつのビジネスモデルとして認識されつつあります。その様相が戦国時代と揶揄されることもしばしばです*12

 

 

 私の観点からだとアイドルという仕事は、オーディエンスが誰であれ、自分の夢だけでなくさまざまな人々の憧れや想いを背負って、自分の頑張りを人に還元する仕事です。これは相当にしんどい。*13。私がなろうものなら、雑巾のごとく絞り上げられ、はち切れて、そのまま干されるに違いありません。雑巾といえば、スターライト学園の雑巾に生まれ変わりたいと思うことがしばしばあります。霧矢あおいちゃんにドチャクソ絞られてンギョギョってなってるんですけど、肝心要のあおいちゃんは隣のいちごちゃんと雑巾がけ競争しようって意気揚々と話をしていたり、ちょっと離れてモップ使ってる紫吹蘭ちゃんに「流石蘭さんスタイリッシュ~」なんて手で雑巾がけしないことを煽ってたりするので私こと雑巾については一切気にかけません。それが人生なのです。

 

 

 

 じゃあ2次元サイドはどうなのかというと、クリエイターが意志をもって作っているものと考えることはできましょう。作品やキャラクターに触れる人たちへ向けて、受け手に感じてほしい何らかのメッセージを込めることが大半です。つまりクリエイターの仕事というのは、自分が描きたいことを作品やキャラクターを通して受け手に伝える仕事であると言えましょう。しかもその過程というのは、尋常ではない時間と労力を割いています。人的リソースもまた然りです。ちなみに私は「優しい僕」というエゴにまみれた題名を持つ小学生時代に作った自画像を持っていますが、私に全く似ていません。どちらかというと和田アキ子に似ている。

 

 

 

 さて「尊い」の手の届かなさは、そういった作り手側から遠く離れた自分たちにのみあるわけではありません。ステージに立ち歌い踊る姿や画面の中でいきいきと動くその姿は、そのヒト・キャラクターの素の姿といえるでしょうか。答えはNOだと私は思います。気の抜けた姿やオフショットが喜ばれるのは、普段同じ生活領域に立つことのないファンたちが彼・彼女たちの日常――私たちにとってはステージの外・貴重な素を覗き見ることができるからでしょう。

 

 

 

 要するに、アイドル=コンテンツはすべからくフィクションです。偽物だと言いたいわけではありません。誰かがデザインしないとフィクションは生まれません。2次元だろうと3次元だろうと、誰かが、誰かのために、デザインしたものなのです。プロデューサー(セルフプロデュースも有りますね)やクリエイターが作り上げたものを私たちは享受している、ということを忘れてはなりません。

 

 

 

 フィクションであることを受け入れたとき、私たちの心の中にはいろんな感情が渦を巻きます。わかっているんです、絶対に届かないことを。だけど望んでしまう。手を伸ばしたいと思ってしまうこれこそが「尊い」が誘う世界なのです。逆に言えば、フィクションを受け入れたときに悲しみや虚無感のみしか感じない人たちは、アイドル=コンテンツにコミットすることをしないんだと推測します。その意味で、「尊いッ!!」と大声で叫んでいる人たちは、しっかりとフィクションに向き合う姿勢を備えているんじゃないでしょうか。私も上花楓裏さん*14のアイドル状態時が大好きで足を運んでしまいますが、皆さんは?

 

 

 

 

 

 

「尊さ」は新たな次元を紡ぐか

 身の危険も考慮してあえてぼかしますが、どこぞの国の天皇や王子だって、よくよく考えてみればデザインされてます。「尊い」というのは実は、そういうフィクションにコミットしたときに生まれる気持ちなんじゃないか、と私は思っていたわけです。だから3次元の方が尊いだとか2次元の方が尊いだとか四の五の言わずに全部尊いんでよくないですか。すべての命・モノ・コトをリスペクトしよう。地球に感謝。などと言いながら私は昨日の方向へと中指を立てつつ、この記事を粛々と書いているわけです。どっちみち世界はフィクションに溢れてるってのにそこにコミットして何が悪いというところと、リアルであろうとアンリアルであろうとプロデューサーやクリエイターへの尊敬の眼差しなしに私たちの世界は生まれないというところ。この2点が言いたかった。

 

 

 

 最近では、2.5次元アイドルなんて呼んで、メディアミックス展開を見せるアイドルグループも存在します。この記事を書くにあたって少し調べたのですが、2.5次元ミュージカル協会なんていう社団法人もできてるぐらいですから、この次元の狭間を使ってどっぷり浸かることのできる深い沼を作ろうという意志を強く感じます。「尊い」と思ってもらえるようなコンテンツづくりにぜひ励んでいただたいものですね。ギャグ漫画日和の舞台楽しみにしています。

 

www.j25musical.jp

 

 

 

 

 Q.E.D? 以上。おしまい。注釈も見てね。

 

 

 

 

 

 

 

*1:姉妹愛ってそんなに良いですかね?実存するんでしょうか。あ、しましたね。失礼、しましたわ。あ~~~しました、思い当たる青春の1ページがありましたね、ハァ~~~~~ありましたわ~~~~~~ちなみに僕はOVA少女セクト』の姉妹セッを100マン回見ました。

*2:気に入った言葉をその日のうちに使うようにするとボキャブラリーが増えるよ。みんなも試してみよう。

*3:ハロプロに造詣の深い私の相方もこの立場にあります。ちなみに私のtwitterアカウントはブロックされているので安心です。

*4:昨今の異常気象も私のせいであるような気がして、非常に責任を感じています

*5:

aikatsu-tiepp.hatenablog.com

*6:は?

*7:

twitter.com

*8:本当にインタビューしたかどうか、というのがわからないのがインターネットの記事の怖さなんですよね。これがまともな論文であればいついつにどこで誰からインタビューしたのかを記載する必要があります。ソースに信憑性をもたせるためです。

*9:これは本当につくづく思うんですが、女オタクの方がボキャブラリーだとか感情表現については得意っぽいですよね。女オタクの皆様、いつもありがとうございます。Twitterを意地でも続けてください。お願いします。

*10:アイドル=コンテンツへの自らのコミットを滑稽に仕上げることで、世間やインターネット、ひいては人間社会との距離感を測ったり、身体を張った発言で自分の趣味趣向が尖っていることを示したりするわけです。

*11:

オットセイ - Wikipedia

*12:

webronza.asahi.com

*13: アイドル=コンテンツについて、多くの人が下劣だと思うのであれば、そこに参画している人たちはマイノリティのままで終わっているはずです。もちろん、下劣さの中にある芸術性や神秘性に魅入られた人たちもいます。キース・ボードウィという画家は肛門から絵の具を勢いよく噴出させて偶然性含めアートに仕立てあげようと企てています。クリッシー・コナントという女性に至っては、自分の卵子キャビアに見立てて、それを展示したことがあります。ちなみに私はかつて、美術の教科書に乗っているアルマジロを「最も臭そうだ」という理由で銅版画にし、絶妙な色彩の歪みと精巧に彫られた鱗でもって学校から推薦を頂き、市の展覧会にその臭みが展示されたことがあります。

*14:

twitter.com

ASA-CHANG&巡礼の「花」を聴いてください 

 目次

 

 

 

 

 

0, プロローグ 

 先日、秋葉原の某アニソンLIVEの会場でASA-CHANG&巡礼の「花」が紹介された際に、会場はもうコレ以上ないほどのボルテージに包まれて、オタクたちがチンパンジーのごとく飛び跳ね……

 

 

 

飛び跳ねてる人が

ほとんどいなかったんですね。

 

 

 

 なにしろこの曲名が挙げられた時、会場で熱狂的混乱を受け入れていたのは私ただ一人だったんですからね。小さく「ア……ソレ……」と陰キャ感たっぷりに言うしかなかった*1。私は会場のクールな雰囲気にのまれ、ただただ戸惑うオタク=オランウータンでした。

 

 オタクたちの狂喜乱舞が見れなかったことに私は多大なるショックを受けました。そのときのショックから私は深い心の傷*2を負ってしまいましたが、その治療のためにもはてなブログで「花」を礼賛する記事を書こうと思った次第なのです。最悪、下にあるYoutubeのMVだけでも聴いて帰ってください。

 

 

 

 

 

1, ASA-CHANG&巡礼の「花」ってそもそもなんですか

 あの場で「花」はアニメ『惡の華』のEDテーマとして紹介されていたのですが、実はこの曲には2つのバージョンが存在しています。『惡の華』のEDテーマバージョンであるところの「花 -a last flower-」と、オリジナルとも言えるバージョンの「花」です。前者はタイアップ作品のテイストに沿う形で滑稽さや邪悪さ、陳腐さが感じられるようなアレンジになっていて、これはこれでおもしろいです。が、私は「花」という楽曲の本領が後者のバージョン(以下オリジナルと私が言う場合は、この後者のバージョンを指す)にあると信じてやみません。

 

 私はこのオリジナルの「花」が死ぬほど好きなんです。少なくとも100回は聴いています。理由はいろいろありますが、胡散臭さ満載であることを承知の上であえて言いますと、「生への執着」という従来からのテーマを新しい形で作り上げているところだと思います*3

 

 もしも「まだこの曲を聴いたことがない」というのであれば、まずは一旦先入観なしで聴いてもらいたい。音質は悪いですが、YouTubeにMVごとアップロードされていたので、これを紹介します。


花 【hana】

 

 

 

 

 

2, ASA-CHANG&巡礼の「花」に触れましたね

 最初にこの「花」を聞いた時、とてもセンチメンタルになってしまいました。と同時にあまりの狂気的エネルギーによって、打ちひしがれていました。全く聴いたことのない音楽の世界でした。冒頭を聴いたところ機械的に感じてしまうけれども、聞こえてくるリズムが打ち込みだとは到底思えない。そこで私はまず、この曲がどのように演奏されているかを調べました。

 

 少なくともわかったのは、この曲が以下のようなシステムで演奏されている、ということでした。まず朗読され録音された詩が単音でブツ切りにされ、各々が短い音符のような形でシーケンサーに登録されます。そのシーケンサーと電気的に接続された生の打楽器があり、それが叩かれると同時にシーケンサーが反応して、一文字一文字発音がなされるという仕組みのようです。つまり、一度叩く=一文字発音、もう一度叩く=次の一文字を発音。ということらしい。

 

 この時点で僕は、この人たちがやろうとしていることは常軌を逸していると思いました。頭がイカれていると思いました。どうしてこれが音楽として成立するってイメージがあったんだろうか。意味がわからなすぎて、自分自身のケツから新しい私が産まれてくるのを感じました。

 

 

 

 

 

3, ASA-CHANG&巡礼の「花」から音世界を見ましょう


 さて、曲の全体像は次の通りです。

 

 まず最初に聴こえてくるのは、単調でどこか悲哀を感じさせる弦と、静かに鳴り続ける中低域のシンセ音。全体を通して、このミニマルさが曲を支配するかのように継続していきます。

 

 しばらくすると、弦とシンセの響きに対して、やや曖昧なリズムでもって打楽器が参加してきます。先述のように、打楽器が叩かれるとシーケンサーから一文字一文字発音がなされます。初めて音を出す打楽器によって「は・な・が、さ・い・た、よ」という機械的かつギリギリのところで意味の通じる言葉が放たれます。その後も打楽器は発話を続け、その言葉らしきものは男女両方の声で再生され、時折男女が分離したり、かと思えばユニゾンしたりするのです。

 

 打楽器によって発される文字は、つながりとイントネーションを極限まで破壊され、発音のタイミングにすら時間的な断絶があります。言葉の意味が自然に入ってこないので、人間的な情もそこからは感じられません。本来であれば明るい意味合いを持つ「花が咲いた」という詩とは裏腹に、不気味さを伴う音韻にすらなっているんです。

 

 中盤、打楽器が高揚を始めて、エラーのような同じ音韻の連打や、打楽器による文字の高速詠唱宇宙的一時停止が挿入されます。最初のうちはもはや理解不能の領域かもしれません。音が鼓膜を震わせ、繊毛を刺激し、シナプスが発信され、文字を認識する前に次の音が到達してしまいます。文章が完成しその意味を理解できる前に、ワンフレーズが終わってしまうんです。

 

 打楽器はそのまま落ち着きを取り戻すことなく動き続け、それまでの男女の声に加えて、子供たちの声や不特定多数の多くの人々の声までも発するようになります。「花の不屈の心に光が笑ってくれるように……(中略)……闇に生かされぬように」など、光と闇という暗示的な言葉の対比が目立つようになると、シンセと弦の音がオクターブで重ねられて、曲はクライマックスへ。

 

 中盤とはまた異なる意味合いを持った鬼気迫る打楽器の連打によって、切断された言葉に音としての存在意義だけでなく強烈なまでの「生への必死さ」が加えられるのです。冒頭で機械的にすら感じていた音=言葉に、人間味すら感じられるようになっているのが、この曲のひとつの魅力でしょう。これはまるで、生きる希望を必死に探し取ろうとする、無名で平凡ですらない者たちのもがき

 

 そして楽曲の最期は、海へと沈んでいくような静寂さを伴い、子供の声でもって次のように締めくくられます。

 

 

 

 

 

「光はいらねぇ、水をください」

 

 

 

 

 

 もう、ね?マジ尊いでしょ?わかる?エモいとかいう低俗な言葉だけじゃ表しきれないじゃん?心のオーガズムが止まらないっしょ?演奏のシステム自体が無機質な歌から人間味を引き出すための仕掛けだったってことが手に取るようにわかるじゃん?祈りながら、聴こえてくる音に向かっておデコ床につけなきゃいけない気分にすらなってくるでしょ?

 

  

 

 

 

4, ASA-CHANG&巡礼の「花」を聴いて飛び跳ねるな

  ここまで見てきてようやくわかりました。いいですか皆さん。この記事の冒頭で私は「飛び跳ねている者が一人もいなかった」ことを嘆き悲しむような内容を記しましたが、これは「花」という楽曲を普段こよなく愛している人たちの至極まっとうな反応だったのです。つまり、アニディアVol.2の会場で「花」を聴いたことのない人たちはいなかった。楽曲名を聴いて心身が合掌をしていたと、そういうことだったのです。なんと私が愚かだったことでしょうか。自らを恥じるばかりです。今日もこの「花」を聴いて、深い眠りに就こうと思います。

 

 

ご静聴ありがとうございました。

 

 

ASA-CHANG&巡礼については皆さんそれぞれで調べていただけるとありがたいです。
同様のシステムを使ったユニークな作品が他にもたくさんあります。

 

 

 

 

*1:あとで紹介してくれた御本人様に「それッ!!!って言えなくてすみませんでした」って謝ったんですが「言わなくていいわ」と一蹴されました

*2:PTSDの片鱗に触れるにあたっては『アメリカンスナイパー』という映画を見ることをオススメします。

*3:

夢見るDSパレードで全身をカワイイで蹂躙された話

 

 

 

みなさんは

心身を蹂躙された経験

ありますか?

 

 

 

 誠に光栄ながら、僕はあります。早速ですが、カワイイで蹂躙されるとはいかなることなのかを、夢見るDSパレードのレポートを通してご紹介差し上げようと思います。僕のブログを読もうと試みる皆さんの中に、目次で失神してしまう方が数多くいらっしゃるというお話を某人に聞いたので、覚悟をして読んでもらうべく先にどのくらいの分量になっているのかを述べておきましょう。今回の記事はこの序文を含め約8000字です*1。なんと読みやすいことか!この私も驚きを隠しきれません。

 

 

 

 

 

もくじ

♩1♩ 原始、ピューロランドは太陽であった

♫ 2 ♫  サンリオピューロランドという存在

🎶3🎶 高まりへの序章〜パレード前哨戦〜

👉4👉 それ!w 〜語彙力崩壊パレード〜

☆5☆  ストロボライト・メモリー

●6●    カワイイが貴方を蹂躙する

 

 

 

 

 

♩1♩ 原始、ピューロランドは太陽であった

 

 都内某所に堂々と建立されているサンリオピューロランド。サンリオキャラクターは心にキュートを宿す者たちの憧れであります。

 

 サンリオを代表するキャラクターのひとりハローキティは、パステルカラーで彩られた沼へと多くの人間を叩き込んできました。非暴力的な形で。例えば、彼女の作るポップコーンを食べずに済んだ日本人はいません。

 

 今日では、そのすべてを漁ると日が暮れてしまうのではないかというほど数多くのキャラクターたちが、ピエール・エルメのマカロン=ギフトをひっくり返すかのごとく勢いで、カワイイをこの地球へと降り注がせているわけです。

 

 つまるところ、原始サンリオピューロランドは太陽でありました。そして、今も変わらずにその輝きを放っています。そんな太陽であるところのピューロランドに、アイドルが交わるとどうなってしまうのか?この時点で読者の皆さんにおけます心のバイブレーションが、お手持ちのスマートフォンやパソコンのマウスを通して、ひしひしと伝わってきています。私にはよくわかります。

 

 

 

 

 

♫2♫  サンリオピューロランドという存在

 

 夢見るDSパレードの観覧によって、私は人生で2度目のピューロランド入園を果たしました。私がピューロランドに初めて足を運んだのは5歳の時。この頃の私は、ヒトにもモノにも興味がなく、四肢の関節も脆い、心身共に貧弱なアンドロイドでした。ピューロランドへと手を引かれては肩を脱臼し、「妹のために無理やりに連れてかれてきた」というネガティブな感情も振り切ることができず、身も心も虚無でした。

 

 したがって、ピューロランドで遊んだ記憶がほとんどなかった私は、事前に内部構造を知っている2人のオタクを味方につけていました。今回同伴してくれたのは、天音みほさんを推すAltくん(以下Aくん)。ことMi☆nAの為なら財布をディアステージに捧げる漢です。それからもうひとり、シナモロールのオタクBobくん(以下Bくん)。「シナモンロール」と間違えても読んではいけないよ。地面を舐めさせられますからね。念の為申し上げておきますと、僕は星咲花那さんをお目当てにしていました。

 

 聡明なサンリオのオタクのみなさんはすでにご存知かと思われる事実が、ここにひとつあります。その事実とはすなわち、サンリオピューロランドは、かの有名な横浜駅と同様に、その存在を常に改変・深化し続けているということです。その証拠に、今やサンリオピューロランド京王多摩センター駅と一体化しています。あなたが京王多摩センター駅を降りると、改札を降りてすぐの天井からサンリオキャラクターたちの威光を感じることができます。我々の身体は超自然的に五体投地するのです。

 

 駅を抜けると見えてくるのは、階段に描かれた「健幸都市」ーー健康かつ幸福なのは義務であるという圧すら感じるーーの四文字です。文字の下には大きく描かれた多摩地区党首の猫。どの角度から見ようとも「ビッグキティがあなたたちを見ている。」

 

 ピューロランドに近づくにつれて、サンリオは我々への期待感を煽りに煽ってきます。園へと向かう道中、ハローキティさんとバッドばつ丸くんが子供たちを引き連れて、これからピューロランドに向かわんとするゲストたちをお出迎え。ピューロランドというカワイイ王国の世界の外でも彼・彼女らに出会えるとなると、これはもう幻想などではなく紛れもない現実です。Bくんをこの記事のピエロにするつもりはさらさらありませんが、彼はここに至るまで3回ぐらい妊娠していたように思えます。

 

 このように、ピューロランドに至るまでの間で、血中カワイイ濃度が95パーセントかそれ以上かという具合にさせられるわけです。この数値はカワイイが人々に生きる希望をもたらすことのできる数値であると同時に、通常の人間の"致オタク量"にあたります。

 

 中のアトラクションについては、とても長くなるので今回割愛しますが、ふたつだけ大事なことを書いておきます。ぐでたまと一緒に自撮りする様子をJKたちにガン見されると新しい世界への扉が開きます。それから、シナモロールのハイパーショタボイスは人類の背徳感を濃縮還元したものであります

 

 

 

🎶3🎶 高まりへの序章〜パレード前哨戦

 

 本題はここからです。パレードのチケットに関して先に述べておくと、Aくんは伝説の整番であるところの1を、我々は有料会員の強力な魔力により50番代を、それぞれ獲得していました。

 

 そもそも我々は今回が夢見る初参加であり、このイベントについての我々の認識は「サンリオのキャラクターたちとディアステのアイドルたちが仲良くパレードをするコンパクトな接近イベントである」という程度でしかありませんでした。が、この認識は大きな誤りであるということを、自分がおっぱいになるかと思うほど胸いっぱいのエモさをもって、知ることになります。

 

 事前の情報戦で「入場時は戦争だ」というお話を小耳に挟んでいたのですが、入場は思いのほかスムーズかつ平和的に行われました。パレードが行われるステージは、真ん中の木を中心としてドーナツのような形をしていて、一定の間隔でディスプレイが設けられ、どの位置からでも平等にステージを観覧できるようでした。そのせいでしょうか、決して悪口を言う訳ではないのですが、関連するイベントの物販待機列生成の手際や所作にまつわる噂を聞く限りでは、不思議なほどにお行儀が良かったと思います。スタッフの配置間隔も実に適切でした。結果として私とBくんは、最前にはほど遠いものの、今年の福男であるAくんに近い、このパレードの正面にあたる「シアター前」の位置を確保できました。

 

 本イベントの内容は次の通りでした。パレードの前哨戦として設けられたでんぱ組.inc(以下でんぱ)の夢眠ねむさんによる規則説明と事前の準備、そして、でんぱを中心とした出演メンバー全員によるサンリオキャラクターパレードです。

 

 まずこのブログを読む有権者の皆様にお伝えしたいのは、でんぱの夢眠ねむさんが発するお声はとってもチャーミングであるということです。注意事項の説明時、「パレード中は白線をはみ出ないようにする」ことを参加者に声かけしている最中のことでした。

「ア゛ァ゛〜〜ッ!この人白線からはみ出てるよ゛ぉ!?!?」

というビックバン♡カワイイ♡ボイスが突如として会場を包み込みました。一撃必惚。完全犯罪的恋心泥棒。平成の女ルパン。コペルニクスがもし生きていたら、この宇宙におけるカワイイ的転回を感じたことだと思います。

 

 この注意事項説明のすぐ後に、パレードの予備知識としてオリジナル童話が披露されました。我々の心はねむさんの可愛さで既にホカホカでしたが、さらに心温まるハートフルストーリーをその耳でもって享受しました。ところで、ユニコーンさんといえばマイリトルポニーというアニメがありまして……*2

 

 全員がパレードの趣旨を理解すると、次にパレード中に行われるKAWAII FESTIVAL」ダンスの練習をするということで、光るオタク棒を使ってダンスの練習をしました。声を大にして言いたいのは、レクチャー中アイドルたちの接近がそこそこ半端ではないということです。誰が誰だか記憶が曖昧になるほどの限界的興奮*3の最中ですから、DS所属のアイドルたちと一緒に、光る棒でハートを描けてウキウキ♫どころの話ではない。例えるなら、全身の水分が自らの瞬間的沸騰でジュッと霧散するレベル。沸騰なら象印だって負けない。彼らの売り出すケトルはワンタッチで煮沸できる。だがカワイイはケタが違う、ノータッチでマグマ噴火、日本の領土すら拡大させる

 

 

 

👉4👉 それ!w 〜語彙力崩壊パレード〜

 私は基本的に草を生やしません。単芝など以ての外です。しかし言葉を尽くしてこのパレードを説明することがどれだけナンセンスであるかを表現するには、この単芝が適切だと感じたのです。しかしながら、先に断っておきますと、私はオタクなので、どんなに矛盾していようと、このパレードで何が起きたかに言葉を尽くします*4

 

 ダンスレクチャーの数分後にはパレードがスタートしました。視界の外から、フロート車に乗ったアイドルたちに牽引されながら、愛くるしいサンリオキャラクターたちとアイドルの皆さんがてちてちと歩いて行進を始めます。

 

 実のところ最初のレクチャーの時点で、それぞれのグループの衣装が発覚していました。皆さん個性的で、唯一無二の存在であることがわかる衣装でした。さらに、星咲花那さん(以下おかなちゃん)と天音みほさん(以下みほさん)、そして堀越せなさん(以下せなさん)の衣装がお揃いであることを確認していた我々のボルテージは、すでに最高潮へと達していました。

 

 ここは後で斜線を引いて、なかったことにする予定ですが、あれだけ歌が巧みなのだから必ず腹筋があるであろうと、私は静かに確信していたところ、今回そのおかなちゃんの様子を確認することができました。パレード終了後の感想戦で恥を忍びながらこのことを指摘したところ「それッ!」を頂きましたので、全くありがたいことです。

 

 レクチャーを終えた直後に、その衣装の可愛さを共有せんと顔を見合わせた我々3人は、その場で高まりの宇宙エレベーターを建設していました。パレードが開始する頃には、私たちは緊張と興奮の逆フリーフォールに身を任せ、今か今かと推しが目の前を通るのを待っていたわけです。隊列が徐々に、ゆっくりとステージを彩っていきます。

 

 ところでパレードのフロート車も、パステルカラーをふんだんにまぶしたものになっていました。サンリオは我々を完膚無きまでカワイイで叩きのめそうとしてくるのです。鳴かぬなら、一緒に鳴こうよ、ホトトギス。可愛く鳴けるようになるまで容赦しないぞ♡ ブヒブヒ♡ そういう強い姿勢を感じました。

 

 ステージを一周して正面にでんぱの皆様が揃ったかと思うと、お歌のショーが始まりました。セトリについては、実のところ僕はあまりでんぱに詳しくないので、割愛します。おそらくはハッシュタグ「#夢見るDS」でtwitter検索をかけると詳しい情報を手に入れることができるかと思います。唯一私の口から確からしいことを述べるとすると、でんぱのステージクオリティーはぶったまげるほど高かったということが挙げられましょう。流石にメジャークラスで名を馳せているだけのことはあります。もうこの際オタクたちのコールや口上、ステージ終了直後にどこからともなく聞こえてくる猿山じみた絶叫についてはあえて述べまい。オタクたちの一体感などはどうでもいいと思うほどに、エンターテインメントをやるんだという気概と、完成された態勢を垣間みることができました。でんぱが箱でやるライブに行ってみたいと素直に思いました。こんなことを軽々しく述べるのは此奴がアイドル初心者だからであろう、と読者の皆様はお思いになるのかもしれませんが、すべてを終えたあとの反省会で「でんぱの底力を感じた」という感想はAくんもBくんもともに同様でしたから、きっと誰がみてもそう思うステージだったと思います。三人寄れば悶女の知恵です。

 

 ステージの中盤、我々が事前に予習をしたKAWAII FESTIVAL」が始まりました。DS所属のアイドルグループの名前が呼ばれるたびに老若男女が「カワイイ♡カワイイ♡」と合いの手を入れる、JAPANの魑魅魍魎がブチ上がること間違いなしKAWAII曲です。練習した通りにサビの部分で可愛くステッキ(オタク棒)でハートを作ったり、くるくる回したりで、己の幼女心がくすぐられます

 

 と、その時です。左前方におかなちゃんの乗ったフロート車が、どんぶらこどんぶらこと流れているではありませんか。私はこの時点ですでに、推しから生まれた推し太郎でした。推し色の翡翠色を高らかに掲げ、いざ心に住まう鬼を退治せんとしていました。するとどうでしょう、翡翠色に気づいたのか、私の英気に気づいたのか、おかなちゃんがこちらを向いて、いつか*5の「見つけた!」というお目々クリクリ驚き顔をするわけです。僕も握りしめた翡翠の剣で必死に応えました。この時点で僕はすべての生を全うしたと思いました

 

 

 

 あぁ、もう、生まれてよかった。ありがとうお母さんお父さん。お母さんとお父さんを産んでくれた両家のおじいちゃんおばあちゃんもありがとう。心優しい星咲花那さんを産み育ててくれた血族ならびに近所のおじちゃんおばさん、ハム子さん、そのほかディアステージ関係者の皆さん、アイカツシリーズもありがとう。アダムとイブに、感謝。

 

本当にそう思いました。

 

 

 

 しかしそれだけでは終わりません、このイベントの名は「夢見るディアステージ」、そう、我々は単なる接近を経験するのではないのです。おかなちゃんは私を見た次の瞬間、手に持った魔法じみたステッキをこちらに向けて、くるくるしてくるわけです

 

 

くるくるしてくるわけであります。

 

 

 

 

くるくる、しているんですね。

 

 

 

 

 

 一瞬、何が起きたのか理解するのに、かなりのラグがありました。脳みそが過刺激シナプスをしっかり受け取ると、あまりの出来事に自然と涙が溢れました。今冷静に振り返ってみると、私たちのいたエリア一帯がでんぱのオタクたちの集合体であったが故に、私が斜め方向にいるおかなちゃんを見据えて棒を振っていることが、とてもわかりやすかったのかもしれません。レスらしきステッキ魔法をもろに受けた私は、何度も何度も狂ったように、他のオタクたちの棒の色を確認しました。おかなちゃんの視野角であったであろう範囲を隈なく視認しました。そして、とうとう、今のは間違いなく爆レスだったと認識したのです。同じく世紀の瞬間を目撃した連席Bくんと、お互いに何度も、爆レスであったことを確認し合いました。あれは爆レスでした。ともすると我々はカワイイの爆心地であり、世界文化遺産でありました。このことから、ユネスコとおかなちゃんは、文字数も母音もイントネーションも何もかも合っていませんが、その社会的意義がほぼ同義であることは火を見るよりも明らかです

 

 すべてを受け入れた後、私は隣のBくんに「アァ~~~~~」というオタク特有の高周波を出しながら頭をもたげ倒れ込み、Bくんは「ヤバいですね」しか発せなくなっていましたアフリカの子どもたちが不幸なのは今私が存在してしまっているからなんじゃないか*6と思いますが、あいにく僕はまだまだ生き長らえます。悪いのはオリエンタルラ支配階級の構造であり、私も貴方も幸福でいていいのです

 

 時間軸がやや前後しますが、ピューロランドを後にしたパレード直後の私は、他のオタクの非理性的な暴走じみた感想に対して「それ!w」しか言う他ありませんでした。カワイイの前では語彙力が無に帰すことを、身をもって知りました

 

 

 

☆5☆  ストロボライト・メモリー

 

 紆余曲折を経て、多幸感に包まれたまま、ショーはクライマックスへ突入します。我々オタクたちのための写真撮影タイムです。サンリオキャラクターたちとアイドルの皆さんが一周するまでに写真取り放題。取り放題なのに実質無料です。これはとんでもないことですよみなさん。ちなみに動画はどんな媒体であれNG。フラッシュはどうだったか確認していません。

 

 おかなちゃんとせなさんみほさんは、撮影タイム中3人1組で行動していましたから、こちらに近づいてきたときの尊さ瞬間風速が爆発的だったので、身と精神が引き剥がされ、意識が後方へと弾き飛ばされました。お揃いの衣装で、バリバリのブリブリで、ギャンカワでした。これは普遍的法則のひとつだと思うのですが、写真に写って可愛いと思われる人は、リアルでは3倍可愛い。私たちの前でしてくれたそれぞれのキュートなムーブは以下の通り。おかなちゃんは右手で挨拶ポーズ、みほさんはナチュラルに手を振り、せなさんは躍動感あるピース。それぞれの個性が出ていました。

 

 本当は撮った写真を掲載したい気持ちがヤマヤマチョモランマなのですが、一個人のブログにその尊い御姿が永遠に残り続けるというのはなんだか乗り気にならないので、私のTwitterのメディア欄を参照いただけると幸いです*7twitter.com

 

 この撮影タイム中一番生き生きしていたのが、最前の神ことAくんでした。あとで彼の撮影した写真を見せてもらったのですが、それはもうすごい距離感でした。お友達の写真かと思うぐらいの近接撮影でした。もはや個撮です。いくら金を積んだんだと胸倉を掴んでやりたいぐらいの出来栄えでした*8。話が逸れましたが、最前というのはオタクの姿が一切合切入ってきません。つまるところ爆アドです。しかも先述のように、めちゃくちゃ可愛く接近して写ってくれるのです。最前というのは縮地の極意なのだと、そう理解しました。

 

 何はともあれ、撮影した写真の全てが私たちの経験を確かなものにしていました。これほど愛おしく尊いスマートフォンの写真フォルダが存在していいものかという疑念すら湧きます。その一瞬一瞬が宝物のように輝き、大切な思い出となっていました。

 

 もちろん今回我々の推しやいつもディアステージで見ている方々だけでなく、様々なアイドルとの邂逅もありました。あの人可愛かったよね、写真撮ったよ、なんていう名前なんだろうね、という会話が自然に生まれてきます。新しいアイドルとの出会いの場になりうるのが、この夢見るDSパレードなのです。ところで僕はこの日、寺嶋由芙さんに一目惚れしました

 

 

 

●6● カワイイが貴方を蹂躙する

 

 御察しの通り、このパレードはハナからケツまでカワイイがぎっしり詰まっていました。カワイイを感じない時間がありませんでした。カワイイが世界を駆動し、爪先から髪先まで心身を蹂躙していくのを体感しました。もし貴方の心の中にカワイイのカの字もないのであればーーかつカワイイを全身全霊で知りたいのであればーーサンリオピューロランド夢見るDSパレードに来れば良いのです。たったのそれだけです。

 

 人類はおよそ3つに分類することができます。今年の夢見るDSに行ったか、昨年の夢見るDSに足を運んだか、あるいは夢見るDSに対して興味があるかの3グループです。最後まで読んでくださった貴方も、もちろんこのいずれかに含まれるわけですが、以下のことはとりわけ3番目のグループに属している貴方に告げたい最終勧告になります。夢見るDSに行ったら最後、足からズブズブとゆっくり沈むなどという生易しい勢いではなく、犬神家顔負けの沼飛び込みになることは確実です。夢と希望を1年間たっぷり煮込み、感情のシチューが心の海いっぱいに広がり、新たな命と人格がすくすくと育まれていくのを日々確かめながら、次の夢見るDSまでカワイイへの執着を失わずに生きていて欲しい

 

 

 

 

 

その時がきたら、貴方こそ太陽になれるのだから。

 

 

 

 

 

 

Fin.

 

 

*1:わかりやすい数字にするために、百の位を四捨五入しました。

*2:その内容を僕はみじんも知りません。身体が勝手にこの文字列を打ち込んでしまったまでです

*3:もちろん誰一人としてお猿さんにはなっていませんでした。偉い。

*4:この文字列はオタク特有のハイスピード・ブラインドタッチで打ち込まれました

*5:DSweekのCanariesのときとか

*6:ゼロサム幸福理論と名付けることにします。少なくとも僕の人生はプラスマイナスゼロです。

*7:SNSだったら良いのか?????

*8:いずれその強運で寿命が縮むので、そのままにしておきました

iPodからiTunesを経由することなくUSBメモリのごとくファイルを出し入れしてみようという話

 この記事は某オタクたちの会議によって生み出された、このブログ史上初となる世のため人のためになる(怪)文書です。iTunesを介さずiPodから音楽ファイルを取り出す方法を皆さんにお伝えできればと思います。というかそれしか伝えません。ソレ以外の情報が欲しかったら他の記事を読んでください。

5/19追記: 特定のケースに対応しすぎだとのお声を頂いたので、文面など修正しました。

 

 

 

 

 

目次

 起:空のiTunesに曲が入ったiPodを同期しちゃダメ♡

 承:iPodから音楽データを取り出せねぇのかよ!

 転:わけわかんないままフリーソフトを使おう♪

 結:伝書鳩スマホ、そして警鐘。

 

 

起:空のiTunesに曲が入ったiPodを同期しちゃダメ♡

 先に申し上げておきますと、僕はただ単に幼稚園のときからパソコンを触っていた*1実践的なオタクであるだけで、専門的な知識を持っているわけではありません。ただお手伝いできそうな点がいくつかあったので、せっかくブログがあるのだから形として残してみようというのがこの記事の趣旨であります。間違いなどありましたら、どしどし訂正のコメント頂けるとありがたいです。

 

 さて早速本題に入りましょう。ひょんなことからパソコンがイカれちまって、今あるiPod touchとつながりのあった(同期先であった)iTunesを失ってしまった!というケースがあったとしましょう。この場合、焦って新規のパソコンにiTunesをインストールして何も考えずに同期をしてはいけません。

 iTunesiPodの同期をするということはiTunesにあるデータをiPodに転送するということではありません。iTunesの状態をiPodに強制的に反映させる、というのがiOS端末の同期らしいのです。つまり、iTunesに何も曲が入っていない状態で、曲がたくさんつまったiPodを同期すると、iTunesの空の状態をiPodに反映させることになるので、iPodは空になります。元々iPodのなかに入っていた曲のデータは全部消えます。正直に申し上げますと、この同期の挙動はホンマに頭がおかしい。遅いし。*2

 

 

承:iPodから音楽データを取り出せねぇのかよ!

 では上記のような元々使っていたPCが壊れたなど不慮の事故が起きた場合に、どのようにiPodから曲を取り出すのか。ここでフリーソフトの出番です。なんでストレージ扱いにしないんだとかいう難しい話は注釈で弁明します*3 。今回はiMazingというソフトを使おうと思います。有象無象あるフリーソフトの中でどうしてこれを選んだかというと、いろいろ使ってみた中でこれが一番わかりやすい画面表示だったからです。下のリンクからソフトをダウンロードしてください。

 

iMazing | Mac&PC用iPhone、iPad & iPod管理ソフトウェア。転送、コピー、音楽のバックアップ、メッセージ、ファイルなど

 

 

 

転:フリーソフトを使おう♪

 僕は普段GoogleChromeを使っていますが、おそらくはまだInternetExplore(以下IE)をお使いの方もいるかと思いますので、IEの画面で説明します。

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 リンクを開くとこのような画面がでてきます。緑色に光る「無料ダウンロード」のボタンをクリック。

 

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 すると2つ新しい表示が出てきます。上の青い登録ボタンは多くの情報弱者たちのメールボックスの容量を食らい付くしてきた悪魔*4ですが、エクソシストなど呼ぶと余計にややこしいので、無視して下の保存ボタンをクリック。

 

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 ダウンロードがしばらく進むと、「キャンセル」ボタンが変化して「フォルダを開くボタン」が出てくるので、それをクリック。

 

 

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 すると今ダウンロードしたファイルがあるはずなので、これをダブルクリック。ファイル名は「iMazing2forWindows.exe」です。

 

 

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 本当はやたらむやみに実行など押してはいけません。ダチョウ倶楽部ではない。兎にも角にも実行をクリック。

 

 

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 このあたりからテキトーに「次へ」を連打していってください。

 

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 「同意する(A)」にチェックを入れ「次へ」をクリック。

 

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 「次へ」をクルック

 

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 「次へ」をクルッポゥ、クルッ、クルッポ、ポッポ、クル、画面が変わっても何も考えずにひたすら「次へ」をクルッポゥです。

 

 

 

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 鳩になった気分で「次へ」を連打していると画面が変わります。しばらくするとストレッチパワーらしき緑のゲージ*5が溜まるので「完了」をクリック。

 

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 完了ボタンを押してしばらくするとこんな画面が出てくるので、このタイミングでお手持ちのiPodを接続。

 

 

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 接続が認識されるまで時間がかかりますが、認識されるとこのような画面になる。私はiPhoneを接続したので、左の枠にはiPhoneの文字が表示されています。曲を取り出すだけなのであればバックアップは不要なので、白い枠の左下に小さくある「後で」をクリック。

 

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 これは端末によって異なりますが、いつも音楽を聴く際に使っているアイコンがあると思うので、それをクリック。今回は真ん中の枠にある「ミュージック」をクリック。

 

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 すると今現在iPod内に入っている曲データが一覧で表示されるので、パソコンに転送したい曲データをクリックで選択して、選択された状態のまま右下の「フォルダにエクスポート」をクリック。

 

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 どこに転送したいか訊かれるので、「選択したフォルダへ」にチェックを入れ、右下の「次へ」をクリック。

 

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 どのフォルダに保存したいかを尋ねられるので、任意のフォルダを選択して「OK」をクリック。デスクトップを選択しておくと探すのに便利。

 

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 無視。「次へ」をクリック。

 

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 これも無視。「後で」をクリック。

 5/19追記:ちなみにこれは無料のトライアルバージョンなので、音楽データに関しては50個までしか転送できません。もしこのソフトを使ってそれ以上の数の音楽データを転送するのであれば、有料バージョンを購入するしかありません。ご了承ください。

 

 

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 しばらくするとファイルが転送されたことを知らせてくれる画面が出るので、先ほど設定したフォルダへデータを探しに行きます。デスクトップならデスクトップ画面にデータが生まれているはず。ちゃんと転送されているかどうか確かめるために、一度はデータを再生するのを強く推奨します。

 

 

 

 

 

結:伝書鳩スマホ、そして警鐘。

 どうでしたか。簡単でしたね。多分これが一番早いと思います。

 しかし最近の鳩というのはずいぶん人馴れしたものですね。僕が羽を広げて奇声を上げながら近寄っても彼らは微動だにしません。なんだコイツみたいな顔してきます。あちら様のほうがよっぽど理性的だと思うようにすらなりました。多分人間があげているエサのせいだと思います。アミノ酸が彼らに理性を与えているに違いありません。僕ですか?僕はふうりさんが推す牝馬リスグラシューのエサになりたいですね。G1優勝してもらえるようにがんばります。

 そもそも落ち着いて考えてみると、鳩は人にメッセージを伝えるために扱われてきたことがありました。帰巣本能を上手に使った伝書鳩システムです。こうした鳩に代わってとてつもない速度で相手にメッセージを送ってくれるのが、スマートフォンを筆頭としたモバイル端末です。鳩だって進化するんですから、このモバイル端末が進化しないはずがない。しかも、とんでもないスピードで。

 テクノロジーの進化は人々に情報格差をもたらしますが、一方でより多くのオタクが簡単に推しを探し出すことのできる世界になったとも言えます。運良くコミュニケーションを取れたりもしちゃうんです。その意味で我々オタクは、今もっともメディアリテラシーを試されている種族のひとつです。だから「本当はふうりさんのエサになりたい」だなんて、左右の手の指をすべてちょうちょ結びしてでもインターネットの海に放り投げてはいけないんです。わかりましたか。いいお勉強になりましたね。

 

 

 

 

 

 Fin.

 

 

 

 

 

 

*1:親父が「これからの時代はWindowsだ!」と高らかに家庭内宣言を行い英才的なキーボードタイピングレッスンによって育った僕は、こうして今立派なオタクになったのだ。

*2:昨今のクラウドサービスを利用していてとても便利だなと思うのは、同期の状況がどちらか一方に依存しないということですね。任意のデータだけを移動したり取り出したりできるってのは、案外すごいことだと僕は思います。ちなみに僕はこのiTunesの同期システムで何度もmp3データを失っています。

*3:iPodUSBメモリと同じようにストレージとして認識させて曲をドラッグ&ドロップで簡単に取り出せるようにできたらよかったのですが、iPod touchなど古いタイプの端末はこれがどうにも仕様としてできないような記載がありました。加えて、できたとしても隠しファイルの設定やリネームされていないむちゃくちゃな表記のデータから任意のオーディオデータをサルベージしないといけないらしいので、今回はフリーソフトを使うことを選択しました。

*4:僕は今日1000件以上ものトロイの木馬と戦いました

*5:そこに溜まってきただろう

マグロよりもドーナツの方がうまい三浦半島

 皆さんはGWをいかがお過ごしでしたでしょうか。私は風邪を引いてしまい、すべての予定が虚無へと帰しました。この記事はゴールデンウィーク中、天井を見続けることに飽きた私が、皆さんに三浦半島とツナ、ではなく美味しいドーナツを皆さんに食べていただきたい一心で紹介する雑記です。封印されていた下書きを掘り起こして投稿したので、コンパクトです。

 

 

 

 

 

 

 

 さて私ちえぴっぴ、GWに入るずっと前に三浦半島におでかけをしました。

 

 

 

 三浦半島に行く手段はいくつかありますが、私がオススメしたいのはコレ。京急電鉄から絶賛発売中の「みさきまぐろきっぷ」。

 

京急線内にある任意の駅ー三崎口間の往復きっぷ

三崎口駅から出発するバスが"乗り降り実質無料"のフリー乗車券

・提携店舗で使える"マグロ実質無料"のお食事券

・提携施設で使える"お土産や入場料が実質無料"のイベント券

 

以上の往復切符と実質無料がギュッと濃縮されて詰まっているのが、この「みさきまぐろきっぷ」です。

 

 

 

 このきっぷは、まぐろを食べて三浦半島の景観をじっくり楽しむことができるので、日帰り旅行者に大変好評なきっぷです。ここで三浦半島の魅力を写真でご紹介しようと思います。

 

 

 

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実質無料のまぐろ定食。お店によってメニューは異なるが、ボリューム感たっぷり。

 

 

 

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実質無料の景観。広大な海と緑に囲まれる幸せを噛み締めます。

 

 

 

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実質無料の海。透明感がありすぎて、母なる地球に感謝しかない。

 

 

 

 

 ところで、この「みさきまぐろきっぷ」のパンフレットに不可解な点が1つあります。イベント券で利用できる店舗の中に、まったく何の脈絡もなく、お魚とは縁程遠い、ドーナツ屋さんが記載されているのです。

 

 

 

 

 

 ツナことマグロを食べに来ているであろう人々に、ドーナツを提案するその度胸、興味深いですね。ツナ、どー?ツナどー?ツナドー……試行することn回目でドーナツになることうけあいです。なんだか宇宙の真理に近づいてきたような気がしてきました。ホーキンス博士も喜んでいることでしょう。

 

 

 

 いやはや、ドーナツなんていつでもどこでも食べれるやん?わざわざ観光地で食べなくとも、と思うかもしれませんが、そんなんマグロだっていつでもどこでも食べようと思えば食べられますからね。回転寿司屋さんとドーナツ屋さんどっちの方が日常的に見ますか?加えて基本この地でマグロ料理を食べようとすると1500円前後しますが、ドーナツはひとつ200円前後だと考えると、圧倒的なコストパフォーマンスの前に我々貧民はひれ伏すしかないのです。市場価値の話はするな。ましてや、天下の京急電鉄様がパンフレットに掲載するだけの相応の理由がこのドーナツにはあるのでしょう。

 

 

 

 

 そう思った私は、休憩がてらちらっと寄ってみようと思って、店内にお邪魔しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結論から言うと、三浦半島はマグロよりもドーナツの方が美味い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのドーナツ屋の名は、「ミサキドーナツ」。食べログの星3.5を獲得している正真正銘モノホンのドーナツ屋です。

http://misakidonuts.com

 

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 お店は住宅街のなかにある飲食店が立ち並ぶエリアにあります。ついでに言うと、パンフレットに書いてある通りの場所にないことが、ここを秘密めいた場所にしています。隠れ家的なお店の中は非常にフォトジェニックさを意識した作りになっていて、この日はフランス語を上手に喋るネコのキャラクターが展示されていました。ジュテームネコ。名前は知りません。

 

 肝心要のドーナツはというと、日替わりでさまざまなフレーバーのドーナツが並んでいました。チョコバナナとか、抹茶小豆とか、ホワイトチョコラズベリーとか。欲しいものはなんでも揃っているかのごとく品揃えでした。オタクである皆さんに向けてわかりやすく説明をすると、ここは宝石箱などではなく、ドーナツ界の秋葉原なのです。

 

 実際にドーナツを口に運んでみると、市販のドーナツのような脂っこさは全く感じず、生地の間には各々のフレーバーに合わせたペースト状のクリームが入っていることもあり、小麦粉のふわふわさとクリームのなめらかさが口当たりの良さを演出してくれます。甘味もほどよく、最後まで飽きずに食べることのできるドーナツでありました。

 

 

 

 

 

 ドーナツは飽きなかったのですが、この記事を書くのに飽きてきてしまいました。兎にも角にも、ここのドーナツは頭がバカになるほど美味い。日常に潤いがない、仕事がうまくいかない、共に過ごすパートナーが欲しい、全ての悩みを救済してくれるのがこのミサキドーナツなのだ。助かりたければミサキドーナツを、食べろ。

 

 

 

 

 

 

おわり

 

 

 

海の外から見えるディアステージ

 先日ディアステージに行った時、海外から来た母娘らしき女性たちから、ディアステージにおけるステージを観た感想をひとつまみほどヒアリングできたので、簡単な形にしてここに残しておきます。ふうりさん生誕祭のお話はどうしたのか、ですか?それはまた別の話。

 僕の英語力については「何を言ってるのかは理解できるけど喋りは無茶苦茶片言」とそんな程度の語学力です。あしからず。外国人とお話しするときの大事なポイントはビビらないことだって教えてくれたのは26代S4だったと思います。まぁノリとお酒の勢いでコミュニケーションは何とかなるっぽいですよ。ハートはすっぽんぽんになって脳みそはフル回転、これが大切。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1, グローバリズムの波に乗るオタク

 訳あってディアステージ有料会員になった僕は、掲示板から出勤情報を確認できるようになってしまい、「ふうりさんおるやんけ」の神聖な10文字でホイホイ秋葉原に来るようになってしまいました。他のオタクに誘われて挨拶に行く用事もあったことにはあったのですが、メインディッシュはふうりさんです。あれから数ヶ月、チョロいオタクになったものですね。当分は搾り取られに行こうと思います。

 

 これは全くの余談ですが、金づるを表現するのに「カモ」という言葉がありますね。ところがどっこい鴨ってのは稀に高級な食材として扱われることがあるんです。例えば北京ダック。鴨野郎、そいつはアヒルだ。ガァガァガァ♡

 

 仕事終わりは、ややもするとこの世の終わりのような感情になりがちなのですが、前日の夜に映画「アメリカンスナイパー」を観た僕のメンタルは文字通り恐れ知らずでした。ちなみに戦争には反対です。みんな仲良くしよう。けど戦争って儲かるんですよ。転売より儲かります。ツイッターランドで炎上商法とか言うじゃないですか?アレです。地球を股にかけた炎上商法が戦争です。

 

 そんなグローバルな視点を身につけていた僕は、ディアステージの入り口で外国から来たであろう母娘に遭遇しました。日本語ですらそのシステムに混乱しかけるというのに、よくこの場所に辿り着いて入ろうと思ったものです。心底リスペクトします。助けに入ろうかとも思いましたが、外国の方々用の案内文書があったようで、それを見てこの場所のシステムについてフムフムと理解できた様子でしたから、僕はそそくさと2階に足を運びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2, ローカルの網に絡め取られるオタク

 2階に辿り着くと、なんと、いや「なんと」などと言う軽い感嘆詞を用いることがおこがましいぐらい驚愕仰天ふうりさんがピンチェキ用のお写真を撮っているではありませんか。現場にいないとわからないと思いますが、消えたくなります。遭遇した刹那「生きててすみません」という陰キャワードを心の中で唱えてしまうんです。流れ星のような儚き命の鼓動を感じている間に「あ、ぴっぴ!」って言われたあかつきには五臓六腑がチューチュートレインを始めるんです。次の健康診断の結果によっては、かかりつけの医者に向かってふうりさんについて説明しなければいけないかもしれません。俺の内臓は推しのEXILEだぞってね。

 

 道を譲っていただいて2階の席に着くと、穂村ゆうかさんがオーダーを取りに来ました。彼女からは「ちえ美」と呼ばれています。ネカマデビューも近いですね。ところでこの穂村さんは初対面から凄い勢いでコミュニケーション・インファイトを仕掛けて来られる御方で、ハンドルネーム*1のギャップを元に無害だと判断されたのか僕をとてもいじってきます。心の童貞へとエンゲージするのに長けている方でした

 

 そんなこんなでコークハイをグビグビ飲んでいると、例のごとくライブがスタートしました。ふうりさんの出番があるようだったので、1階に駆け下りると、先ほど入り口でお会いした外国の母娘が1階でライブを観ていました。お母さんは楽しそうでしたが、オタクたちの縦横無尽か傍若無人かという紙一重の宗教的舞踏に際して娘さんは顔をしかめていました。ライブの描写は今回割愛するため、念のため記しますが、ふうりさんのビブラートは超絶可愛い*2

 

 

 

 

 

 

 

 

3, Q&異文化&A

 ライブを観終えた母娘に、さらっと声をかけようとすると、僕の視線に気づいたお母さんがオタクも恐れ戦くほどの早口でライブの興奮を語ってくれました。要約するとこうです。

 

 

 

 

 「いやー、とっても楽しめてるわ!歌もステージもだけど、何よりさっきまでそこにいた魑魅魍魎たちの動きがとっても興味をそそるわね!あのすばやい動きはどこで覚えてくるわけ!?あんたもできるの!?」*3

 

 

 

 

 

 僕がこのお母さんを信頼できると思った点は、あのオタクたちの動きを"strange"と言わなかったところにあります。なんなら僕からそう聞いてしまいそうになった。じゃあお母さんはどんな言葉を選んでいたかというと"curious"って言ってました。優しい人だったのかもわかりません。ただ間違い無いのは、僕がここに初めて足を運んだときの気持ちと恐らく同じ「沸騰」を感じているだろうということでした。

 

 せっかくなのでいくらかお話をしてみようと試みたら、お母さんから質問攻めにあったので質疑応答を以下のQ&Aにまとめました。娘さんはどういうわけか一言も喋らなかったので、全部お母さんからの質問になります。

 

 

 

 

 

Q, あの奇怪な踊りはどこで覚えるんだい!?

A, ここで覚えてるのが大半だよ。うん、そう、この場所で。

 

Q, マジ?すっごい難しいじゃん?

A, そうなんすよ、覚えるのはめっちゃ難しい。だから最前で踊ってるオタクたちはプロフェッショナルなんだ。

 

Q, アンタも派手に踊れんのかい?

A, 僕は踊れないよ(草)  プロじゃないからね。

 

Q,  覚えるとなると通うしかないやん?週に2~3回ぐらい来てるワケ!?

A, いやいや、僕は月に2回ぐらいのペースできてるね!*4

 

Q, 覚えるってことは、ここでのステージはいつも同じ曲ってわけ?

A, いいや、日々違うね。まぁ同じ曲を歌う時もあるよ。

 

 Q,はぇ〜すっごいわぁ〜何はともあれメチャクレイジーね!ところでみんなは上でディナーを楽しんでんだろ?あたいらは登録してないから入れないってね。残念だよ。

A, そうだね、登録が必要だよ(ディナーはオマケだよ)。

 

 

 

 

 

 

 ……書いていて思ったんですが、このお母さんはディアステージを単なるライブハウスと認識していないだろうかと心配になってきました。あの母娘が帰った後、日本のライブハウスが全部ディアステージのような空間だと豪語されたらちょっと困るような気がしてきた。

 

 このお母さんとの会話から、長い休暇に入ったから日本の秋葉原を訪れてみたらしいことがわかりましたが、どうやってディアステージを知ったのかまでは聞くことができませんでした。個人的にはここが結構謎です。外国人の方が立ち寄っているシーンを結構な頻度で拝見するので、次にディアステージで外国の方を見かけたら積極的にお話をしに行こうと思います。まずは一通りの疑問には答えることができたようで、以後の回答に役立つアイディアを貰えたことはとりあえず良かったです。

 

 ちょっと惜しいことをしたなと思ったのは、「件の登録が無料である」ことを説明しそびれたこと。いっそのこと2階と3階も案内してあげればよかった。シンガーとお話しもできるんだって*5。聞いた話を毎回記事に起こすのも面白いかもしれない。この記事に追記していって、振り返ったときにディアステージという場所がいろんなニュアンスを放つようになったらとても嬉しい。「オタク」的カルチャーが新鮮さを持って受け容れられる瞬間は、なかなか代えがたい。それがクールかどうかはさておきね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4,  ホットなジャパンはどこにあるのか

 "Have a good time!" と挨拶をして、2階に戻るとふうりさんも戻っていました。ライブの前に海外活動の話もしていて丁度タイムリーだと思ったので、外国の人も楽しそうにしていたと報告しておきました。ぴっぴお前喋れるのかという反応をされましたが、オタクなので喋れるということにしておきました。酔っ払ってもいたので結構キモいムーブをしてなかった心配です。もしかすると日本語すらも怪しいかもしれないのに。イキりたくない。

 

 実は昨日、SAMURAI GIRLS FESTIVALなるアイドルイベントに足を運んでいました。Mia REGINAも出演していたので見に行ったのですが、蓋を開けてみると海外の方々向けのイベントだったことがわかりました。非日常的なイベントももちろん魅力的であるでしょうが、実際のところ多くの外国人が観光に訪れているのは日常的に行われている営みの中に湧き出ている文化であるようで、後者の方がホットな視線を浴びているのではないかと僕は考えます。渋谷のスクランブル交差点や、谷中銀座商店街など、人間の文化行動が蓄積され表出している空間は、ワールドワイドに面白いと感じてもらえる、そういう可能性を秘めているんじゃないでしょうか*6

 

 

 

 そんな訳で、もう少しだけ海の外から見えるディアステージを観察しようと思います。目指せミシュラン。などというとディアガの人たちの負担がヤベェことになると思うので、オタクがサポートだ。みんなで英語勉強しよう。僕は最近ビジネス英会話の本を買った。結構役に立ちそう。推しを英語で説明できたらめちゃ格好良いよねそんな風に思った君へ、推しを説明する簡単な英文を用意しておきました*7

 

 

 

I love her.

  

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ハンドルネームの由来については直接聞いてくれたら答えます。

*2:ふうりさんの歌がいいなぁと思う点はビブラートだけに留まりません。音の終わりにかけてのコントロールに結構気を使われているように感じます。これ大事じゃないですか?楽器でもめちゃ難しい。

*3:冗談抜きでこの勢いだった。

*4:大嘘です。

*5:チャージ料はしっかりしっぽり頂いていこう。

*6:ちょうど今テレビ番組で、日本の魅力は「和える」ところにあるという話をなさっている方がいて、ディアステージもまたコンテンツが「和える」場所になりつつあるのではないかと思います。僕はコントロールする立場にないのでひたすらお金だけを落として支援していきますが、運営の方々を注視していきたいと思います。

*7:念の為言っておきますが、海外だとloveって結構日常的にlike的な意味で使われるらしいですよ。ビビらず使っていきましょうね。日本で連発してたら尻軽男になるでしょうけど。